Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

肝はそこなんですよ

2021-12-23 | 生活
火曜日の午前中は職人が来ていて潰れた。暖房機の調節弁の交換である。この八月末に取り替えられたボイラーに纏わる調整の一つだった。こんな寒い時期にとは思ったが、仕方がない。朝八時から十一時半過ぎまでやっていた。

全部でヒーターフィンが八個あるので、それを各部屋廻って付け替える。屋根裏部屋からやらしてその都度掃除をしていこうと思ったが、最後の最後まで屋根裏部屋に出入りすることが分かって、更に水を抜くためには下から始めないといけないことも理解して、結局掃除は全てが終わってからになった。15時過ぎまでは殆ど仕事にならなかった。結局水抜きとかに時間が掛かっていた。勿論狭いところでレンチで回すのに苦労していたようだが。

何とかカオスにならずに、クリスマス前に床から物は殆ど無くなり、掃除機をかけれたのが幸いだったか。しかし隣のアパートメントのことを忘れていて、それが終わらないと水圧の体制は完ぺきにならないので、若干不安定さは残っている。しかし明らかに流れる水量が上がっていて、温度調整の可能性は大きくなっているようだ。

ドイツの連邦政府での会見が行われていた。ラウターバッハ保健相の考え方はよく分かった。なんとしてでも年末までのブースター接種を熟して、更なる未接種者への二回目までの接種よりも優先させるという事だ。それによって、オミクロンの感染拡大を抑えて同時に未接種者を守るというとても現実的な考え方で、前任者の同性愛者の脅しや何かで動かすというのとは全く異なる。

その為に今迄は長く設定されていた二回目から三回目の間隔も臨機応変に三か月以上と短縮されて、更に一月には追加で月末までに一定数を熟したい様である。三回目の効果は一週間でフルに出るようだ。そこでオミクロンをある程度抑えられれば三月に出てくるビオンテヒの新型を四回目と設定していて、順調にいけば春の終わりころには全て解決して、五本目からは弱者や特別な人だけが接種していく。コロナは通常の流行り病となるという出口戦略が車中のラディオでも紹介されていた。もしそれがなりそうならば、後二回の接種ぐらいはと考えないでもない。矢張り本人も医者で、ある程度知識人の心情はよく分かっている政治家だろう。

会見ではNHKからメールで子供へのブースターへの見解が問われていたが、まだ認可されていないことから今後の課題としていた。そういう政治家だから接種義務も倫理委員会の賛意を以て行うとしていて、無理強いをしない。この声の小さいような人が接種反対派などから脅しを受けるのは分からないが、連中には全く異なった思考回路があるのだろう。

来年のミュンヘン行の予定などを調べている。恐らくミュンヘンへは三回から五回は行く。今年もこのシーズンも生涯で最も多くオペラに通う年度となりそうだ。今迄の最高がザルツブルク通いしていた時だが、それでも精々四五晩が最高だったが、シーズンでは軽く二桁に至る。今年だけでも七晩出かけていて、コロナでなければ二桁になっていた。コンサートに比較してオペラは高価になるので、また時間も長いので大変だが、質が高ければ満足度は高い。

なによりも、予め質を吟味できるようになったのもあって、嘗てコンサートでやったように片っ端からとは全く異なるので、徒労にならないのがいい。更に旅費が掛かるので、なるほどドイツなどでもオペラパック旅行というのが商売になる筈だと今頃理解している。嘗てそうしたパックの企画をやったことがあるのだが、今頃になってその商売の肝が分かるようになってきた。



参照:
お湯が出たお湯が出た 2021-08-25 | 生活
鼻を噛む余裕もない 2021-08-11 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする