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少しニュース性には欠けますが、
1月9日の午後、都内の路線バスが道路脇の信号柱に衝突し、
乗客17人が重軽傷を負う、という事故が発生しました。
運転手が居眠りをしていたとも言われており、
それが本当だとしたらとんでもない話だと思いますが、
今日の話題は、その部分についてではなく、
この事故に関する報道内容についてです。
まず、第一報では、
「バスが“電柱”に衝突」となっていました。
一般の人は“信号柱”と“電柱”とを区別する必要はないですけど、
報道機関は正確に伝えるべきでしょう。
まして、もし「わざわざ言い換えた」のなら、
それは誤った誘導と非難されるべきです。
それから、「怪我の程度はみな軽傷」との報道もありました。
負傷者17人のうち5人の怪我はやや重いとのことで、これも間違いです。
「命に別条は無い」を「軽傷」と聞き間違えたのでしょうか。
それとも日本語が理解できていないのでしょうか。
それと、このニュースに関して最も問題だと思ったのが、
「正面衝突」と報じたテレビ局があったこと。
いえいえ、正面衝突とは、正面と正面とがぶつかることですから、
“正面”の無い信号柱と正面衝突するなんて芸当はできっこないのです。
2ちゃんねるならまだしも、仮にも報道機関を標榜するテレビ局様が
人心を煽るようなタイトルを使うのって、まずいでしょう。
そんなこんなで、
マスメディアのレベルや姿勢に疑問を抱かされた今回の事故でした。
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