Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

前進でもバックでも「前輪は外側、後輪は内側」

2015-06-10 23:54:45 | Weblog

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車には「内輪差」というものがあって、
ハンドルを回した状態で車を動かすと、
後輪が前輪よりも内側を通ります。

…という話をすると、まれに、
「それはバックする時でも同じですか?」と訊かれることがあります。
が、どちらでも同じですよ。

バックの時は、前輪が後輪よりも外側を通るため、
「外輪差」という用語で言い換えることもありますが、
「前進時の内輪差」と「バック時の外輪差」は、
同じ事象を説明したものです。
つまり、前進だろうと、バックだろうと、
前輪が外側を、後輪が内側を通るのです。
これは、手元にミニカーでもあれば、
(消しゴムか何かを車に見立てても良いです)
それを前後に動かしてみれば理解できると思います。

そして、その理屈が解れば、
カーブを曲がるのも、右左折するのも、クランクコースやS字コースを通るのも、
はたまた方向変換や縦列駐車でも、
とにかくハンドルを回して車を動かす場面すべてにおいて
車両感覚が把握しやすくなるはずです。

もっとも、こういうのは、
“理屈”ではなくて“体感”してもらうのが一番の近道なんですけどね。


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ハンドルは持ち替えなくても良い

2015-06-08 18:57:01 | Weblog

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ハンドルを回す際には
右手と左手とを交差させて、持ち替えます。
これがハンドルの回し方の基本です。

しかし、ハンドルを回す量が少ないのなら、
持ち替えなくても良いのですよ。
例えば、車線変更や緩いカーブなど。

こんな場面でハンドルを持ち替えようとすると、
「送りハンドル」にならざるを得ません。
送りハンドルとは、
右手から左手に(あるいはその逆に)手を交差させずに
ハンドルを“送る”動作のことを言います。
これは、ドライバーが忙しい割にはハンドルが回って行かず、
非情に効率が悪い回し方です。

送りハンドルをするくらいなら、持ち替えなければ良いじゃないですか。
「持ち替えなければならない」と決まっているわけではないので。

もし持ち替えなければ曲がれないのなら、
ハンドルは、必ず手を交差させて持ち替えてください。


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「鮫洲は府中より難しい」??

2015-06-06 17:38:01 | Weblog

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東京での本免技能試験は、
鮫洲試験場と府中試験場の2か所で実施しています。

この鮫洲と府中とを比較して、
「鮫洲の方が難しい」という声を聞くことがあります。
しかし、それって、人によって感じ方が異なるんじゃないでしょうか。

確かに、鮫洲の路上は全般的に交通量が多いので、
車線変更を苦手としている人には難しいかも知れません。
でも、それを言うなら、
府中の路上は歩行者や自転車が多いので、
それらに注意しながら、かつ、メリハリのある運転も求められますから、
特に運転経験のある方は、むしろ鮫洲の方が走りやすいように思います。

こういったことを踏まえたうえで、
「自分は鮫洲向きではなく府中向き」と考えるなら
まだ理解できますが、
「鮫洲は難しいから府中で受験したい」なんて言っている人は、
おそらく、府中で受験したって合格できませんよ。

そもそも、しっかり練習すれば、
受験場所がどこであれ、合格できるはずです。
現に、パイロットアカデミーの教習生は、
鮫洲でも府中でも、さらには、二俣川でも鴻巣でも幕張でも、
9割以上が1回で合格しています。

「どこの試験場が難しい」なんて噂に
耳を傾ける必要は無いのではないでしょうか。


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縦列駐車は“まっすぐ”の状態から

2015-06-04 16:08:03 | Weblog

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路上試験で点数が残っていると、場内に戻ってから、
「方向変換」か「縦列駐車」のどちらかの課題をやります。

ところで、東京の鮫洲・府中では(※)、
「方向変換」(俗に「車庫入れ」とも呼ばれる)の際に、
車庫内の安全を確認した後は、車体を斜めに進めて、
お尻を車庫に向けるようにしてからバックを始めて良いことになっています。
※他府県ではダメな場合があります。ローカルルールを確認しておきましょう。

しかし、「縦列駐車」は(これについては東京でも)
“車体まっすぐ”の状態からバックを始めなければなりません。

なぜかと言うと、「縦列駐車」は、
普通に走行している車線から、駐車車両と駐車車両の間に(まさに縦列に)
停めることを想定した課題だからです。
斜めに前進させると、対向車線にはみ出してしまいますので、
一旦1台分(実際の路上では前の駐車車両と並べるように)、
まっすぐ前進させなければなりません。

そういう状態からバックを始めれば、
外輪差で右前が膨らんでも、右ラインを越えないはずです。


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停止線を越えているが交差点に入っていない状態

2015-06-02 18:36:25 | Weblog

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特に右折時など、停止線を越えてから停まってしまうことがあります。
この時に、信号が「黄色」に(あるいは「赤」に)変わったら、どうしますか。

この場合、交差点内に入っている車は、
信号が変わろうとも、速やかに交差点から出ることを考えてください。

問題は、交差点にまだ入っていない車です。
よく勘違いされていますが、
「停止線を越えること」と「交差点に進入すること」とは違いますよ。
「交差点」とは、「道路(車道)が交わっている所」でした。
すなわち、「停止線は越えていても交差点には入っていない状態」というのがあるのです。

道路交通法施行令第2条は、「赤色の灯火」について、
「交差点において既に右左折している車両等は、そのまま進行することができる」
というようなことを定めています。
これは、既に交差点に入っている車はそのまま進めるが、
これから交差点に入ろうとしている車は進んではいけない、ということをも意味します。

同じ条文内に「黄色の灯火」に関して、
「停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く(進むことができる)」
とありますが、これは「安全に停止できない場合」の話ですから、
現に停止している車はこれに該当しません。

結論として、信号が黄色に(あるいは赤に)変わってしまったら、
停止線を越えていたとしても、交差点に入らずに停まって、
再び青信号になるのを待つのが正解です。


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