年末調整である。漸くブルーレイ焼き機を発注した。これで手元にあるブルーレーディスクを読み込める。問題なくリッピングできるかどうかは知らないが、使える筈だ。必要なのはハイレゾ音響だけであとはどうでもよい。
発売前に逸早く劇場で購入した「死の街」のハイレゾ再生がなによりもの楽しみ。時間が経過して、やっとメディアでも観れるような気持ちになった。そして12月に同じ劇場で一曲だけでもエンゲル指揮で聴いたのが落ち着いて戻れる切っ掛けになった。そして7月にもガラでカウフマンが歌っていたのを思い出して、録画を流してみた。
当夜のことを遠い昔の様に思い出す。このコンサートに出かける前に抗原検査を遅めに受けて、翌晩「トリスタン」最終日公演の入場に使えるようにしておいた。これで少なくとも自分だけが入場できなくなるということは、近辺で感染クラスターが出たとかでなければ、なくなった。つまり6月から終止目指していた目標に手が掛かっていたのだ。
だから悠々で楽しめればよかったのだが、なぜか気持ちの硬さのようなものもあって、初めての平土間の後ろの方で音響も耳慣れないものだった。だからお待ちかねのペトレンコ指揮での「マイスタージンガー」三幕から、「サロメ」フィナーレ、「死の街」フィナーレ、「バラの騎士」時の歌へとのメドレーが、もう一つしっくりこなくて、そのことを綴っていた。しかしこうして聴くとどれもこれも見事な演奏になっていた。
どこに原因があるかと思うと、どの曲も特にサロメなどは前々日に大名演に接していたからだと思う。それともう一つ、圧縮音源などでは何も分からないとする意見もあるが、まさしく平土間の奥で批判的に聴かれるものとの差が大きく、声の出ないシュテムメのイゾルデの愛の死やカムぺのジークリンデもまともに聞こえる。要するに美化されているだけだ。また翌晩の最終公演の為に抑えめのコッホやカウフマンの中で、ピエチョンカの歌唱がよかったので、復活祭の皇后にもう一度と考えたのだった。ミュンヘンの劇場で歌いきれるのは超一流の極一部の歌手だけということになる。
さて、年内にブルーレイを焼けることになるとすると、先ずは予備の2TBのポータブルHDDに入っている重なっている音楽ファイルを焼いてしまおうと思う。焼いて消去していくと購入した10枚分で250GBほどスペースが空く。永久保存版を其処に焼いて、その他のめったに呼び出さないファイルをNAS外部ストレージからHDDへと移植する。重なっているファイルを整理できるので250GB以上のスペースが空いて来る筈だ。最終的に1TB程のスペースを空けたい。更に一年間何とかなると思う。手動でファイルを動かしたり消去が結構面倒。しかしさっぱりするのはこの時期でしかないような。
少し先行してファイルの大きさなどを見ていると、もう何が何だか。未整理の分がそこに固まっていて、分類比較するのが面倒で残してあるのだ。これを一つ一つ中身を確認していくとなると大変。例えば2017年のタンホイザー公演などは初日が5月にあって生中継されて、7月にストリーミングが生で劇場とArteと双方からあった。更に再放送ではカメラ切り替えが変わったりと映像だけで何種類かが存在する。更にコピーするときに二重になったり、再放送を録音したりでとんでもないことになっていて、選択するには一通り流さないと判断できない。そういうのをマテリアルとして一挙に永久保存してしまおうというのがブルーレイROM焼きの狙いでもある。
参照:
虫干しにするファイル 2020-12-07 | 暦
初めてのガラコンサート 2021-08-05 | 音
発売前に逸早く劇場で購入した「死の街」のハイレゾ再生がなによりもの楽しみ。時間が経過して、やっとメディアでも観れるような気持ちになった。そして12月に同じ劇場で一曲だけでもエンゲル指揮で聴いたのが落ち着いて戻れる切っ掛けになった。そして7月にもガラでカウフマンが歌っていたのを思い出して、録画を流してみた。
当夜のことを遠い昔の様に思い出す。このコンサートに出かける前に抗原検査を遅めに受けて、翌晩「トリスタン」最終日公演の入場に使えるようにしておいた。これで少なくとも自分だけが入場できなくなるということは、近辺で感染クラスターが出たとかでなければ、なくなった。つまり6月から終止目指していた目標に手が掛かっていたのだ。
だから悠々で楽しめればよかったのだが、なぜか気持ちの硬さのようなものもあって、初めての平土間の後ろの方で音響も耳慣れないものだった。だからお待ちかねのペトレンコ指揮での「マイスタージンガー」三幕から、「サロメ」フィナーレ、「死の街」フィナーレ、「バラの騎士」時の歌へとのメドレーが、もう一つしっくりこなくて、そのことを綴っていた。しかしこうして聴くとどれもこれも見事な演奏になっていた。
どこに原因があるかと思うと、どの曲も特にサロメなどは前々日に大名演に接していたからだと思う。それともう一つ、圧縮音源などでは何も分からないとする意見もあるが、まさしく平土間の奥で批判的に聴かれるものとの差が大きく、声の出ないシュテムメのイゾルデの愛の死やカムぺのジークリンデもまともに聞こえる。要するに美化されているだけだ。また翌晩の最終公演の為に抑えめのコッホやカウフマンの中で、ピエチョンカの歌唱がよかったので、復活祭の皇后にもう一度と考えたのだった。ミュンヘンの劇場で歌いきれるのは超一流の極一部の歌手だけということになる。
さて、年内にブルーレイを焼けることになるとすると、先ずは予備の2TBのポータブルHDDに入っている重なっている音楽ファイルを焼いてしまおうと思う。焼いて消去していくと購入した10枚分で250GBほどスペースが空く。永久保存版を其処に焼いて、その他のめったに呼び出さないファイルをNAS外部ストレージからHDDへと移植する。重なっているファイルを整理できるので250GB以上のスペースが空いて来る筈だ。最終的に1TB程のスペースを空けたい。更に一年間何とかなると思う。手動でファイルを動かしたり消去が結構面倒。しかしさっぱりするのはこの時期でしかないような。
少し先行してファイルの大きさなどを見ていると、もう何が何だか。未整理の分がそこに固まっていて、分類比較するのが面倒で残してあるのだ。これを一つ一つ中身を確認していくとなると大変。例えば2017年のタンホイザー公演などは初日が5月にあって生中継されて、7月にストリーミングが生で劇場とArteと双方からあった。更に再放送ではカメラ切り替えが変わったりと映像だけで何種類かが存在する。更にコピーするときに二重になったり、再放送を録音したりでとんでもないことになっていて、選択するには一通り流さないと判断できない。そういうのをマテリアルとして一挙に永久保存してしまおうというのがブルーレイROM焼きの狙いでもある。
参照:
虫干しにするファイル 2020-12-07 | 暦
初めてのガラコンサート 2021-08-05 | 音