Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

オーヴァーヒートさせない

2015-03-07 | アウトドーア・環境
今年最初のボルダーは全然駄目だった。途中で力が尽きた。使い慣れていない筋肉と、冷たい風が堪えた。十分に晴れていたので前夜の雨は殆ど乾いていた。それでも冬は雪の滴が垂れていたところからの水滴が顔を打って戦意を喪失させた。体の動きは悪くないように思えたが、もう一つ慣れが無くなっている。それに靴の先がすり減って駄目になっているので、気力を無くした。新しい靴の購入を考えている。ボールダー専用靴である。

翌日の朝走る時間も無く、寒さが押し留めた。日差しの割には一日中肌寒くて、頭が痛くなりそうな夕方、走りに出かけた。金曜日のパンを購入してから、密かに狙ったが、月曜日の山登りのようにもう一つ意気が上がらなかった。それでも踏ん切りをつけて走り出す。テムポもピッチも悪くない。早めに息を整えて走り続けると、なかなか順調なペースで走れることが分かった。これならば20分からそれほど遅くなることはないだろうと見当がついた。

最近の特徴として、以前は走り出しに感じた足などの不調は全くなくなり、走り出しに考えるのはそのテムポで最後まで走れるかどうかの心配なのだが、それが徐々になくなってきている。それは同じコースを走り慣れたからだけではなくて、高度差千メートルならばこれぐらいとかの計算が出来るようになったからで、走ってもある程度のテムポ配分が出来るようになってきたのだ。つまり域使いなどで、無酸素運動になって足が動かなくなるようなことは無くなり、あり得るのはオーバーヒートだけで、これは確りと管理すればどのような斜面でも避けることが出来るのだ。少なくとも月曜日の山登りコースの急坂程度ならば配分が出来る。

そこで、結構飛ばして吹かすこともそれ程押されないでもよくなった。問題は最初から最後まであまりテムポを動かさないことである。そのテムポ感と、それほどピッチを調整することも無く、中間部までやってきた。一番辛く感じたのはそこで、そのあとは峠を目指して逆算する形でテムポを保った。そして殆どテムポを下げることなくゴールまじかとなったので、最後の吹かしをした。万歩計を見ると18分3009歩である。前回一月に19分3075歩、その前が九月の19分3099歩なので、完全に我が最高記録である。歩数からするとタイムも一分近く短くなっているかもしれない。長いパンツで、フリースを羽織った形での記録達成となった。

なるほど峠を下りだす時は少しは苦しかったが、直に息は落ち着いた。降りてきて、33分5220歩もそれほど悪くはない。但し足元の疲れは若干あった。月曜日に続いての走りであるから、それは仕方がないだろう。連日のように可成りの標高差を熟すことはスキーツアーである程度自信も付いたので、その点でもあまり不安は無くなった。車の中で心拍数を計ると108であった。下りの間に息が整っているのだろうが、以前からするとこれも大分落ち着いた値になってきている。

この春でどれぐらいの筋力を付けることが出来るか。怪我をしない範囲で試してみる価値はありそうだ。前日から昼食に掛けて炭水化物を多めにとっていたので、体重は71KGにしか落ちていなかったが、懸案の食欲はこれでまた出てきた。少ないタンパク質に対して炭水化物の摂りすぎかもしれないが、現在結果が出ていることを考えればもう少しこのような按配で進めてみよう。本格的に筋力を付けることになるとまたタンパク質主体の食事になるのであるから。  



参照:
ずぶ濡れで五合目の感じ 2015-03-03 | アウトドーア・環境
情報量の微分係数への思い 2015-01-05 | 生活
胸がパクパクする運動 2014-11-24 | アウトドーア・環境
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