Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

不合格理由は「急ブレーキ」ではなくて…

2014-04-10 23:59:54 | Weblog

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試験で不合格だった教習生が、
「急ブレーキで落とされた」と報告することがあります。

しかし、その言葉は鵜呑みに出来ません。
と言うのも、
「急ブレーキ」での減点は5点のみ、
しかも「特別減点項目」なので、1回は見逃してくれるはずだからです。
そもそも、0.4G以上(採点基準より)の急ブレーキなんて、
そう簡単には踏めませんし。

現地にいなかったので想像するしか無いのですが、
こういうケースではおそらく、
「速すぎ」を取られたものと思います。
カーブや右左折の手前で減速しきれず、適切な速度より5km/h以上速く曲がったら、
その1回だけで、20点の減点です。
これだけでも結構な致命傷ですが、
減速しきれずに曲がると、大概「ふらつき大」(減点10点)が加わります。
そうすると、あっと言う間に、
合格水準の「減点30点」を使い切ってしまうことになります。

もしかしたら、受験後の講評時に試験官が
「急ブレーキはダメ」とでも言ったのかも知れませんが、
その言葉の裏に、
上に書いたような減点ポイントが隠されている可能性がありますので、
そういうつもりで聞いてきてください。

いや、講評を聞かずに済む(合格)のが良いに決まっていますが。


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カーブや右左折の手前でシフトダウンしないケースも

2014-04-08 12:29:18 | Weblog

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MT(マニュアル)車は、
カーブや右左折でハンドルを切る前に、シフトダウンします。
どのくらい前かと言うと、
「ハンドルを切り始める地点の5m手前」です。
そう、カーブや右左折の手前で速度を落とし終える箇所です。
と言うよりも、逆に、
「5m手前で速度を落とし終え、そこでシフトダウン」と説明するのが
正しいでしょうね。

ところで、本稿では、冒頭から
いきなり「シフトダウンします」と断言してしまいましたが、
シフトダウンしないケースもあります。

整理しますと、カーブについては、
まず、路上では、シフトダウンが必要なカーブはほとんどありません。
所内のカーブ(路上では急カーブ)は、
セカンド(2速)またはサード(3速)で曲がりますので、
車の速度とカーブのRによって、
シフトダウンする・しないを判断することになります。

右左折は、
路上でも所内でも、徐行で曲がることになっていますから、
セカンド(2速)にするのが原則です。
元々セカンドで走っていればシフトダウンしませんが、
サード以上で走っていたなら、シフトダウンすることになります。
もっとも、路上では、右折でも左折でも交差点内で一旦停止することも多いので、
そういう場面では、無論、
ロー(1速)で発進してそのままハンドルを回すことになります。

このように、状況によりシフトダウンする・しないが変わるため、
カーブや右左折の手前で必ずしもクラッチを切るわけではありませんので、
注意してください。


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忍耐力を持って

2014-04-06 23:59:18 | Weblog

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教習が思うように進まないとき、
試験本番で必要以上に緊張してしまうとき、
そういうときこそ、「忍耐力」が必要です。

ここで言う「忍耐力」とは、
じっと耐え忍ぶ、という消極的なものでなく、
「根性」、「ねばり」、「気力」などの意味を含んだものです。
教習や試験の場面においては、
「平常心」と言い換えても趣旨は同じかも知れません。

英語の「tolerance」には、
「耐久力」という意味の他に「寛容」という意味もあるそうですね。
事象をあるがままに受けとめられる「度量」とでも言いましょうか。
そんな気持ちが大切です。

教習や試験に限らず、人生すべての場面において、
困難にぶつかっても決して投げ出さずに、
忍耐力を持って立ち向かってください。
(…と自戒を込めて)


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交差点の先に進めない場合

2014-04-04 23:13:04 | Weblog

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例えば、交差点の先が渋滞していて
自分が交差点内で停止することになるのが分かっていたら、
交差点に進入せずに、手前で待っていましょう。

しかし、これは、直進の場合は気が付きやすいのですが、
右左折(特に右折)の場合は、
ついうっかり進んでしまうことが多いようです。

曲がり始める前に自分の進路をよく見ておき、
「進めるなら進む(=進めないなら進まない)」を、
しっかり守ってください。

ただ、曲がり始める時には進めそうだったが、
交差点内で直進車の通過を待っている間に進めなくなった、
という場面もあるでしょう。
こういうのは、仕方がないです。
自分が進めるようになったら、交差点を出ていけば良いです。
この場合、信号が赤に変わろうと、関係ありません。
一旦交差点に入ってしまった以上は、
速やかに交差点を出ることを考えてください。


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「クリープで発進しない」の2つの意味

2014-04-02 13:19:41 | Weblog

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AT(オートマ)車には、
アクセルを踏まなくても車が動き出す、
「クリープ現象」というものがあります。
この機能は、
渋滞中などでは便利に使えますが、危険な一面も持っています。

「ポストに郵便物を投函するために下車したら車が踏切に突っ込んだ」
(今年1月29日、東武東上線踏切での事故)
なんてのは論外ですが、
それほどでなくても、油断していると、
車がドライバーの意図しない動きをしてしまいます。

例えば、
一時停止して横断者や優先車両の通過を待っている間、
相手が自分の進路上から外れる前に動き始めていませんか。

これは、
過去にMT(マニュアル)車を運転していた人によく見られる症状です。
MT車の発進は、クラッチをつなぐまで一瞬のタイムラグが生じるため、
実際に走り始めるより少し前に、
右足をブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえます。
しかし、このつもりでAT車を運転すると、
ブレーキを放した瞬間に車が動き始めてしまいますよ。
AT車では、実際に走り始める時までブレーキを踏んでいてください。

その一方、
赤信号や一時停止で停止した直後に右左折する場合など、
クリープのままハンドルを回し始めていませんか。

これには例外も多いですが、
通常は、停止位置からハンドルを回し始めるまで数メートルあるはずです。
その距離をアクセルを踏まずに進むのは「のろのろ運転」ですし、
何よりも、「車に操縦される」癖が付いてしまうのが問題です。
車は、ドライバーが能動的に操縦するべきです。
そのためにも、発進の際にはアクセルを踏んでください。

クリープでうっかり動き始めてしまうのと、
クリープを頼ってしまうのと、
両方の意味で、「クリープでは発進しない」と覚えておきましょう。


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