Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「アウト・イン・アウト」はダメ

2010-06-10 23:57:27 | Weblog

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外側に寄った状態でカーブに入り、
カーブの中で内側に寄って、
出口に向かってまた外側に寄る、
という走り方をする人がいます。
これは「アウト・イン・アウト」と呼ばれる、
レースでよく使われるテクニックです。
このように走ると、
カーブを曲がる際のR(半径)が大きくなるわけで、
速度をあまり落とさなくても曲がりきれるのです。

しかし、一般道でこの走り方をすると、
隣の車線(同じ向きにしろ対向車線にしろ)を走っている車に、
「はみ出して来るのではないか」とヒヤヒヤさせてしまいますし、
すぐ横に二輪車でも走っていようものなら引っ掛けてしまいます。
カーブであれ、直線であれ、
みだりに進路を変えることは危険ですから、やめましょう。

これから試験を受ける皆さんは、
「スローイン・ファストアウト」(減速して入って加速しながら出る)
が、カーブの基本と理解してください。


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スクランブル交差点でも横断者に注意を

2010-06-08 23:54:56 | Weblog

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交差点で左折しようとする時は、
自分と同じ向きの青信号に従って横断する歩行者がいるので、
ほとんどの場合、いったんは停止しないといけません。
これが、スクランブル交差点では、
同じ向きの歩行者用信号は赤になっていることが多いので、
横断歩行者については、少しは心配が減ります。

しかし、スクランブル交差点であっても、
車と同じ向きの歩行者用信号が同時に青になる所もあります。
例えば、
「A方向の車両用:青(歩行者用は赤)」
 ↓
「A方向の車両用と歩行者用:青」
 ↓
「A方向の車両用:赤(歩行者用は青のまま)」
 ↓
「A方向・B方向の歩行者用:青(スクランブル状態)」
 ↓
「A方向・B方向の歩行者用:赤」
 ↓
「B方向の車両用:青」
というサイクルで信号が変わるものです。
こんな交差点の場合、A方向を進んで来た車が左折しようとするなら、
同じ向きの横断歩行者がいることを想定しなければならず、
充分な注意が必要です。(特に信号の変わり目)

それと、歩行者用信号を全方向とも赤にしておく交差点でも、
“自転車”は車両用信号に従って通ります。
意外な盲点かも知れません。
横断歩行者がいないものと安心しきってロクな確認もせずに左折してしまうと、
自転車を巻き込むことがありえますよ。

もっとも、そもそも信号を守らない歩行者や自転車もいますから、
交差点では常に注意が必要という話になってしまいますけどね。


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発進はアクセルを踏んで

2010-06-06 23:55:16 | Weblog

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発進する時にはアクセルを踏みましょう。
…と書くと、
「何を当たり前のことを…」と思われるかも知れませんが、
多くの教習生がアクセルを踏まずに発進してしまいがちな場面があるのです。

例えば、下り坂で停止した後に再発進する場合。
ブレーキを離すと、重力で車が動き始めます。
それはもちろん仕方の無いことですが、
車が動き始めたら、MT車ならすぐにクラッチをつないで、
(MT・ATとも)少しだけでもアクセルを踏みたいところです。

それから、発進直後に右左折する場合も、アクセルが疎かになりがちです。
ハンドルを回すべき場所まで来てから停止したのなら、
再発進後アクセルを踏まないうちにハンドルを回し始めることもありえますが、
ハンドルを回し始めるまでしばらく(概ね5m以上)走るのなら、
その時はアクセルを踏んでください。

アクセルを踏まないと、車の挙動が不安定になってしまいます。
また、アクセルを踏んで車を走らせることで、
「車を操縦している」という意識が保たれることも、実は重要です。
「車に操縦されている」という状態では危険ですので。


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確認中は加速を中断

2010-06-04 23:59:33 | Weblog

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カーブを抜けて直線で「さあ加速だ」という時に、
試験官から右折または左折の指示が出ることがあります。

仮免の試験では、
試験官の指示があったらすぐに準備行動に移すのが基本(※)ですから、
まず合図を出して、寄せる側の安全を確認してください。
※“交差点の先で右左折する場合の準備行動”等の例外はあります。

そして、ミラーの死角を目視で確認する時は、
加速はいったん中断してくださいね。
ドライバーが前を見ていない時に加速を続けるのは危険ですし、
足に力を入れていると腕にも余計な力が入って、
無意識にハンドルを傾けてしまうこともあるからです。
アクセルをそれ以上踏み込まずに維持するか、
それが難しければ、アクセルを一旦緩めてください。

踏み込み始めたアクセルを緩めるのは心理的にやや抵抗がありますが、
それを敢えてやることを覚えるのも練習だと思ってください。
それができないと、
加速中に危険な場面に遭遇した時とか、対処できなくなっちゃいますよ。


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「学科試験が最後」ではないのです

2010-06-02 21:23:13 | Weblog

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友だちから免許取得の段取りについて聞いていた人や
過去に免許を取ったことがある人などは、
「最後に学科試験を受けて、免許証を交付してもらう」
ものだと思っていることが多いようです。

確かに指定教習所(いわゆる公認自動車学校)卒業生はそうなのですが、
それは“特例”と言うべきであって、
すべての試験を試験場で受ける人(本来はこれが原則)は、
「学科試験に合格した後で技能試験を受ける」ことになります。

しかも、仮免許・本免許それぞれに学科試験と技能試験があります。
これについても、
「仮免許にも学科試験があるの?」と驚く人がたまにいますが、
指定教習所のカリキュラムでも、
修了検定(仮免技能試験に相当)を受検するためには、
教習所内で実施される「仮免学科試験」(教習所によっては「効果測定」)に
合格しておく必要があるはずです。
つまり、やらなければならないことは一緒なのです。

さて、そういうわけで、
パイロットアカデミー教習生の皆さんについては、
仮免も本免も「学科試験の後で技能試験」という流れになります。
東京(府中・鮫洲)では、学科試験と技能試験は同じ日に受験できませんから、
少なくとも「仮免学科」・「仮免技能」・「本免学科」・「本免技能」の都合4回は、
試験場に足を運ばなければなりません。平日昼間に時間を取って。
これは、学科試験が免除される人も(二輪免許や大特免許を所持している等)
試験場に行かなければ「技能試験の予約」ができないので、同じです。

免許取得までのスケジュールを組むにあたっては、
そんなことも考慮に入れておく必要があるでしょう。


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