缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU231日目_Part1_黒はんぺん丼

2009-10-17 17:34:13 | レシピ
10/17(土)

NewsCafeの朝刊、タイトルに驚く。
福田正氏が死去

えっ!となる。
大嫌いなあの男が、かぁ?てな訳はもちろんなくて、
そんな死亡記事が出るほどの男では、もちろんない。
新潟の土建屋さんの会長だった人。
小沢一郎の義父だったりする人で、かつ土建屋。
こちらの福田正氏は、腹の色はたいがいなもんだろうけれど、
やることはやる人だったんだと思う。
オレのキライな福田正は、腹の色は同じぐらいだとは思うけれど、
何一つやり遂げたことのない、ホントに最悪の男。

なぜ、同時多発テロなんだ?
醤油もみりんも日本酒も、そしてビールもなくなりかけている。
亡くなるならいっそ、オレのキライな・・・イヤ、字が違うな。

11時ぐらいに家を出て、用賀のOKストアへ。
「絶対に途中で腹を減らすでしょ?」そう嫁さんに言う。
「おなかの調子が今イチだから大丈夫」そう答える。
けれど、もうダマされない。
案の定、弁当売り場に行って選ぶ嫁さん。
また、弁当を1個だけ買う。

帰りの車の中で、家に帰ったらバターサンド食べてもいい?
そこまで腹へらすか?

帰るなり、嫁さんはわしわし弁当を喰う。
黒はんぺんがあるので、バターで両面焼く。
お茶碗にごはんを入れて、黒はんぺんをのせる。
フライパンにネギとおろしニンニクを入れて、醤油をたらす。
上からかければ出来上がり。



黒はんぺん、ホントにイワシそのものでうまいぞ。
骨まで入っていて、その歯ごたえもいい感じ。
弁当に飽きた嫁さんが、お茶碗を奪っていく。
ああ、オレが弁当ね。

DoaU230日目_Part4_等々力渓谷

2009-10-16 23:22:08 | 散歩
13時半。
ラーメン小六を出て、多摩川島屋に潜る。
南館B1のFOOD STAGE KITANOで祐食品の軟骨ジャーキーを発見。
1個105円かと思ったら、2個105円、レジで驚く。

南館の裏に出て、セブンイレブンの横へと歩く。
多摩川の洪水防止のために作られた土手へと上る。



二子玉川ライズ、クレーンはもうなくなっている。
主要部分は完成したのか・・・。

南に多摩川へと出る。さすがに平日だから人は少ない。
246(多摩川通り)と田園都市線のガードをくぐる。



おじさん2人が多摩川で釣り、というか網で何かを釣っている。

なんだか風情が変わった、河川敷の。
緑が少なくなった。デカイ堤防を作るらしい。
いらねえんじゃね?
そこら中に幟がある、貼り紙が木にくくりつけてある。
「国交省から僕たちを守って」

氾濫しねえよ、そんなに。税金の無駄遣いの一例ですね。

あまりに歩きづらいので玉堤通りに戻る。
土曜日の朝、CXで放送している虹色ジーン
9/12のOAで白井晃が山口智充を連れて行ったのがココ。



トキオプラージュルナティック
雑貨とカフェ。ベンチでは自分で焼いて喰えるらしい。

そこから進むとこんな標識。



羽田の手前まで17km。
4時間ぐらい歩けば着く距離だけれど、江戸時代じゃないんだからさ。
てか、草履で20kmぐらい歩いてた昔の人ってホントにすごい。

第三京浜まで1kmぐらい。
どこまで散歩しようかと考えながら多摩川沿いに戻る。
第三京浜をくぐった辺りで嫁さんからメールが来る。

はよ、戻ってこい!

はいはい帰りますよ。

15時。
一番近い信号で玉堤通りを渡って、ちょっと進んでみる。
どこだ?ココ?
坂を上り、また下る、そしてまた上る。
坂道と一方通行は世田谷の証、しかし、これが散歩には苦痛だ。
しかも、どこにいるんだかわからん。
ただ、多摩川からは遠ざかっていることは確かだ。

なんだか緑が見える。
等々力渓谷だったらいいなあ、そう思う。
右に曲がれば、近寄れる道がある。進んでみる。
あれ、鍵がかかってるよ。
戻って、さらに進む。
また右に曲がれる。行ってみる。



おお、等々力渓谷に下りれるじゃん。
てけてけ下りていくと、すぐに環八が見える。



環八の下を通り抜け、そのまま進む。
あっという間に等々力駅に着く。
家まではもうすぐ。

DoaU230日目_Part3_ラーメン小六(ラーメン/二子玉川)

2009-10-16 21:53:18 | 食べ歩き
遊食屋の看板を遠くに見ながら、
二子玉川小学校入口の信号を右に、つまり南に向かう。
鮎ラーメンは当たり前のように昼は営業していない。
そのすぐ横、いっせいらーめんはやっている。
メニューを見ると、な~んか中途半端な感じ・・・。
Uターンして、二子玉川商店街の通りに戻る。

遊食屋の横、というか上にその店はある。



ラーメン小六である。
遊食屋で大塚会をやる度に、ちょっと心ひかれていた店。
しかし、いきなり納豆ラーメンはないだろう。
萬珍軒でザーサイラーメンにひかれていたように、
ここのところ、どうも口がザーサイなのだ。

ザーサイラーメン(680円)とビール(380円)を注文する。
ビールは小瓶、ただし黒ラベルである。
しかも、冷酒を飲むようなグラスが出てくる、いいんじゃないですか?

黒ラベルを半分ぐらい楽しんだあたりで、ザーサイラーメン登場。



フツーに考えれば、ザーサイラーメンとは
ザーサイとタケノコの細切りを炒めて片栗粉でとじたもの。

しかし、フツーのラーメンにザーサイをのっけただけのもの。
なので、ザーサイがのっていない所からスープを。
カツオの香りが最初にくる、いい感じのスープ。
かなり好きです。

麺はストレートの細麺。
コシとか麦の香りなんて、フランス人が使う辞書の「不可能」という言葉と同じだ。
たぶん、そんなことは関係ないのだ。
ただし、ドン亀並みに鈍い、オレが食べても最後までのびない。
どういうマジックだ?

トッピングのチャーシュー、メンマは特筆すべきことはない。
ザーサイにおいては、ホントに瓶詰めか何かをそのままだと思う。

でも、悪くない。
だって、フツーにうまいんだもん、ホントに。

DoaU230日目_Part2_二子玉川

2009-10-16 18:45:58 | 散歩
渋谷のビックカメラでグランツーリスモのPSP版を買い、
メモリースティックDUOはどこだ?
4階にはない。3階にもない。どこだよ?
2階がカメラ売り場、ああ、ここね。

無事2GBにアップしてから田園都市線へ。
各駅停車だったけれど、二子玉川まではホントにすぐ着く。
12時。
246(玉川通り)を渡って、玉川島屋へ。
その横を抜け、つばめグリルのあたりから島屋の敷地内へ。
島屋の駐車場へ入る信号を渡る。
左へちょっと行けば、7/31に大塚会を行った遊食屋
曲がらずにそのまま進み、ひとつ目の角を左へ。
そこがもう玉電が走っていた場所である。



歩道にタイルで玉電の勇姿が描かれている。
場所は二子玉川商店街の通りを、二子玉川小学校入口の交差点から北に入った辺り。



砧線の中耕地駅の跡の道標。
このあたりはすっかり変わってしまっているらしいけれど、
変わらない建物がひとつ。



二子玉川郵便局。
この手前を2両編成の電車が走っていたらしい。
昨日のブラタモリで放送していた。

そのまま、だらだらと歩く。



砧線跡歩道と書いてある。
左側に砂利を運搬していた云々などの蘊蓄。
右にはマップがある。
そのまま進んでみよう。



セメント工場がある。砂利運搬の名残だったらおもしろんだけど。
その手前に床屋の動脈と静脈のぐるぐる看板。
床屋なんてねえぞ、わかんねえ。

そのまま進むと二股に分かれる。



さて、どっちだ?
右に曲がってみる。
都市計画とは無縁の町並み。
3方を道に囲まれた1軒家とか、縦横斜めに道が交差する。

突き当たりっぽいところに、また「きしべの路」なる表示。
どうやら正しい道のようだ。
つらつら歩いて丸子川までたどり着く。



丸子川親水公園というらしい。
このぐるぐる、何だ?
このまま丸子川沿いを西に進めば、静嘉堂緑地や岡本公園。
進んでもいいんだけれど、そろそろ腹も減ってくる。
同じ道ではつまらんので南下する。

道の左は玉川、右は岡本。
さっきの下山橋を渡って北上した方向も岡本。
この岡本という街は大塚会のSRが生まれ育った街である。
この辺りをガキだったSRが走り回ってた?
いやいや、SRの実家はこの大蔵通りをさらに北西に進んだ方向。
まさかねえ、そう思いながら玉堤通りに出る。
玉堤通りと二子玉川商店街に分かれる角、
ガストがあった所がダイソーになっていた。
二子玉川商店街を進む。

裏から見えたコンクリート工場が見えてくる。



その向かいにおかしな石像。



何だこれ?
そのまま進む。もう玉川島屋まですぐ。

そこに、昨日のブラタモリでOAされたそば屋。



大勝庵というそば屋、店内に玉電の運転席があるらしい。
入ろうかと思ったけれど、それは嫁さんを連れて、にしよう。
やっはり、おもしろいことは複数の人間で共有した方が、おもしろさが倍加するし。

そのまま進む。遊食屋の看板が見えてきた。

DoaU230日目_Part1_ハローワーク

2009-10-16 17:01:19 | 失業生活
10/16(金)

大学を卒業する年、体面上、1回だけ会社説明会なるものに行った。
いかにも営業系、いかにも叩き上げ系、いかにも体育会系、
まあ泥臭いおっさんが問うた「働く意味ってなんだ?」

指名された男の子が言った。
「自己実現のためです」
なんだそりゃ?意味がわからんぞ。
クビを捻ってたら、オレが指名された。
「喰うためです」
「そう、その通り!」
泥臭いおっさんが手を叩く、顔は満面の笑み。

当たり前のことを当たり前に言っただけなのになあ。
ただ、ベンジャミン・フランクリンは言った。
「食べるために働くな。働くために食べろ」

今の時代、フランクリンの言葉は現実とかけ離れすぎている。
そう、理想は大事だけれど、現実は切実だ。

本来8月いっぱいで夏休みは終わらせるハズだったけれど、
オレにはどうも秋休みというものがあるようだ。

10時過ぎ、渋谷に降り立つ。
明治通りをてれてれ北上する。

いつもは宮下公園の信号で左折。
タワレコの横、神南郵便局前の信号で右折してハローワークへ向かう。
今日は。そのまま直進する。
神宮前六丁目の信号まで進み、歩道橋を上る。



朝の明治通りは車も少ない。
首都高を行き交う車まではっきり見える。
宮下公演側にもどり、ファイヤー通り側を見る。



シダックスや電力館が見える。
その手前を山手線や、湘南新宿ライン、埼京線が駆け抜ける。
その手前、何だろね?
黒の斜線が入った鉄の塊。ぶら下がってるだけなのだ。
誰が何のために設置したんだろ?

山手線のガードをくぐってファイヤー通りに入る。
なにやら、すごい声が聞こえる。
なんだ?



渋谷消防署で消防隊員が、突入なのかな?訓練中。
ハローワークの入口側なので、ぼへっと眺める・・・何してんだ?オレ。

検索機は、食べるための情報をいくらでも吐き出す。
しかし、働くための情報は少しも出してくれない。
今日も手ぶら・・・やっぱりブラタモリだよなあ、
そう思いながらハローワークを後にする。

DoaU229日目_Part3_大根と手羽元の煮物

2009-10-15 22:56:27 | レシピ
ブラタモリ、今日は二子玉川をやっている。
7/11に大塚会をやった遊食屋の裏手、玉電が走っていたらしい。
今度、二子玉川に行ったら歩いてみよう、かなりおもしろそうだ。
いえ、もちろん「鉄」ではありませぬ。

昨日の里芋は、あらかた喰い尽くされているけれど、
手羽元は残っている。

昼の間に、大根を処理する。
皮をむいて、電子レンジの根菜を押して加熱する。
さらに通常の電子レンジでさらに加熱。

ゆで卵2個を作って、大根とともに昨日の鍋へ。

ちょっと火を入れたら、火を止めて味を入れる。

夜になってから、また火を入れて、また火を止める。
えのき茸をてきとーに分けて予熱で。

ホントは黒はんぺんとつきコンニャクを入れたかった。
しかし、枝豆にやられた、無理だ、これ以上は。



大根は強烈な色だけれど、味はそんなにキツくない。
むしろほぼ大根の甘みだけ。
ゆで卵もひどいことにはなっていない。
えのき茸の食感もいいし、舞茸もまだうまみが生きてる。

しかし、大根すら食べすすめられない。

ごはんを炊いちゃったからねえ。
枝豆をほぐす。



まあ、豆ごはんですわ。
この枝豆、黒大豆枝豆というだけあって、通常の黄緑の豆ではない。
茹で上がってからも塩をふったので、これでちょうどいい感じ。

明日、豆ごはんを作ってもいいかも。
出汁にちょっと醤油、それにショウガを入れたらうまいんじゃない?

DoaU229日目_Part2_丹波篠山黒大豆枝豆

2009-10-15 20:20:18 | レシピ
いつの頃からだろうか?
枝豆はバラバラの状態で売られるようになったのは。

オレが子供の頃、枝豆は茎に付いていたまま売っていた。
草月流生花師範だった母親に、花切り鋏を持たされて、
ちょきちょき切り分けていたんだけどなあ。

宅配野菜の枝豆だって切り分けられた状態で送られてくる。
今の子供たちはたぶん枝から生えてる豆って知らないんじゃない?

昨日、嫁さんがまた職場でもらってきた。



丹波篠山特産 黒大豆枝豆

久しぶりに枝付きの枝豆を見て驚く、
こんな状態で売っている所がまだあるんだ。

蘊蓄が書いてある。



正月のおせち用の最高品種を若いうちに収穫したもの、とある。
見た目は最悪である。黒い斑点・・・何だ?これ?

蘊蓄は言う。
黒い斑点はバナナの表面の黒い斑点と同じで、
糖分が染み出てきたもので、スイートスポットだ、と。

ざっと水で洗う。
泥やら、得体の知れないものがざくざく落ちる。
実家ではないので、花切り鋏なんてないので、料理鋏で切り分ける。

塩が2種類付いている。

蘊蓄はまた語りはじめる。
デカい方の塩を大さじ5~6ふって洗え、と。
しかし、だ。
大さじ3ぐらい入れた所でびびる。恐ろしい量。
いくら表面の毛を落とすためとはいえ、これ以上は無理。
ボウルの中でごしごし。毛もキレイに落ちたけれど、
オレの手のひらもつるつる、指紋が落ちる、手の甲もしわしわ。



鍋に2000ccの水を入れて、伊豆の「海の精」という塩を大さじ1加える。
沸騰したら、水洗いして塩を落とした枝豆を投入。

蘊蓄は言う。
15分茹でたら、硬さをチェックしろ!と。

15分で見てみる。
あれ?さやが破裂してるじゃねえか。
慌てて、火を落として、割けたものをザルにあげ、「海の精」を。



確かに、香りが高いし、味は濃い。
ホントにウマい。
しかし、これ何日かかって食べるんだ?って量。
明日は豆を使った何かを考えないとなあ。

DoaU229日目_Part1_トマトソース

2009-10-15 16:39:17 | レシピ
10/15(木)

先日、テレビを見ていたらパンツェッタ・ジローラモが出ていた。
そしてパスタを作りはじめた。
しかし、このローマ出身のイタリア人、何を思ったのか、
タマネギのみじん切りを炒めはじめた。
イタリアではタマネギを入れないハズなんだけどなあ。
もちろんウエンツ瑛士みたいに偽外国人疑惑を抱かれるような人物ではない。
日本に来てから料理を覚えたのか?

先週の宅配野菜で残っているものがまだあった。
トマト。

もう1週間経っているので、生食はどうよ?
まあ、パスタにすれば問題はない。

鍋にオリーブオイル、唐辛子1/2本、ニンニク、
ローズマリー、白コショウ3粒を入れてとろ火にかける。



ニンニクの香りがたったら、タマネギを入れる。
しんなりしたら、みじん切りにしたトマトを放り込む。



赤ワインをどぼどぼ注ぎ、さらに水300ccを加えて、
ローリエ1枚を入れて、弱火で煮込んでいく。



半分ぐらいになったら塩を加える、バジル3枚をちぎって放り込む。
ナツメグとタイム、塩小さじ2も加えて調味する。

パスタはフェデリーニ。5分半でアルデンテ。
フライパンにオリーブオイルをひいて、パスタを入れて、
油が回ったらトマトソースを加えて、ちょっと煮込む。

皿に移したら粉チーズをふって完成。



ホントはスパゲッティーニぐらいがいいんだけれど、
開封しているのはスパゲッティとフェデリーニ、カッペリーニだけ。
どれかを消費しきらないと、スパゲッティーニを開ける気にならん。

当然、トマトソースが勝っているけれど、まあよしとしよう。
オレは日本人だ。パスタの種類をこだわる必要もないでしょ、
タマネギもいれるしね。

DoaU228日目_Part4_シルシルミシル

2009-10-14 23:30:49 | Weblog
オレが大学に行っていた時だと思う、無印良品ができたのは。
DCブランド旋風が吹き荒れるなか、
ブランドじゃないよ、そういう謳い文句で出てきた。
神はいない、という神を信じている、というクソみたいな理屈じゃないけれど、
無印良品というブランドでしょ?そうせせら笑っていた。

シルシルミシル、今週は無印良品らしい。
しかし、その前にまた堀雅哉くんが出てきた。
堀くん、デカくなったよなあ、横に、だけれど。
さらにデカくなりたいらしく、トンカツを食べはじめた。
1年で労災じゃない?それぐらい、後ろ姿がヤバい。
しかもカミカミだ、どうみてもおかしい。

先週のスペシャルで明治製菓の「お初」をやっていた。
カールには「かえるのケロ太」が入っている。
88袋(約5280個)に1個の割合で出現するらしい。
あれ?オレ、去年、出現させたよ。



気付かずに喰おうとしたら、嫁さんが、カエルだよ!と叫んだ。
おかげで右側にちょいと切り傷・・・。
生まれてから去年まで88袋食べたってこと?
たださあ、気付かないよ、カエルを食べてるか、おじさんを喰ってるか、なんて。

DoaU228日目_Part3_里芋と手羽元の煮物

2009-10-14 22:53:23 | レシピ
大学を山形で過ごした友人から聞いた話。

山形には芋煮会なる風習がある。
里芋を中心に、後はなんでも好みの具材をぐつぐつ煮る。
家ではない、河原でやるらしい、バーベキューみたいなもんか?

コンビニでは薪や着火剤などを売っていて、
スーパーでは芋煮会用の鍋を貸し出すらしい。

貸した鍋が返ってこない、そういう心配はないのか?
ただアホみたいにデカイ鍋だから、持って帰る人間はいないそうだ。
不思議な人間関係というか風習だけれども、山形ではそうらしい。

先週の宅配野菜で片付いていないのはキャベツ。
これは何とでもなるので気にしない。
しかし、里芋はなんとかしないとならない。
フツーにイカと煮るか?そう考えて、夕方、ほてほて家を出る、
周囲に雲はまったくないので、ぽつんぽつんと雨に打たれながら。

イカは1杯200円、た、たっけえ。
いっそ、キノコと煮込むか?シメジと舞茸を98円で売っている。
帰り道、家の近所のスーパーで手羽元を78円@100g。
これでいいんじゃない?

家に帰って、フォークでつついた手羽元に塩をふって臭みをとる。

里芋をざっと洗ってから鍋へ。水から茹でて10分。



水にさらせば、ツルっと皮は剥けるハズ・・・
しかし・・・何だ?この里芋。
なにやら平らな部分は無理だ、包丁で切り落とすしかない。
当然六方向きなんて無理。
ボウルに剥いた里芋を入れて塩をふってぬめりをとる。

煮豚の煮汁と昼に作ったスープを冷蔵庫から取り出す。
表面に固まった脂を取ったら、水で洗った手羽元を放り込む。



とろ火でじっくり火を入れていく。

手羽元に火が入る間に、ゆで卵を作る。
水から茹でて、沸騰したら2分。そのまま放置して3分。
水で冷やしてから殻を剥いておく。

手羽元に火が入ったら里芋を投入。中火にする。



あとは灰汁をひきながらしっかり煮込む。

嫁さんは21時ぐらいにならないと帰ってこないだろう、
そう高をくくっていたら、19時半ぐらいに携帯が振動する。
帰るぞ!

慌ててゆで卵とシメジ、舞茸をほぐして鍋に放り込む。



酢をちょいと入れて、あとはひたすら煮込む。
20時過ぎぐらいにようやく煮込み完了。



里芋はほくほく、味もいい感じで入っている。
手羽元はもうちょっと火を入れないと・・・
ほろほろにはなってないなあ。

ホントはコンニャクとか油揚げとか入れたらよかったかも。
芋煮会的な感じになったかもしれない。
しかし、なんで料理の名前にも「会」が付くんだ?