1/18-1/23まで4泊5日の宿泊療養。もう二度と行きたくない。
高齢の父母同居のため宿泊療養としましたが,その疲労感といったら未経験。結論的には二度と宿泊療養もしたくないし,罹患もしたくないです。
まず,歌舞伎町までは送迎タクシーで自宅から片道30分。事前に「ホテルの部屋から食事のとき以外一歩も出られない」と伝えられていましたが,とにかく運動不足と深夜に汗だくになってうなされて,とても「軽症者」という感覚ではなかったです。
着いた瞬間は安堵感があったのに。
初日しか撮影する気合がなかった。
辛いのが食事です。自身,野菜や果物が大好きなのに,「ナマモノ持ち込み不可」「買い出しも当然不可」なのです。
普段,ご飯こんなに食べないよってぐらいに朝からご飯が多い。
バランスがよさそうで偏りマクリ。口内炎ができてしまった。
唯一のビタミン源は昼食時の野菜ジュースのみ。
味噌汁が具なしなので味気ない。味覚障害ではないかと思うほどに。
1/21の夜にはついに駅弁になってしまった。野菜が足りない。
毎日,5:30には起床して,21時頃に就寝していました。スケジュールは非常に単調で次のようになります。
- 朝6:45に,事前登録したスマホで健康管理システムに体温・血中酸素飽和度・脈拍を入力。
- 朝9時過ぎに,常駐看護師から電話で体調問い合わせがあります。ただ,体温だけに拘るあまり,1/18に解熱剤なしを挑戦させられて,深夜に結果37.9℃という発熱で苦しみました。
- 解熱剤服用がとにかく出所判定に影響するらしく,何度も解熱剤を使わないように言われますが,解熱剤なしだとすぐに37℃を超えます。
- 1/20になってようやく体温が36℃台で安定し始めました。
- ただし,副鼻腔炎症状が顕著で,退所したらすぐに耳鼻咽喉科に行かないとダメな状況がずっと続きます。
- 毎日,16時にも健康管理システムに体温・血中酸素飽和度・脈拍を入力します。
- 朝は7:45,昼は12時,夜は18時に食事で,そのたびに気がつけば2Lあまりもの水分補給をしていました。一日6Lぐらい飲んでいた計算です。
- お風呂時間は自由なので,原則19時過ぎに入って,そのまま下着類を洗濯。もちろん,手洗いですよ,手洗い。洗剤は毎日アメニティとして支給されましたが。
- 入所中熟睡できたことはなく,毎晩24時頃に「寝汗ビッショリ」で起きる始末。その代わり,昼寝が必須になってましたが。
- 1/20ぐらいから,足腰のダルサが顕著で気持ち悪いぐらいです。運動不足が招く全身倦怠感でしょうか
- 1/21の夕方に「1/23出所」との連絡あり。あと少しと言い聞かせて頑張ります。
シーツ類を全部はぎとって捨てる。バスマットも捨てるとのこと。
1/23の9:30に出所しますが,歌舞伎町でも端っこなので,場所が微妙で駅が遠いです。仕方なくタクシーでも呼ぼうかと歩いていたら,5分ほどでタクシーがつかまり,3500円で帰宅できました。
- 帰宅後は,すぐに洗濯機を回しつつ,耳鼻咽喉科に行きます。発熱はないので大丈夫。やっと抗生剤服用できる ネブライザーが気持ちいい。
- ビタミン剤を服用し,なんとか1/24からの社会復帰に備えます。
- 入所中,「2類相当から5類へ」という政府方針が発表されていました。たしかに軽症な人も多いでしょうし,僕もそうなのでしょうが,この「宿泊療養」は,必要な人には必要と思います。家の構造上,家族と隔離することはできないため,家族感染したという会社の人たちも居ました。
- おそらく,公費が使われすぎなのが問題なのかと思います。たとえば,5類になっても健康保険での自費負担が1割ないし2割であればずいぶん公費負担が変わるでしょう。
- 今回は,入所前に手続きをひたすらネットで行ったわけですが,スマホやPCが使えないと,そもそもろくな治療を受けられないのも事実。
- 最後に,APAホテル自体は「宿泊先」としてはアリだと思います。使いやすいし,「生活」しなければなんでもないです。むしろ,安くていいでしょうね。
- とにかくまた振り出しに戻ったような体調。幸い,いまのところ椎間板ヘルニアの変な症状はありません。
くれぐれもみなさんご養生ください。