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鳥羽の青峰山にある正福寺というお寺に行きました。
ハイキングコースにもなっているので歩いて行く人も多いお寺なのだそうですが、今回の私はクルマ!
登り口から車一台がやっとの細い山道が続くのですが、山頂付近になって急に開けた場所に出ます。そこが正副寺の駐車場でした。
駐車場から門のある方へ歩いて行くと現れた、あまりの見事な門の姿にビックリ!
登ってくる時は本当に道が細いので、まさかこんな立派な門が山頂にあるとは思いませんでした。
この楼門、普通の仁王門だと思って覗いて見たら
四天門でした!
四天門なんて四国の太山寺以来かな?
メズラシイ!
で、この門のもっとすごいところが彫刻なのです!
お見事です!
江戸後期のものなので国の文化財指定は受けていませんが見ごたえがありました。
イセエビの彫刻があるというのですが、この日は楼門の二層目にミツバチの分蜂があるらしく、蜂がブンブン飛びまくっていて探しきれませんでした。
本堂も門に劣らず立派!
正副寺は海上保安の祈願所とされているので、外陣に掲げられた絵馬や奉納品は、それにまつわるものでした。
本堂から左に伸びる回廊にも船を描いた多くの絵馬
廊下の先には歓喜天・・・
境内の一番高い場所にあったのは大師堂のようです。
弁天様もおられて、それほど広くない境内はご利益のありそうな仏様で一杯!
寺務所の門も写真の通りの立派さなので後にみえる庫裏もなかなかの建物なんだろうと思います。
建物はほぼ江戸後期の新しいものだと思いますが、行基建立の言い伝えのある寺なので、それなりの伝説もあります。
↑こちらは平清盛お手植えと言われる大杉!
もとは夫婦杉だったとのことで、もう一本はどこにあったのか?と探してみると
もう一本の杉と繋がっていたと思われるところがウロになっていて近くに若杉が一本新たに植えられていました。
ちなみに残っているのは女杉なのだそうで・・・
若い男杉は千年も年の離れた女杉の横に植えられて何を思っているのでしょう…
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