Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ボンネットの右半分

2011-04-20 22:42:54 | Weblog


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教習を始めたばかりの頃は、
車両感覚が掴めずに、右寄りに走ってしまう人が多いですね。

「え? “左”に寄るんじゃないの?」
と疑問に思われた読者の方もいらっしゃるかも知れませんが、
それは、対向車を意識するようになってからの症状ですね。
極めて初期の段階では、
教習生は、自分の車を走らせることだけに精一杯で、
運転席から見えるボンネット全部を車線の中に収めようとしてしまいます。

日ごろ運転されている方には今さら説明するまでもないことですが、
普通に走っている時、ボンネットの左半分は、
運転席からは道路の左側にはみ出して見えているはずです。
逆に言えば、概ねボンネットの右半分だけ自分の車線に入れておけば、
車体全部を自分の車線内に走らせることができる理屈です。
なのに、それが掴めていない人は、
ボンネット全部を左のラインより内側に入れようとするので、
どうしても車が右に寄ってしまう、という寸法です。

ですから、教習を始めたばかりの人には早い段階で、
直線走行中にサイドミラーで車体とラインとの位置関係を見てもらって、
タイヤがどこを転がっているのかをイメージしてもらうことにしています。
この練習は、いずれ、
左折や狭路の課題でタイヤの位置を意識して走るのにも役立ちます。

そして、走行位置が片寄るのは、
車体や近くの路面ばかりを見ている証拠とも言えます。
やっぱり、“前”を見て走るのが大事なのです。


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