Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

久しぶりの寒いランニング

2013-01-15 | 生活
パン屋が開いているものと思って走りに出かけた。準備期間がいるので水曜日からだった。仕方ないのでそのまま走ったが、とても寒かった。走り出すと指先が凍えてきた。外気温は摂氏零下三度であったが、まだ初っ端なので、水たまりの水溜りの氷も薄氷で中は水が溜まっていた。山の上でも氷結するのは今日以降であろう。週末のアイスクライミングは今後の冷え方に掛かっている。

仕事をするにも流石に暖房を切ってある部屋では不可能になってきた。秋に比べると体も慣れていて、それほど寒さを感じないのであるが、流石に本格的な冷気が訪れると寒い。

久しぶりに走ったのだが、軽く流して、往路の緩い下りは八分もかかっているのに、復路の軽い登りは九分しか掛かっていなかった。登りが明らかにスピードアップしていて、つま先走りは少し登っているぐらいの方が走りやすい。うっすらと汗を掻く位になったが、走り慣れしてきているのを感じる。

より走りやすいトレールランニングシューズに変えると間違いなくスピードアップしそうだ。春までぐらいには新しいものを買いたい。久しぶりに走るとやはり体に代謝を託すようで、体に固さが取れて、痛めた腕などにも良い感じがする。何よりも冷気の中を一っ走りすると新たな精気が感じられてとても良い。

先週七面鳥のカレーに合わせて、フランスのスーパーで購入したピノノワールを開けた。2009年物で、ボーヌにあるパトリアッシュというネゴシアンのACものである。価格は忘れたが、八ユーロほどで、丁度ゼーガー醸造所のシュペートブルグンダーと同価格帯であった。結論からすると、ピノノワールに求められる土壌性などはハイデルベルク産のものとは比較できないほど薄く、大量生産品であることを明らかにしていた。おそらく、地元で小さな醸造所で直接購入しない限り、この程度のピノノワールの普及品では、ドイツの少量生産のピノノワールをは勝負にならないことは明らかだ。それでも黒いチェリー風の味筋は、恐らく培養した酵母で醸造しているのだろう、なんとなくフランスの専売特許を感じさせた。質は悪くなかったので、誰にでも楽しめる日常消費ワインであることは間違いない。2009年産ならばドイツのシュペートブルグンダーで十二分に対抗できる。それは、私が調達したクリストマン醸造所のオェールベルクを貰ったブルゴーニュ通の弁護士が2009年産のドイツ物にいたく感動していたようで、可成りブルゴーニュを飲みつけている人だと分かった。価格対質を考えれば、全く驚くには至らない。



参照:
若い男性と付き合うと 2012-12-29 | アウトドーア・環境
クリスマス準備徐々に開始 2012-11-27 | 暦
コメント (4)
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