「もおちょっとや。」
ぐ~んと首を伸ばし始めたジュニア。
これ以上は近寄れません。飼育員さんが立っているのはちょっと出っ張った水際なので、ホッケの真下は水面なのです。
早くしないと飼育員さんは奥に引き上げてしまいます。あせるジュニア。
するとその時。
「ホッケを狙っているペンギンがいるので、このへんで」と、通路のガイド係の声。
そうです。飼育員さんは気づいていなくても、通路から見られているのでした。
ホッケは引き上げられ、観客には笑われ・・・。ジュニア、残念でした。
でも気にする様子はなく、「へへ~ん」と壁際に戻って行きました。
続きのサカナをゲットするためです。
ちゃんともらえることはわかっていて、でもちょっとイタズラしてみたい。そんなヤンチャぶりが、なんともカワイイ。
なお、ジュニアの顔がぼやけているのは、ぼかしをかけたのではなくて、ガラスの水滴です。よけられませんでした。
給餌タイムには人が集まるので、前列はしゃがむことになります。しゃがんだら、足が痛くても場所が悪くても、立てない動けない。そんな目に遭うことも。ご注意ください。