Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

記憶をめぐる血の巡り

2015-08-21 | 雑感
パン屋が夏休み中に最低二度は「山登り」をすると書いた。しかし、週末に日本からのお客さんがあったので叶わなかった。何よりも雨が降っていた。そこで、このままではいけないと、運動不足を感じて、時間を調整して決行した。涼しくなったといっても降りてくるころには摂氏20度を超えていた。だから頂上まで走り続けることが目標となった。志はとても低いが、それでも走らないよりはましだ。

なによりも食欲も喚起されるだけでなく、運動することで身体特に頭の血の巡りが良くなり、覇気が出る。それが一番だ。もう少し十代の時に合理的な運動方法を身につけていたらと思うと、これだけは残念に思う。週末の客人に心拍計を見せると、嘗て陸上部として走っていた経験から良く知っていた。そしてザトペックの話が出て驚いた。今の世代には馴染みがないようで、しばしばその名前の検索で訪れる読者が少なからずいる。実は、その走り方ぐらいしか知らなかったが、彼に言わせると、ザトペックこそが今のハートレートゾーンを守るトレーニング法つまりインターヴァルトレーニングの実践者らしい。流石にオリムピックオタクらしく、スポーツに関しては様々な情報が記憶されている。

坂道の苦しい始まりを神経を誤魔化すために、頭に血を送るために考えていたのが、前日から課題になっているPCのブーティングにおけるGRUBというプログラムの編集の仕方だ。要するに同じPCのなかで二つ以上の異なるOSを使う場合に起動時にに一つを選択するためのプログラムである。勿論LINUXを初期化したためにこれが優先となってしまっているのだが、そもそもXPを軸に使っているので、これをデフォルトにしておかなければいけない。そのプログラミングの仕方が分からなかったのだ。しかし二つの混合機を既に調整してあったので、その方法が分からなくなってしまったのである。

それほど面倒なプログラムの編集をした覚えがないのだ。BIOSは機械への指令であってソフトとは関係ないがなどと思って、もうひとつのPCの方を調べてみれば分かると結論つけた。しかし、実際にはそれほど明白な指令は書かれていなかった。そして、結局LINUXのアプリケーションで編集できることを思い出した。どこにもその情報が書かれていなかったので、最初の時はどのように見つけたのだろうと思った。記憶とは虚ろなものである。



参照:
LINUXの初再インストール 2015-08-20 | テクニック
実感のスキー靴の歴史 2014-12-26 | アウトドーア・環境
コメント
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