ここ暫くは冷えそうである。雪も降る。幸い運動は一度ぐらい山登りコースを完走できれば十分である。パン屋は例年と異なり一週間しか休まないので、来週には肉屋と並んで始まる。朝食も最大五回ぐらいの問題で、ピザなどを組み合わせれば何とかなりそうである。
水曜日にロックダウンの延長が議論されるが、月末まで延長が多数で、東ドイツのザクセンやテューリンゲンのあまりにも感染の激しいところでは休校となるのだろう。外出を許可している限りは減少は儘ならない。
問題はワクチンの接種速度で、数が足りないことから先ずは一巡目を進めて、二巡目はそれからという方針が考えられていて、十二週間掛かる。モデルナのワクチンも加えて兎に角準備すると言い出した。その背景には現在のロックダウンでは指数140から目標値50に至らなく、クラスター潰しが可能となる25には甚だ遠いのでロックダウンは終わらない。もう少し引き締めて行こうという意見はそこから出ている。
最終段階に入っていることは分かるのだが、ドイツではまだ殆ど見つかっていない英国株の影響まで考えると、もしかの更なる爆発的な感染迄考えておくべきだろう。そうなると基幹産業の火まで止めないと医療が救えなくなるために、やはり外出禁止をするならば早めにしておいた方がよい。
ベルリンは一月の「フランチェスカディミーニ」を演奏するようだ。無観客で中継されるが、これは復活祭でも同様にコンサート形式で演奏される予定になっている。まだ情報は確認できていないが、兎に角復活祭で同様に上演して、観客数を絞る。そして中継されると思われる。つまり入場人員を減らしても少なくともストリーミングするという体制作りをしているのだろう。
昨年の「フィデリオ」もあとからすればそのように上演して寄付などを募ることで実施が可能だったかもしれない。今回もオペラ上演に関してはまだ先が見えないが、少なくとも4月にコンサートは500人収容ぐらいは計算可能なので、幾晩かは演奏されるだろう。
芸術的にも経済的にも考え抜かれて復活祭の計画は出揃ったようなので、正式な発表は二月の第二週迄に待たれる。1月16日に上のベルリンからの中継がある予定なのでそれは一つの目安になる。新制作「マゼッパ」がどのようになるかどうかである。
その前に昨年のキャンセルになったティケットやら資料を片づけておかないといけない。溜まりに溜まっていて、手を付けられなかった喪失感が一杯に散らばっている。昨年と全く同じようにキャンセルとはならないが、少なくとも復活祭に満員の聴衆でという事にはならないだろう。
年末年始二本目のグランクリュワインはラインガウのグレーフェンベルクの2014年物だった。谷の標高のあるところの気持ちの良い2014年産なので期待と半分、飲み頃を過ぎない内にと思って開けた。求めていた新鮮さは適当にあったが、土壌にスレートが入っているので若干とろみというか旨みがあって、清澄感やシャープさは無い。ミントのスパイシーさも出るが今一つ広がりも深みにも欠ける。
食事には万能であるが、熟成したリースリングとしては矢張り物足りない。培養酵母を使っている限りこの傾向は変わらない。食事の小牛肉にトリフが入ったミニザウマーゲンには全く文句はなかった。又リースリングの煮凝りにはそれを打ち抜けるだけのグローセスヴェックスらしい寄付けなさも無かった。
参照:
暗黒に射す一条の光が 2020-12-23 | 暦
ラインガウへの途上で 2015-09-27 | 試飲百景
水曜日にロックダウンの延長が議論されるが、月末まで延長が多数で、東ドイツのザクセンやテューリンゲンのあまりにも感染の激しいところでは休校となるのだろう。外出を許可している限りは減少は儘ならない。
問題はワクチンの接種速度で、数が足りないことから先ずは一巡目を進めて、二巡目はそれからという方針が考えられていて、十二週間掛かる。モデルナのワクチンも加えて兎に角準備すると言い出した。その背景には現在のロックダウンでは指数140から目標値50に至らなく、クラスター潰しが可能となる25には甚だ遠いのでロックダウンは終わらない。もう少し引き締めて行こうという意見はそこから出ている。
最終段階に入っていることは分かるのだが、ドイツではまだ殆ど見つかっていない英国株の影響まで考えると、もしかの更なる爆発的な感染迄考えておくべきだろう。そうなると基幹産業の火まで止めないと医療が救えなくなるために、やはり外出禁止をするならば早めにしておいた方がよい。
ベルリンは一月の「フランチェスカディミーニ」を演奏するようだ。無観客で中継されるが、これは復活祭でも同様にコンサート形式で演奏される予定になっている。まだ情報は確認できていないが、兎に角復活祭で同様に上演して、観客数を絞る。そして中継されると思われる。つまり入場人員を減らしても少なくともストリーミングするという体制作りをしているのだろう。
昨年の「フィデリオ」もあとからすればそのように上演して寄付などを募ることで実施が可能だったかもしれない。今回もオペラ上演に関してはまだ先が見えないが、少なくとも4月にコンサートは500人収容ぐらいは計算可能なので、幾晩かは演奏されるだろう。
芸術的にも経済的にも考え抜かれて復活祭の計画は出揃ったようなので、正式な発表は二月の第二週迄に待たれる。1月16日に上のベルリンからの中継がある予定なのでそれは一つの目安になる。新制作「マゼッパ」がどのようになるかどうかである。
その前に昨年のキャンセルになったティケットやら資料を片づけておかないといけない。溜まりに溜まっていて、手を付けられなかった喪失感が一杯に散らばっている。昨年と全く同じようにキャンセルとはならないが、少なくとも復活祭に満員の聴衆でという事にはならないだろう。
年末年始二本目のグランクリュワインはラインガウのグレーフェンベルクの2014年物だった。谷の標高のあるところの気持ちの良い2014年産なので期待と半分、飲み頃を過ぎない内にと思って開けた。求めていた新鮮さは適当にあったが、土壌にスレートが入っているので若干とろみというか旨みがあって、清澄感やシャープさは無い。ミントのスパイシーさも出るが今一つ広がりも深みにも欠ける。
食事には万能であるが、熟成したリースリングとしては矢張り物足りない。培養酵母を使っている限りこの傾向は変わらない。食事の小牛肉にトリフが入ったミニザウマーゲンには全く文句はなかった。又リースリングの煮凝りにはそれを打ち抜けるだけのグローセスヴェックスらしい寄付けなさも無かった。
参照:
暗黒に射す一条の光が 2020-12-23 | 暦
ラインガウへの途上で 2015-09-27 | 試飲百景