ペンギン音頭

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ペンギンな光景(キングのブツ受け渡し)

2015-10-14 08:49:41 | ペンギン



「おいっ、はやくしろ。周りが気づいた。」 「よ、よっしゃ。」

旭山のキング、ハラの下に隠してあったブツの受け渡し現場です。大切なブツとは、大きなタマゴ。




「このへんで、どやろ。」 「おぅ、ちょうど真ん中やな。」

ハラの前で足の間にタマゴをすえてから、クチバシでタマゴを押さえておいて両足を寄せつつハラの皮をかぶせる。ポジションさえ決まれば、素早くタマゴを隠せます。

キングペンギンは子育て欲が旺盛過ぎることもあるので、そんな個体がタマゴを強奪に来ることがあり、その時の騒ぎでタマゴが割れたりする恐れが。

なので、人間が本物タマゴを隠しておいて(孵卵器に入れる)、ペンギンにはニセモノを与えておく方法もあります。旭山ではどうしているのでしょうか。それにしても、このタマゴペアは2羽ともオスのようですが。預かりモノ?


ペンギンな光景(キング団体)

2015-10-13 09:00:14 | ペンギン



「ワレワレわ~、断固として~、散歩を完遂するぞ~!」 「おお~っ!」




「初志貫徹!」 「散歩続行!」 「一致団結!」

旭山のペンギン散歩、途中の休憩ポイントでやる気をさらに盛り上げたあと、意気揚々と後半パートを進む王様方でした。


ペンギンのあかちゃん(キング)

2015-10-11 16:34:19 | ペンギン



うに~っと、眠たそうなお顔。長崎ペンギン水族館のニコ君、幼き頃の1枚。体は小さくても、足はお母さんと同じくらいの大きさ。




こちらは同期ハートくんの赤ちゃん姿。ニコ君より半月先輩です。

一緒にいるのは、両親ではありません。親がお出かけしているスキに、よそのおじさんおばさんが可愛がりにきます。ハートくん、微妙に避けている感じ。




「よしよしかわい~な~。」 頭なでたりなんかしてますが。

親が戻ってきたら、こっぴどく追い払われます。それでも、たいていの場合は「なんやの、ちょっとくらいええやない」と反撃します。キングペンギンはヒナが大好き!な個体が多いです。


気になっているペンギン(ジェンツー)

2015-10-08 09:00:36 | ペンギン



「もうちょっとやねんけど・・・。」 旭山のジェンツー嬢、誰かが先に付けたカジリ痕に、惜しいところでとどきません。

モノは冬季限定トボガンひろばのスロープ部材に貼り付けられた粘着テープ。両面テープに見えますが、クチバシにペタペタがくっつきませんかね?


若ケープペンギンの器用な泳ぎ

2015-10-07 07:13:50 | ペンギン



水面からほぼ垂直に身体を立てて泳ぐ、ケープの若鳥。アドベンチャーワールド白浜の噴水プールに出張営業しています。




今度は背泳ぎ! 暴れまくりで大サービス。この若鳥、人間でいえば中2くらいなのかも。


ペンギンのビフォアー(イワトビひなちゃん)

2015-10-06 08:50:18 | ペンギン



皆様ご覧くださいませ、こちらがあのツンツンイワトビのヒナでございます。アドベンチャーワールド。

頭の形が、親が頭の羽を立てたのと同じようになっていて、楽しいですね~。

ヒナがベビーベッド代わりの水槽に入っていて、それが窓ガラスの向こうに置いてあるので、写真がかなり苦しいです。




ほんわり綿羽にドリーミーな表情が愛らしいヒナちゃん。でもよく見ると、フリッパーのフチや目の周りはもう羽が抜け替わり始めています。

人の手で育っているヒナは、ぬいぐるみのようにキレイ。食べこぼしやフンは人が掃除します。ヒナちゃん、食後にはお口の周りを拭いてもらっていました。


ペンギンのビフォアー・アフター(オトナとコドモ編)

2015-10-05 08:47:12 | ペンギン



「大丈夫か?ひとりで降りられるか?」 子供を心配そうに見守る親イワトビ。アドベンチャーワールドの海獣館、イワトビプールです。

さて、この3羽、ステータスがそれぞれ違いますが、ピンと来た御方の魂はペンギン形をしているに相違ありません。




まずこちらは亜成鳥。最初の写真で右手にいた個体です。


ヒナのほわほわ幼綿羽が抜け落ちると、この姿になります。オトナと同じ『泳げる羽』ですが、かっこよく垂れる飾り羽はなくて、トレードマークの黄色マユも、まだはっきりしません。





次に、岩の上に乗っかっていたもさもさペンギン。亜成鳥から成鳥に変身中です。『ヒナから』ではありません。




そしてこちらの皆さんが成鳥、オトナのイワトビです。詳しくいうとキタイワトビペンギン。

成鳥になっても1年目にはまだ飾り羽が控え目なので、若衆であることは一目瞭然。立派な冠羽はオトナの印です。


ペンギンのビフォアー・アフター(サボテンプール編)

2015-10-04 08:55:50 | ペンギン



「へえ~、かなわんわ~。」  暑そうな換羽中フンボルト。フンボルト属の換羽は、夏に行われるのが一般的。

さすがにこんな換羽絶頂期には、プールに入ろうとはしません。

越前松島の旧ぺんぎんランド、サボテンプールです。




「暑いわ~。」 サボテンの影に入る、頭だけ旧羽の残る『獅子舞』スタイルのフンボルト。

もうそろそろ泳いだってヘイキな頃ですが、きっちりと自粛中。

 




こちらは、仲間につられて身を乗り出したらプールに落っこちる!瞬間。(右)

 




換羽を済ませた個体は、もちろん澄まし顔です。すずしげ。


ペンギンのビフォアー・アフター(イワトビ姉妹編)

2015-10-03 09:01:54 | ペンギン



「もへもへですわ~。」 越前松島のイワトビ家長女シロちゃん。全力換羽中。




同じく次女オレンジちゃん。一足先に換羽を済ませて、美少女ぶりを爆発させております。イワトビのシッポがこんなに長いって、ご存じでしたか?



「おねえちゃん、さっさと換羽しいや。」
「せやから今やってんねん! 言わなんといて!」
「ケンカはやめなさい!」

専用巣台では、老夫婦がそろって換羽中。高齢でクチバシが肥大化した老イワトビですが、羽が浮いて膨らんでいるので、クチバシが小さく見えます。


ペンギンのビフォアー・アフター

2015-10-02 08:52:01 | ペンギン



毎度おなじみ、フンボルト換羽突入の姿でございます。年に1度の限定バージョン。

中から新しい羽が伸びてきて、古い羽を押し上げます。なので身体が膨らんで見える。

この状態では、野生だと水に入れないので餌がとれず、絶食。それに備えて、換羽前には食いだめで太りますから、さらに膨らみ効果が出ます。

飼育環境では換羽中も食事が出て、ありがたくいただく個体もいますが、食べたくないので辞退する個体も。

もちろん古い羽は、ぼそぼそ。全体的に「なんだか」な姿ですが。決して病気でも超高齢で調子悪いわけでもありません。




2~3週間もすれば、ご覧の通り。ピカピカのアフター換羽的フンボルトでございます。

お顔のピンク部分が白っぽく見えるのがこの頃の特徴。

浮いていた旧羽がないのでスリムに見えますが、実際にやせているのも確か。なので、もりもり食べます。

モデルは仙台うみの杜水族館のフンボルトでした。