こちらは姫路市立水族館。
市立で動物園と水族館を持っているとは豪勢ですね、姫路市。
写真ですが、ペンギン、見えますか~?
フンボルトです。中央の島の左寄りにいます。この島はペンギンの領地。
プールは、向かって右半分が錦鯉の領分でペンギンは進入禁止。
泳いでいる鯉は、全長で言うとペンギンより大きいかも。
プールの周囲だけでなく、2階の回廊からも眺められるデザイン、ユニークです。
こちらは姫路市立水族館。
市立で動物園と水族館を持っているとは豪勢ですね、姫路市。
写真ですが、ペンギン、見えますか~?
フンボルトです。中央の島の左寄りにいます。この島はペンギンの領地。
プールは、向かって右半分が錦鯉の領分でペンギンは進入禁止。
泳いでいる鯉は、全長で言うとペンギンより大きいかも。
プールの周囲だけでなく、2階の回廊からも眺められるデザイン、ユニークです。
ペンギンアパート。
巣穴の前に、箱が設置されています。箱の穴は、コンクリート造りの巣穴入り口に対して直角にあいています。
小さな入り口で、かつ外からは見通せない構造です。中のペンギンに安心感を与えるためでしょうか。
5号室のエントランス箱がないのは、住人が腹立ちまぎれにブチ壊しでもしたのでしょうか?
そういえば、昔見たときは、このエントランス箱はありませんでした、ような気がします。
そして、この写真の両端には、防鳥ネットがぼんやりと黒く写っています。これも以前はなかったものです。
上部も周囲も、すっぽりとネットで覆ってあります。鳥インフルを運ぶ恐れのある野鳥対策は、重要ですね。
確認できたペンギンの数は8羽。
この若鳥2羽、前回写真の5羽、そして巣箱に1羽です。
あと少なくとも2羽は、巣箱の奥深くに隠れていたのでしょう。
せっかくの日向ぼっこ日和なのに。
前回の印象では、プールの向こう側にいるペンギンまで、とても遠かったのですが。
今回あらためて見てみてオドロキ。大した距離ではありません。
記憶とのあまりの差に、引っ越した?と思ったくらいです。
でも、同じプール。記憶はアテになりません。
前回訪問のペンギン写真は2枚で、飼育場全体の様子もよくわかりません。
その代わり、わりとまんべんなく他の動物の写真が撮ってありました。
内訳は、フラミンゴ1、ヌートリア1、ホッキョクグマ1、ラクダ1、キリン1、タンチョウ2。
やっぱり、ペンギンマニアではなくて、一般的入園者のしわざですね。
今回から、11月の姫路市立動物園です。
のんびりと日向ぼっこするマゼランの皆の衆。
名札は10羽分ありました。亜成鳥が2羽いましたが、名札の数に含まれるかどうかは不明。
初めて訪問した前回から、10年近く経っているのではないかと思います。
飼育場は少し様子が変わりました。ペンギンも個体が入れ替わっているかもしれません。
ですが、変わったのはこちら。
前回は、ちょっと見ていてペンギンに動きがないので引き上げちゃいました。写真は、なんと2枚!
ペンギン初心者・・・にも至らない、ただの見物人ですね。
今回は、まったりとするペンギン様を伏し拝み、ノビをしたアクビをしたと逐一写真を撮り、入念に数を数え、柵の前をうろうろと・・・。
あと一歩でカンペキなる不審者ですな。
監視カメラなど設置されていたとしたら、「連れ去るかもしれん。しっかり見とかんと」と、モニター係に緊張を強いたかも?
海遊館冬の名物ペンパレに先立ち、イルミネーションの点灯式。
今年はキングがスイッチを押します。
この日は本番初日。長い専用通路を駆け抜けて、この囲いのマット下に仕込まれたスイッチを踏むと、巨大イルミネーションが輝き始めました。
「どや、ええ仕事したやろワシら。」 いつも得意げなキングの仕草が、そう言っているように見えます。
中央の個体が、私の注目個体「コミミ姫」に似ています。(小さなイヤーパッチと細い黒ライン)
この3羽は展示水槽外の気温に慣れるため、仲間とは別にバックヤードで過ごしているそうです。
イワトビの時もそうでしたが、ペンギンは団体でお役目を務めることになっているようですね。
キングペンギンによるイルミ点灯は、土日祝の夕方5時です。大変な人だかりになりますので、早めに場所取りを。
なお、暗いところでぎゅうぎゅう詰めになりますから、諸事ご注意なさいますよう。
非常に見づらくて申し訳ありません。不鮮明な上に映り込みがやたらに多いです。
キングが3羽、重なっています。こうなった過程は以下の通り。
隅っこで腹這いになってしまった若様の背中に、ジュニアが乗っかりました。
なんかヘンだと気がついた若様が、ジュニアを振り落としました。(この2段階は写真ナシ)
ガラスに胸を押し当てて、よっこらしょと立ち上がろうとした若様。
そこへやってきた別の若オス。「ワシも混ぜて~な~」と、若様に抱きつき(!)ました。
すなわち、若様の首に自分の首をきゅうっとからませたのです。ジュニアも負けずに首を伸ばします。
2羽分の体重をかけられた若様。それでも負けずに立ち上がるところが、この場面です。
写真にはそれぞれの頭の位置を示してありますが、左上を向いているクチバシが若様。
こちらに背中を向けているのが後から来た若オスで、若様の顔の向こう側に首を回しています。
このあたりにいた観客の中には、「ケンカか?」と心配顔の人も。
このあと、やっと立ち上がった若様が「おまえら何すんねん!!」と2羽をどつき倒していたところ、写真が撮れなくて残念。
ケンカというよりも、若者のおバカ活動だと思います。
若様と同期のコミミ姫は、夏前には御産卵なされた様子でした。抱卵姿勢のオスに寄り添っていたのがどうもコミミ姫のようだったのです。
残念賞だったのではないかと思いますけど。
女子は男子よりも早くオトナになる。きっとキングペンギンもそうなのでしょう。
もしも~し!どうなっちゃったんですか~?
ジュニアに押されて、若様がずるずると滑り落ちるようにして腹這いに。
なんだか興奮気味の若様。尾っぽがすごい勢いです。
さてこの後。皆様の予測されるであろうとおり、ジュニアは若様の背中に乗っかってしまいました。(写真がうまく撮れなくて残念。)
目の前でこういう姿勢をとられたら、反射的にそういう行動に出てしまうらしいです。
20世紀初めのスコット南極探検隊の一研究者は「アデリーペンギンの異常な性行動」をイラスト付で記録したものの、公式発表からは削除されたそうです。
仲間の死体を相手に交尾行動をする、ということに強いショックを受けたのだそうですが。
いろんな面で、100年前の限界ということでしょう。
真相は。ペンギンは生きている個体と死んでいる個体との区別がつかなくて、腹ばいの姿勢に反応しただけだったのです。
昨年6月のBBC記事には、この報告書が100年ぶりに公にされたと出ていました。
ジュニアの場合も、自分の前にいる若様がご覧のような体勢になったので、反射的に・・・。ということでしょう。
でもそれだけで終わらないのが、やんちゃ盛りの若衆キングたち。まだつづく。
「あ、なんやろこれ?」
壁とガラスにはさまれた隅っこが気になった若様。
ぐ~っと首を伸ばして前傾姿勢に。
「え~、何なん~?」
後ろからのぞき込もうとした(?)ジュニア。
ぎゅ~っと、のしかかってしまいました。
もう今月じゃないですが、続きなので「今月号」~~。