Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

胡桃入りパンの満足感

2021-12-09 | 料理
オミクロンの小さな渦が巻いている。どれほど広がっているかは分からないが、一月には大半は変わるとされている。その毒性は弱いとされているが、どの情報も確定したものではないとされていて、注意するしかないらしい。

最悪のシナリオは、接種の出来ていない子供の入院が増えて、従来に二回の接種もエスケープする場合である。前者は既に南アフリカで分かっていて、後者も重篤化は避けられているようだが、入院しないだけの数字は上がっていないようだ。そのような場合は予定されている復活祭前の3月中にコロナ収束宣言をする日程は覚束なくなってくる。

金曜日のバーデンバーデンでのロンドンフィルの公演が中止になった。スタムパ支配人は中止しないことを是としていたので、恐らく旅行自体が難しくなったのだろう。しかし早めに決断して貰えば土曜日に続いての日曜日のフランクフルトのコンサートも行けたのだ。フランクフルトに滞在するのもネックだったのはバーデンバーデンでの抗原検査の危険性を考えたからだ。二日分のオペラコンサートを一回の検査で済ます手筈も整えていた。しかしバーデンバーデンがあったから断念したのだった。

プログラムからバーデンバーデンの為の練習にフェスティヴァルホールでの演奏会からの中継がBBCであった。前半はユリアフィッシャーではなく曲もショスタコーヴィッチで、一曲新曲も入っていた。メインのラフマニノフも流れた。印象からするとやはり独特な音響で演奏されていて、指揮者のユロウスキーらしさが出ていたかもしれない。やはり昔のクレムペラー指揮とかに似ているデモーニッシュなところがある。

これで年内は納かと思ったのだが、既に言及したようにミュンヘン行きの可能性も出てきた。席の問題や天候の問題など不明なところは多いのだが、先ずは地元で検査のアポイントメントだけは入れておいた。先ずは前夜の最終が17時55分だったので、そこに並んで18時過ぎにやってもらうようにお願いするという方法だ。それによって翌日の開園時刻18時の24時間以内に収まる。終演時刻、車庫出し21時半ならば何とか無事に帰れる筈だ。

トラムプ家の村のパン屋での二回目の買い出しをした。今回はナッツ入りパンを見つけたのでそれを購入、更に幾つかちょこちょこと選んで7ユーロを超えた。なによりもよかったのはカード支払い機があったことで、今後とも現金の有無に関わらず購入可能なことが分かった。更に時間帯によれば車も上手く停められることも分かった。週一ぐらいで購入したい。

今回は洗濯屋に寄ったのでそこからスーパーの間で一キロほど余分に走っただけで、往復走行距離は変わらなかった。問題は朝食用のブロッツェンでは無く通常のブロートを夕方に購入というところだろうか。それでも二三日は楽しめる。

クルミ入りのブロートは前のパン屋には無かったので、とても贅沢感があってよいが、ケーキも種類が揃っている。しかし先日の時点では待降節用には余り出していなかった。もう少し通ってみなければいけないが、少なくとも私が求めている手作りのパンであることは間違いなく、少し材料にも投資しているので、こちらの満足感も大きい。恐らく地理的にもベストの選択だろう。



参照:
歌劇場が分かるように 2021-12-03 | 文化一般
千秋楽のフィナーレ 2021-12-08 | 音
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