Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

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記念劇場見学の日

2018-09-30 | 雑感
一杯引っ掛けて眠たくなってきた。それでも見学の内容をざっと纏めておこう。各々の組が順路を変えて一通り回ってきて、最後に平土間に集まって、舞台を見て解散というものだった。歴史的な流れを各場面として劇や歌で綴って行くというオリジナル演出で、それほど学術的でも技術的でもなかった。いかにも劇場的というのが正しいのだろう。そもそもそれほど劇場好きでもない私にとっては全体の価値は一泊するほどの価値があったかどうかといった感じだ。それでも幾つかの点は今後役に立つかもしれない。

それ以前に劇場の裏側の位置関係がよく分かった。特にデアグローセオパーのフィルムを見た者は、あの場面のあれはどこそこが分かる。驚いたのは、便所の男女の間から練習室への通路が開いていて、そこから本舞台に簡単に降りていけた。それほど大きな部屋でもなかった。本舞台では客席にいる合唱を聞いたりと、音響的にも悪くない舞台であることも分かっった。奈落は閉まっていたが、そこからロージェなどの角度や視認度もよく分かった。照明もあるが、コンサート会場などよりも近い感じでよく分かる。

底を抜けて行くと、フィルムにあったように、キリル・ペトレンコが楽譜を抱えてくる練習室が並んでいた。そこは見せてくれなかったので残念であったが、フィルムで合唱団が座って練習していたところを見せて貰った。そして上部へと移動して天井裏のバレーの練習室へと向かった。そこの横に支配人室などがあって、下って連絡橋を渡って道を向かい側の前売り券売り場の上部へと入った。そこでオパーフュアレの映像を観た。

そして本館に戻って平土間6列目で40番に座って、二台の四手で、また子どもたちの合唱などを聞いた。平土間は初めてだったのでとても参考になった。たしかに歌手は近いが、言葉も前に出てこないとそれほど聞こえないと思った。最前列もあれなら上から降ってくる感じで良くない。奈落のオケは指揮者の背中が見えるだけで、奈落から天井に跳ね返った音だけだろう。今晩のバルコンと比較してみたいと思うが比較対象にならないと予想した。

それにしてもコッホのキャンセルからフォレが出て、中継が取り止めになるとは。コッホ氏の問題よりも頭に浮かぶのは2016年の初放映の中止だった。あの時は直前にミュンヘン郊外のマクドナルドで射殺事件が起こり、その少年が自射して死んだ。丁度この演出のベックメッサーと同じような顛末だった。だからパブリックヴューイングも中止になった。日本流に言えば完全に呪われた演出と上演なのだ。だからベスト配役による映像は存在しない。そして今回も流れた。恐らく歴史に残る映像となった筈だったが流れた。さて配役変更をどのようにものにするのか、果たして出来るのか、全く観劇気分でない批判的な観劇となる。



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