前回の続きで宮沢賢治さんの地元農業への貢献と挫折を・・
ベートーベンに傾倒していて、チェロやオルガンを弾いたりしていたようです。ベートーベンが考えながら歩いている姿をまねしていたようです(この写真は謙治さんの在りし日の姿でよくメディアで出てきますよね)
「セロ弾きのゴーシュ」も、「永訣の朝」も実体験からの物語ですね。「永訣の朝」は愛する妹さん(トシさん)との別れの朝の情景が描かれててドラマでもその場面は涙を誘いました。
「銀河鉄道の夜」を書き始めたのもトシさんの死がきっかけになっているとか・・そして・・
「やませ」という気象現象で稲が被害を受けてしまうのを何とかしないと‥という現実行動への決断をしながら「雨にも負けず・・」という思いを手帳にメモしていくのです(後に詩として教科書に載せられるのですね)
農業の事を勉強しながら「冷害に強い品種」を見出して農家へ推奨したそうです。
「肥料」も研究して「設計書」も作成されてるんですね。
農家の皆さんに「相談所」まで設けて尽力なさったのですね。
考えた「賢治さんの農業」はお金がかかってしまうのですよね。そこで挫折、その後は「結核」になってしまって苦しみの生活となってしまうのです。
「雨にも負けず・・」は自分の願望とか願いを自分に向けて書いた言葉だったようです。
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