先日のマドレーヌも、いつか焼いてみたかったお菓子なのですが
実は本当にいつかは焼こうと思いつつ、なかなか実行できなかったお菓子があります。
それは ”ビスコッティ”。。。それも一般的なのではなくて
赤と緑のCANDIED CHERRYを使ったレシピで(マドレーヌにも使いましたが)
このチェリー自体は全くもって美味しいというわけではなく
そのままではもちろん食べれないほど、すごい色がつけてあるし。。。
(ヘルシー志向オーガニック志向の人たちには見向きもされないようなものです。)
とにかくそれを使って作ってみたかったのには、こんなストーリーがあるのです。
主人の母が(戦後アメリカ人と結婚してアメリカに移住した人です。今も元気ですよ。)
私達がロサンゼルスに住んでいた頃、年に何回か(デラウェア州から)遊びに来てくれていました。
遡って11年ぐらい前に私達がテキサスの家をもった頃
私たち夫婦が4〜5日ぐらいでテキサスを往復しなければいけない時に
犬のシッター(其の頃はSEANでした。)として呼べばすぐに来てくれていた時期があって
(年に3回ほど、その都度1ヶ月滞在してくれました。)
お留守番の間に、いろんなお料理やお菓子を作って待ってくれていました。
前置きが長くなりましたが、ホリデーシーズンに来てくれた時に作ってくれたのが
このビスコッティだったのです。
特に主人が気に入っていたので印象が深く(あまりお菓子は食べない人ですが)
いつかは作ってあげたいなと思いつつ、なんと10年以上も月日が流れてしまいました。。。
先日お菓子作りに必要なシートや、シリコンパッドなどを新調したこともあり
なんとしてもこの”想い出のビスコッティ”を焼いてあげたくてトライしてみました。
生地にこんなにたくさんのチェリーを混ぜ込みます。
半分に切ってローストしたアーモンドもたっぷりと
さっきのを35分焼いて少し冷ましたら、こんな風に並べて再度焼きます。
トータルで約1時間ほど焼き上げると、ご覧の通り〜!!
初めて焼いた、想い出たっぷりのビスコッティ🎵
これを食べると、遊びに来てくれる度に一緒に過ごした時間を懐かしく想い出します。
早速 ”私もやっと、教えてくれたビスコッティ作りましたよ〜!”と昨日報告したところです。