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秋の日は釣瓶落とし。
秋分を過ぎ、日が短くなるのを実感する季節となりました。
(先日と同じ書き出し。3回め。)
さて、夜の運転は危険ですね。
暗いから危ないのは誰しも本能的に理解できますが、
なぜ夜間運転が危険なのか、
少し真面目に考察してみることにします。
夜の運転が危険である理由の第一に、
「景色が見えないこと」が挙げられます。
まあ当たり前すぎる話なのですが、
では、景色が見えないと、どう危険なのでしょうか。
まず、情報の絶対量が少ないので、危険予測がしにくいですね。
例えば、路地から歩行者が飛び出して来そうなのが分かりにくいとか、
自転車がふらつきながら走っているのに直前になって気が付くとか。
加えて、ヘッドライトによる横断者の“蒸発現象”など、
夜間に特有の危険もありますね。
また、景色が見えないと、距離感がつかみにくくなります。
前車との車間距離とか交差点や信号までの距離とか。
そして、「距離感がつかみにくい」ということは、
「スピードが分かりにくい」ということにも通じます。
さらに、夜は道がすいているせいか、
スピードを出す車が多くなるのも、また別の意味で危険だったりします。
第二には、「ドライバー自身の問題」が挙げられます。
夜間は視力の低下が見られると言われます。
ビタミン不足の人ばかりでなく、
コンタクトレンズの人やレーシック手術をした人も要注意だそうです。
(どこかのサイトに書いてあったことの受け売り)
また、夜の運転は、昼間よりも神経を使うので、より疲れやすくなります。
オランダ・ユトレヒト大学の実験によれば、
夜間2時間の運転で飲酒運転並みの操作ミスが出現したのだそうです。(これも受け売り)
そうでなくても、多くの人は昼間の仕事で既に疲れていることもあって、
自ずと“漫然運転”になりがちで、ともすれば、居眠り運転のリスクすら高まります。
運転の基本動作は
「 認知 → 判断 → 操作 」でしたね。
夜は、そのうち「認知」と「判断」が鈍ってくるということです。
これは、“飲酒”や“携帯電話”の危険性を説明するときに使う図式と同じです。
そう言えば、夜になると、その“飲酒”や“携帯電話”のドライバーが増えるのも、
夜間運転が危険であることの第三の理由として挙げられるでしょう。
どうしても夜に運転しなければいけない事情のある方もいるとは思いますが、
(小生もその一人ですが)
夜の運転がこんなに危険だらけであることは、認識しておきましょう。
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