Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

合格おめでとうございます!

2007-07-10 11:08:09 | Weblog
7M055N様

合格報告ありがとうございました。
すぐにタクシー勤務を考えてはいないとのことでしたが、
2種免許を所持していると職業の幅は間違いなく広がりますし、
何より、努力が形になったことで自信も付いたのではないでしょうか。

今後も安全運転に努めてください。
このたびはおめでとうございました。

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ハンドルは戻すほうが難しい

2007-07-08 16:00:25 | Weblog
カーブや右左折でハンドルを切るのは当然の動作ですが、
切ったハンドルを戻すのが実は難しかったりします。

カーブではカーブラインを目でなぞってそれに合わせながら、
右折では直近マークに沿うようにして右へ概ねハンドル1回転、
左折では左の縁石から離れないように目いっぱい左へ、
(もちろん例外も有りますが、基本動作として)
それぞれ回せば曲がっていけます。

ハンドルを戻す時には、切った動作の逆をやれば良い理屈ですが、
曲がった先に正対してハンドルをまっすぐに戻さなければいけないので、
難しいのです。
しかし、「ハンドルを戻そう」と意識すると、
曲がりきらなかったり、それを修正しようとして車がふらついたりします。
うまく戻すコツは…

そう、「前見て加速」です。

カーブであれ、右左折であれ、半分を過ぎたらドライバーは
これから自分が走ろうとしている道(自分の車線)を見てください。
そして、アクセルを踏んでいきます。
アクセルを踏むとハンドルがまっすぐに戻ろうと動きますので、
「戻ろうとするハンドルを手で調節する」というくらいの気持ちで良いでしょう。

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障害物の回避中に対向車!

2007-07-06 23:29:27 | Weblog
障害物を避けるためにセンターラインを越えて走っている途中に対向車が来たら、
どう対処しますか。

そのまま普通に走り続けて元の車線に戻れる余裕が有るなら続行すれば良いのですが、
それが間に合いそうにない場合の話です。

「急アクセルと急ハンドルで対向車が近づく前に回避」?
ついやってしまいそうですが、これが実は一番危ないのです。
まず、左側(ミラーの死角や障害物の陰)の安全を確認していないので、
そこに自転車や歩行者がいたら轢いてしまう危険性が有ります。
また、そうしてもなお対向車を避けきれなかったら、加速した所で正面衝突することになります。
正面衝突は例えば30km/h同士だったとしても60km/hの衝撃になるわけで、非常に危険です。

実は、こんな場面でこそ、「ブレーキ」なのです。
「元の車線に一刻も早く戻ろう」なんて思う必要は有りません。
まず、ブレーキを踏み、左側の安全を確認した後に、少し加速しつつ元の車線に戻って行きます。

「対向車は待たせておく」と思っても良いくらいです。
ホーンを鳴らす人もいるかも知れませんが、気にしないでください。
仮に対向車が速度を落とさず万一衝突するようなことが有ったとしても、
こちらが減速しておけば、車が壊れる程度の事故で済みます。

車対車の事故も起こさないに越したことはありませんが、
自転車や歩行者が相手の事故ではお金で償いきれないこともありえますので、
それよりは数倍ましと言えるでしょう。

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仮免許の有効期限

2007-07-04 23:22:21 | Weblog
仮免許は取得してから6ヶ月間だけ有効です。
その間に、路上練習して、本免技能試験(※)に合格しなければなりません。
※「本免技能試験」は俗に「路上試験」と呼ばれますが、路上だけでなく所内で行う課題もあります。
 また、指定教習所(公認校)の場合は「卒業検定」となります。

「もし本免に合格できないうちに仮免の期限が到来してしまったら。」
と心配する向きも有りますが、何も心配する必要は有りません。
期限が切れたら取り直せば良いだけの話です。

そんなふうに言うと、
「もう2度と仮免取れる自信が無い。」と答える人も多いのですが、
仮免を取り直せない程度の技能で路上練習していることのほうが問題でしょう。
本来、仮免で習得した事をベースに路上を走っているはずですし。

でもまあ、仮免期限内に本免合格してしまうのがベストには違いないですが。

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速度に応じて適切なギアを選ぶ

2007-07-02 13:34:09 | Weblog
MT(マニュアル)車のギアチェンジについては、
先にギアチェンジ有りきではなく、まず“加減速”です。

このブログ中にも何度も書いていますが、
「安全な所で加速し、危険な所で減速する」が自動車運転の基本です。
そのうえで、その速度に適したギアを選択するわけです。

例えば「カーブの手前でシフトダウン」は、ある意味では正しい手順ですが、
緩やかなカーブなら、少し減速するだけで曲がれますから
必ずしもシフトダウンが必要なわけではありません。
それを、速度に関係なくシフトダウンしようとしたり、
あるいは「シフトダウンしなきゃ」とばかり思ってか
減速しきれていないのにクラッチを切ったりするのは、
まさに目的と手段の履き違えですね。

カーブに適した速度、左折に適した速度、狭路に適した速度…
というものが有りますから、まずその速度にすることを考えてください。
教習中や初心者の段階でしたら減速中はクラッチを踏まずブレーキ1本で良いでしょう。
そして、目的の速度に達したらクラッチを踏み、適切なギアを選んでつなげてください。

今ここでは減速時を例にして説明しましたが、
加速時も考え方は同じ(加速してからシフトアップ)です。

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