
ニュース等でカーブでの事故が報じられる時、
「ハンドル操作を誤ったものと思われる」という表現が使われることが多いですね。
なるほど確かに、
ハンドルを正しく操作していれば事故は起きなかったのでしょうけど、
そのハンドル操作ミスはなぜ起きたのか、その原因のほうが重要です。
ハンドル操作ミスの原因は、
「酒」か「わき見」か「スピード」が大多数を占めます。
「酒」は論外として、また「わき見」もしないように意識すれば良いのですが、
問題は「スピード」です。
カーブの手前で減速するのは運転の基本です。
これは、F1レースでのコーナリングだって同じです。
F1ドライバーは、
マシンの性能と自分の運転テクニックを熟知していて、
ブレーキの加減をギリギリのところで勝負しているのですよ。
一般ドライバーがカーブ事故を起こすケースでは、
カーブの手前で減速しきれていないことが考えられます。
「思いのほか急カーブだった」というのも、
究極のところ、減速が足りなかったわけです。
そして、
減速しきれないままカーブに進入し、途中で恐くなってブレーキを踏む。
ハンドルを切りながらブレーキなんか踏むものだから、
車が操作不能に陥り、事故になるのです。
カーブの手前でしっかり減速すること、
速度が速すぎる場合にはハンドルを切らずにブレーキを踏むこと、
この2つをすべてのドライバーが認識していれば、
カーブでの事故は格段に減るはずです。
そして、何よりも、
自分の運転テクニックを過信しないこと
というのが事故を防ぐために必要な最大の認識なのかも知れません。
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