昨日は、{美術館「えき」KYOTO}で開催中の「心の手仕事 キルト展」を見に6日まで発売中の「お得切符」で、急遽、「キルターでもある友人」と京都へ行ってきました。
因みに我が家から一番お高い行きかたで、JR京都まで片道1780円です。
京阪を使わないといけませんがこの切符だと一日1850円です。
では今日は散策編で、「知積院」界隈を紹介します。
自宅最寄り駅からこの切符を使う為には「最寄り駅~和歌山市~天下茶屋~北浜~七条」と乗り継いで行ったわけですが、「南海電車」の人身事故の為30分をロスしました
が、「地下鉄と京阪」では待ち時間なしのナイスタイミングで10分を取り戻しました。
さて「キルト展」はJR京都伊勢丹7階です。時間を有効にと七条界隈を散策することにして、「三十三間堂」へと向かいましたが、時間的には「お昼」です。
でも見渡せどランチを楽しむお店も見当たらず、結局その辺の「お蕎麦屋さん」で昼食です。
二人とも「三間堂」は参拝したことがあるので、行ったことがない「知積院」へと向かいました。
東側の道路から七夕飾りをされている「三十三間堂」を覗き撮りです。
三間堂の東側に幾つもの寺社がありました。左は「養源院」淀君が父浅井長政の供養のために建立したとありました。
何方も居られず静寂そのものです。右の写真は何院?何寺?か不明ですが、ちょっと竜宮城に入っていくような感じがしませんか?
「総本山知積院」です。
桔梗が境内の参拝通路の両側に整然と並んで咲いてました。
上と右の白っぽい動物は「象」のようです。なんでだろう??智山派の紋章の「桔梗」が彼方此方の見られます。
知積院(ちしゃくいん)「沿革」には載ってませんでした~でも、開祖「空海上人」が教学を開かれた地「高野山」や「根来山」で学徒の教育をされたとあって、何か「縁」を感じました。
「国宝障壁画」(長谷川等伯一派作)の「楓図 桜図 松に秋草図 松に黄蜀葵図 雪松図 松に立葵図等」はほんとに素晴らしく見ごたえがありました。
金堂脇の名残の紫陽花群(金堂を取り囲むように紫陽花が植えられてました)と、桔梗の向こうは鐘楼堂ですね。
では、「名勝庭園」(利休好みの庭と伝えられています)へ・・・
そして、国宝障壁画の模写襖絵が鮮やかな「大書院」内・・・
ちょっと暗くてすみません
回廊を進むと・・・・
大書院内の襖絵等も見事です。
大書院中庭の「百日紅」だと思うんですが、構造壁も苦肉の策で窪みをつけられてますね。
窪みの位置では太い枝が切り落とされた跡もありました。
老松も回廊の屋根ぎりぎり(ひやひや)で伸びてました。
知積院を後に・・次回はJR京都駅です。