重症筋無力症に負けてたまるか!

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ある日突然、一人旅。与那国島の思い出(その3)

2007-04-11 22:08:40 | 旅行
サトウキビ畑では、収穫したり植えたりしてたけど、

よくテレビでサトウキビをかじったら甘い!ってあるけど、

ポンスケはサトウキビをかじることはなかったよ。

島の人にとって大切な商品だしね。


ある日、Tさんが

『兄ちゃん、この島で免許取らないか?』

と言い、なんでも島で実技の試験を受けて学科を石垣島で受けるらしく、

この島で自動車免許を取るお金って、すっごく安いらしい。


あと、

『この際、この島でずっと働かないか?』

とまで言ってくれた。


当時、まだ大学の1年生(関西だか1回生)。

このまま、島に残るか大学に帰るか。

しばらく悩んだけど、大学に帰ることにした。



島から離れる日、Tさんは最後に島内の観光をさせてくれて、

Tさんの家のおばあちゃんは、お弁当を作ってくれた。

お礼にもならないけれど、

Tさんの息子さんにドラえもんの絵を数枚書いてあげた。

Tさんから、お土産に与那国島の泡盛2本をいただき。

その後、空港まで送ってもらった。



軽トラで空港まで送っていた車内で、

ポンスケはずっと泣いていたよ。

ここでは書ききれない思い出や貴重な体験、

あたたかい島の人々、お世話になったTさんのこと。


空港から離れていくTさんの軽トラが、今でも忘れられないよ。

帰りの飛行機から見た与那国島は、

来たときに機上から見た島とはぜんぜん違って見えた。