前回のキング母子、お母さんは背後から接近する部外者を追い払おうと、クチバシをくり出します。壁際にヒナを置いておけば、守備範囲が狭くなるので有利。ですが、写真右端に黒く写っているキングは大丈夫なのでしょうか?
海遊館のアカウミガメが、やたらワイルドに泳いでいました。よく見ると背中にコバンザメをしょっています。
ぐい~んと壁に向かって突進!
ひらりとターンしたり、普段見られない動きをします。背中の荷物を振り落とそうとしていたのかも。
コバンザメは頭に吸盤があって、それで何かにくっつきます。写真の左寄りに、小さめのコバンザメが壁についているのが見えます。くっつかれたカメにはいい迷惑。
旭山動物園、ペンギンプールの小島頂上に立つ、威厳に満ちたお顔の白ほっぺなペンギン、何ペンギン?
次の年にはこんな感じになってます。モデルは越前松島水族館のフンボルト。
フンボルトペンギンの場合、ヒナのもふもふ幼綿羽が抜け落ちると、白いほっぺに胸一本線なしの亜成鳥になります。若鳥とか幼鳥とか言われたりもします。あかちゃんじゃないけどオトナでもない、コドモです。ほっぺはだんだんと黒っぽく変化していきますが、次の換羽シーズンには一気にオトナ柄に着替えます。
こちらが、前回ジェンツーにいたずらしていたキングのヒナでございます。ワルの標本みたいな顔で写ってしまいました。ほんとうはごく普通のかわいいヒナなんですけど。
海遊館のキングヒナちゃん、ジェンツー陣営に遠征。ジェンツーの長い尾羽が気になります。
クチバシではむっとしてみます。「え、なに?」ジェンツーはちょっと振り向きますが、
あまり気にしてないようでした。
雪の旭山動物園、2005年の写真です。私の旭山経験で、これまでにいちばん雪がひどく降っていたのがこの時です。もちろんキングはへっちゃらで、雪をかぶってお昼寝していました。
「ニルス卿、こちらでございます」と飼育員さんに促されているのは、ほんとうにナイト(knight)の爵位を持つキングペンギン、サー・ニルスです。フルネームはニルス・オーラフ(ただし三代目?の個体)。縁あってノルウェー国王から授けられたナイト爵、ノルウェー軍の名誉階級にもついているそうです。
エディンバラ動物園のペンギンパレードはあっという間に通り過ぎます。場所も広くはないので、写真撮るのはたいへん。ところで、飼育員さんのファッション。冬っぽいですが、これは何年も前の5月の写真です。
これもずいぶん前の写真です。エディンバラ動物園のペンギンパレードにお出ましになるキングとジェンツーたち。キングはちゃんと1列でゲートを通過しようとしていますが、先に飛び出した1羽は当時亜成鳥だったレインボー君です。あかちゃんではないけど御子様なので、元気と好奇心が特大みたいです。