
現在、東京の鮫洲試験場は、
改装中のため、仮免許の試験は受けられませんが、
本免許の試験は実施しています。
試験車は、路上試験を終えて試験場に戻って来たら、
通用門からコースに入って、方向変換の課題を行います。
ところで、この「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ぶ)、
鮫洲と府中とでコース設計が異なるのは
ご存じでしょうか。
道幅や“車庫”の大きさは全く同じなのですが、
鮫洲試験場では車庫前の道に限界が有るのに対して、
府中試験場では限界が無いので、
どこまでも前に出してからバックを始められるのです。
とは言うものの、府中試験場での方向変換でも、
前にいっぱい出したところで、すぐに曲がり始めたら縁石に載りますから、
少しまっすぐバックした後にハンドルを切ることになります。
結局、やる事は鮫洲と変わらないのです。
一方、鮫洲試験場の方向変換では、
車を前に出すと前の縁石を踏みそうに錯覚して、
しっかり前に出せずにバックを始めてしまうことがあります。
そうすると、車を車庫の真ん中に入れられず、
再発進に苦労する、というわけです。
そもそも、パイロットアカデミーの教習では、
鮫洲でも府中でも対処できるような方向変換を教えていますから、
練習通りのやり方をやれば、それで大丈夫なはずです。
コースの見た目に惑わされないようにしてください。
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