足腰に堪えている。運動時の外気温にも依るのだろう。腰の裏側のみならず、鼠蹊部から太腿内側が筋肉痛である。上体は使っているのにも拘わらずそれほどの疲れは無い。強いて言えば通常は肩に来るのだが今回は肘周辺に来ている。つまり捩じりの動作が多かったのだろう。掌幅の割れ目登攀は基本的には割れ目内に手掛かりを求めるものだから、どうしても腕には捩じりが入る、そして下半身は上体の左右に振るために右へ左へと足場を求めて下半身を突っ張るためにどうしても膝上の捩じりと突っ張りが必要になるのだ。ここまで根詰めて登り、走り込みをしているにも拘らず、流石に続けることが出来ないほどの疲労の沈着は無かったが、こうして疲れるのがとても不思議なのである。それどころか腹筋や上腕にも筋肉痛を感じるようになったので、前日水曜日にボルダリング視察で試したそれが堪えていることも分かってきた。
そこでパン屋日曜閉店の冬シーズン始まりに因んで、近所の山道を走った。バムビには会えなかったが、身体慣らしの心算で、通過地点で1200歩、10分は明らかに歩数が少ない。前回走ったのは通過地点まででシャモニ帰りで高度に順応している時だ。そこで、1390歩、8分であった。急坂であるから歩数は減るようだ。更に緑のベンチまでは、2349歩、15分であった。そこから頂上まで行く元気は無かった。降りて、4193歩、28分で車に戻ってくると、雨が降り出した。先ずは今シーズンの基準となるだろうか。お蔭で体の凝りが取れた。
2010年早開けワインは、今回はバッサーマン・ヨルダン醸造所のイエズイーテンガルテンである。通常はクリスマスに残しておくようなものであるが、先のクリストマンのイーディックの件もあり早く飲み干してしまう方が得策と感じた。BJのグローセスゲヴェックスの最大の問題点は綺麗に熟成しないことに尽きる。木樽を使わないといけないと言いながらその割合はほとんど増えていないに違いない、そして天然酵母の自然発酵を断念した醸造技術の欠陥が、グローセスゲヴェックスに期待される瓶熟成を不可能にしている。同じような傾向は、ロベルト・ヴァイル醸造所の木樽比率が低かったので、グレーフェンベルクにも明白に見られる。
イエズーテンガルテンで十分に力もあるのだが、その酸と糖の溶け合いが今一つで、ややもすると残糖感が出やすい方に向かう。最大の魅力は、イーディックの苦味とは異なり果実風の後味である。それは、醸造法の相違でもあり、培養酵母と天然酵母の違いでもあるだろう。イエズイーテンガルテンの方が万人に受け入れられるが、必ずしもイーディックよりも質が高いとは言えない理由がここにある。正直一本を空けるうちに飽きが来るようなグランクリュなど意味があるのだろうか?
さて体の疲れを癒してくれるワインはあるだろうか?ここらでフリュ―リングㇲプレッツヘンの登場か、それとも我慢してオェコノミラートの最後の一本に手を出すか?無くなると寂しくなる一本だけに考えものなのだ。もう六本余計に買っておくべきだったか。
参照:
ガブリエリ・ルッペに学ぶ 2013-07-23 | 文化一般
酸分解における貴腐とは 2012-07-24 | ワイン
教えたがり面倒くさがり 2012-02-21 | 生活
そこでパン屋日曜閉店の冬シーズン始まりに因んで、近所の山道を走った。バムビには会えなかったが、身体慣らしの心算で、通過地点で1200歩、10分は明らかに歩数が少ない。前回走ったのは通過地点まででシャモニ帰りで高度に順応している時だ。そこで、1390歩、8分であった。急坂であるから歩数は減るようだ。更に緑のベンチまでは、2349歩、15分であった。そこから頂上まで行く元気は無かった。降りて、4193歩、28分で車に戻ってくると、雨が降り出した。先ずは今シーズンの基準となるだろうか。お蔭で体の凝りが取れた。
2010年早開けワインは、今回はバッサーマン・ヨルダン醸造所のイエズイーテンガルテンである。通常はクリスマスに残しておくようなものであるが、先のクリストマンのイーディックの件もあり早く飲み干してしまう方が得策と感じた。BJのグローセスゲヴェックスの最大の問題点は綺麗に熟成しないことに尽きる。木樽を使わないといけないと言いながらその割合はほとんど増えていないに違いない、そして天然酵母の自然発酵を断念した醸造技術の欠陥が、グローセスゲヴェックスに期待される瓶熟成を不可能にしている。同じような傾向は、ロベルト・ヴァイル醸造所の木樽比率が低かったので、グレーフェンベルクにも明白に見られる。
イエズーテンガルテンで十分に力もあるのだが、その酸と糖の溶け合いが今一つで、ややもすると残糖感が出やすい方に向かう。最大の魅力は、イーディックの苦味とは異なり果実風の後味である。それは、醸造法の相違でもあり、培養酵母と天然酵母の違いでもあるだろう。イエズイーテンガルテンの方が万人に受け入れられるが、必ずしもイーディックよりも質が高いとは言えない理由がここにある。正直一本を空けるうちに飽きが来るようなグランクリュなど意味があるのだろうか?
さて体の疲れを癒してくれるワインはあるだろうか?ここらでフリュ―リングㇲプレッツヘンの登場か、それとも我慢してオェコノミラートの最後の一本に手を出すか?無くなると寂しくなる一本だけに考えものなのだ。もう六本余計に買っておくべきだったか。
参照:
ガブリエリ・ルッペに学ぶ 2013-07-23 | 文化一般
酸分解における貴腐とは 2012-07-24 | ワイン
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