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教習でも試験でも、減速するためのブレーキは、
ブレーキペダルを複数回に分けて踏む「ポンピングブレーキ」を
使うことになっています。
元々は、急ブレーキでタイヤがロックするのを防ぐ意味がありましたが、
ABS(アンチロックブレーキシステム)を装備している車が増えてきたため、
昨今、その目的は薄れつつあります。
しかし、すべての車がABS装備というわけではありませんし、
ブレーキランプを点滅させて後続車の注意を促すという意味は今なお健在ですから、
ポンピングブレーキは、やはり必要です。
また、意外な効果として、
「ブレーキペダルを強く踏む前に軽く踏む」と意識して運転していると、
早めにブレーキを踏み始める習慣がついてきます。
状況に傾注し、適切に対処しやすくもなります。(つまり、“上手な運転”ということ)
こんな意味から、ブレーキペダルは少なくとも2回以上に踏み分けてください。
「1回目は軽くランプを点ける程度、2回目はしっかり、必要があれば3回以上」
という感じです。
「ポンピングブレーキ」とは言っても、
文字通りにポンプを踏むがごとくペダルを踏むわけではありませんからね。
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