Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

26CMで解決へのもう一歩

2015-03-15 | アウトドーア・環境
頂上まで、久しぶりに日曜日に、駆け上がった。35分5441歩なので、朝一番の記録としては悪くはない。曇天で正直あまり気乗りがしなかったのだが、金曜日の疲れのようなものが残っており、気持ちの良い週明けのためには運動が必要と思い重い腰を上げた。必ずしも記録への意欲なども無く、前回が比較的早かったのでどうしてもプレッシャーが掛かるのである。だから完走を目的に軽く流すつもりで走り出すと、ハイカーを抜くころになるとどうしても欲が出てくるのだ。悪くても35分は達成できる感じだからだ。前回とは違って足元は悪くはなかったが、同じ身なりでも陽が射さなく、湿り気がある空気で指が冷たい。若干様子が違ったのは、鼻での吸気がスムーズなって、ここ暫く困っていた鼻の抜けが良くなったことだろうか。それでも不思議なことに15分を過ぎる辺りで足に若干の疲れを感じた。こうしたことも久しぶりである。兎に角、頂上について急いで降りて来ると、登ってくる登山者が一挙に増えていた。

降りてきて、61分9478歩は前回とほとんど変わりなかったが、下りを飛ばした感じが若干数字に反映されていた。朝一と前回の悪天とが丁度相殺される感じだった。但し下りでの足の出方と腰の回転などがかなり良い感じで、下りに関して靴が新しくなって底が新品であればもう少し飛ばせる感じがした。帰って体重を量ると70.1KGでもう100グラム以上減量できれば、念願の60KG台へと復帰できることになる。今週の運動量と食事量などを考えれば、順調な減量であった。

就寝前に寝室で新しい靴「ソリューション」を履いてみた。今回は初めてあまり伸びていない下履き靴下を履いての試着である。前回に比べて、室内試着としては、また少し履きやすくなっていた。爪先の足の指を曲げて入れるボックスの部分に更に突っ込めるようになり、ラバーが伸びて密着するような感覚が得られた。踵は特に左足でまだ当たりの感じがあるが、室内で爪先に力を入れたり横向きの荷重をしたりと明らかに出来ることが増えてきている。

ネットを見ると二週間ほどの足合わせの期間が述べられているが、週明けには天気が良くなりそうなので、二回ぐらいは試せるだろうか。もう一週間でもう一息荷重できる可能性が増えれば本格的に使いだせるだろう。参考のために、他の靴の履き慣らしとサイズについて回想しておく。同じラ・スポルティーヴァ社の「刀」は、41EUを二つ購入していて、これは最初から痛みがほとんどなかったので、長いアルプスのルートの使用を考えていた。その後のスカルパ社の「ヴェローツェ」の41EUを室内壁用にまた24ピッチ登るために二足購入した。これは「刀」に比べると最初は爪先横が当たったが比較的楽な靴だった。それでも41ピッチの長さのルートを登った時には指先が陽に照らされて熱をもって、そして小指の上あたりが破れた。要するにツアースキー靴でも同じだが我が足の長さは26CMなのだ。

その次に購入したのは5.10社の「アナサジ・ヴェルデ」で紐締めだった。これは爪先が細く、踵から抑え込むように爪先を先端に入れていく。足の胴辺りが狭いのであまり足に合わないが、UK7つまり41EUを使っても最初から爪先が少々痛む程度だった。但し爪先があまり守られていないので岩に当たると痛いのだ。そして長く履いているとそこがやはり熱を持った。個人的には、後ろから爪先へと張力を掛ける感じの荷重なので、左右へのバランスも悪く、更に荷重方向もあまり多様性ではない感じが強かった。それは摩擦登攀においても同じなので綺麗な足場に足を置かないと安心ならなかった。

その後に購入したイヴォルヴ社の「ポンタスII」もUK7を二足選択した。これも最初は爪先を中心に先端のラバーに押さえつけられる感じがするが、痛みを感じるのは最初だけで履いているうちにあまり感じないようになる。踵も抑えられた印象がある。もう一足新品が残っているのでいづれ試してみよう。底を張り替えるようになると可成りボカボカになって、幾らでも長いルートを登ることが可能だ。

昨年購入したのが同じイヴォルヴ社の「シャマーン」で、これは大きめのUK8を購入した。確かUK7ぐらいまでは足が入ったが、指を曲げなければ入らなかったので敢えて大き目のを購入したのであった。オヴァ―ハング用に選択した靴であったが、ボールダーにも問題なく使えた。勿論とても快適で、「刀」よりも快適だったかもしれない。

ネットには、街履きの2.5EUサイズ小さいのが「ソリューション」の適切なサイズだとあるが、なるほど街履きには41EUを使っているが、トレイルランニングシューズはマムートの42EUを使っている。それの41EUも試したが足指の先端が当たるので止めたのだ。長い距離を歩く場合に不安で、また爪先が石などに当たりやすいのは向かないと考えたからである。勿論厚めの靴下を履くことも考慮してある。

そして今回購入した「ソリューション」は38.5EUだったのだ。爪先を立てて先まで押し込むのである。金曜日に眼鏡親方に見せると「ああ」と声を出した。流石に長さとかサイズとかには敏感に反応してくれる。



参照:
解決へのヴェクトル合力 2015-03-13 | アウトドーア・環境
笑窪が嬉しいダウントー 2014-01-30 | 雑感
ゴムの柔らかさを変えてみる 2013-03-27 | 生活
垂壁の5.10への米国製靴 2012-03-22 | 雑感
足に合うイタリアの靴型 2011-03-03 | 生活
渋い切れ味の刀への愛着 2009-07-08 | 雑感
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