海の日というのは、7月20日だと思っていたら、第3月曜日で、今年は19日にあたる。だから、必ず3連休になるということらしい。
学校も、実質、この連休前に夏休みになるところが多いようだ。
となると、どこに行っても混んでるのかな?と思った。
先週、見損なってしまった「踊る大捜査線」を今日は朝9時半から見ることにして8時過ぎにでかけていった。今回は、前売り券をちゃんと当日券に換えておこうと、早めに出たが、到着するとまだ9時前であるため、映画館の窓口が開いていないのだった。窓口の前には長い列ができていてそこに並んだ。どっちにしても何十分か並んで待たなくては、映画が見られないものだな、と思ったが、9時10分前くらいには窓口が開いた。
しかし、中に入ってみると、人は少なく席は選び放題であり、その後もどんどん人が増えるわけではなくて、結局満席にはならなかった。上映が始まってから3週目になるということもあるし、土曜の午前というのは、まだ家でのんびりしている人が多いのだろう。
まず、若者はいない。だいたい、私たちくらいの熟年夫婦が多く、あとは小学生以下の子どもの家族連れである。中高大生や20代の若者あたりは、だいたい昼ごろまで寝ている。うちの娘たちも本当によく寝る。ほっとけば昼過ぎまで寝ていたりするわけだ。
早々と起きて午前中に出かけるのは老人である。ウチの前の遊歩道も、朝のウォーキングやラジオ体操に出かけて行くのは老人の姿ばかりだ。そんな人たちに加わることにはまだ抵抗があるのだが、その様子をベランダから眺め、余裕で準備して、出勤時刻と同じような時間に外出するのが苦にもならなくなった私は、すでに老人の習性になっているといえる。
「踊る大捜査線」は面白かったし、あらためてコンピュータや電子通信機器に支配された社会が怖いものだと思った。人間は派遣社員など記号化されて個人が特定できず、人間の交流はネットゲームで行われるというような社会は病的だ。現代社会がよくあらわれていて不気味だった。そんな中で和久さんの手書きの手帳や、電源を切ってセキュリティーを解除することや、原点に返って犯人を逮捕することなど「変らないもの」「基本」の大切さを感じさせられた。
そういえば、この映画には、心安らぐ田舎の風景などは全然出てこない。地方ロケなどはない。青島刑事は地方に出張などに行ったりはしない。ひたすら「東京」だ。それも「湾岸」というだけあってお台場あたり。レインボーブリッジは車で走ってみたいな~。映画の中に出てくる車についつい目が行く。日産のティーダが目に入った。それから、トヨタ車もあったので、とくにどのメーカーの車を使うと決めているわけではないようだ。
引っ越し便はカエル便というのが目についたが、それは架空の会社?何かいろんな会社がまぜこぜになっていたようだが、複数の会社に頼むなんてことはないだろう。わけのわかんない引っ越し風景だ。あんなずさんな引っ越しはなかろう。ちょっといらいらしてきた。
私の会社でも引っ越しをしたことがあるが、あんなめちゃくちゃなやりかたはしない。あまりにも現実離れしている。ま、映画だからね。
と、筋には関係ないことばかりですみません。
映画の後は、昼ご飯を食べて帰宅し、午後から車で出かけようかと思ったのだが、暑いので昼寝をしてしまった。夕方になって、ちょっと小金井あたりに行ってこようかと思ったが、歩きで近所まで行ったところ、幹線道路があまりに混んでいて、青信号でも流れが停まっている状態だったので、やめた。代わりに「四度目の氷河期」を読み終えた。
明日は、朝からどこかに行こうかな。涼しいところに行きたいけど、そんなところないなあ。