Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

厳しい二月を前にして

2021-01-28 | 
風邪が長引いている。太ももから下が冷たい。特に足が冷える。厚手の靴下がいるかとも思う。あまり経験したことが無かったが、微熱があるのかもしれない。午後になると、特に早朝走った日は倒れる程に睡魔に襲われる。短く午睡するととても快調になった。何時も叶う訳ではないのでこれも厳しい。

週末までに片づけてしまいたいこともあるのだが、このような塩梅であるから仕事が進まない。何時の間にか肩まで凝っていた。全身に要らぬ力が入っているのだろう。

バーデンヴュルテムベルクは感染が収まってきていて、その新陽性者指数も89とブレ―メンに続いてニーダーザクセンと並んでいる。そこで学校等を月初めから開ける計画をしていたが、保育所等で新型変異による感染が広がっていることから延期になった。子供が感染源になるとなると最早学校等は無理である。

政治的には大きな敗北で、もはやなすすべがない。マスクなどで遊んでいる時ではなくなってきている。丁度北海道の保険所がマスクの指導として、サージカルマスクをしていたら濃厚接触としないという事で、恐らく中央官庁からお達しでもあったのだろう。それで何が起こるかと言えば、クラスタも発生しないことになって、PCR検査の数も減らせて、同時に陽性率も減らせることになる。まさしくマスクが政治の道具化されているということそのものである。

防護マスクが必要なのは、不可抗力として密な空間に集まったり近くによったりする状況でも、感染の危険性を出来る限り小さくすることにある。そして政治家はマスクを強制することで政策の実施とすることが出来る。要するに感染を抑えることが第一義的にあるのではない。

今度は日本の様にそれを逆手にとって、マスクをすることで感染を防げるという非科学的な方針で日常生活を出来ているかのように仮装する事が生じる。感染の有無は二の次であり、政策のアリバイを作ることに重きが置かれている。

既にミュンヘンの二月のマーラー交響曲第九の演奏会はキャンセルになっていて、無観客でも行われる様子はない。勿論その前に催される筈だったフォアアールベルクでの演奏会の開催も目処が付かない。

一方バーデンバーデンはなんと指数30.8へと低下していて、クラスター潰しで壊滅へと向かえる体制にもなってきている。州全体が逸早く50以下へと向かうとすれば、三月へと大きな可能性が生じてくるだろう。

またEU一貫しての旅行禁止や飛行禁止が議論されようとしている。新たな大感染を防ぐためには旅行の自由は制限されなければならない。それで防げるかどうかは分からないが、恐らくワクチン接種がある程度終了しなければ観光目的の旅行などは出来ないだろう。

ワイン街道が初めて本格的な雪模様になった。雪はこれからで、寒さも二月である。しかし日の出はは8時6分になった。曙も7時31分で朝走るのが楽になって来た。



参照:
深刻に受けとめられる 2020-11-03 | 文化一般
シュヴェツィンゲンから中継 2020-10-25 | 音
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