大島渚の1970年作品。今まであまり上映されずにいた作品だが、なんとAmazonプライム・ビデオに入っていて驚く。早速見ることに。僕は10代の頃、大島渚に嵌って、自主上映を探していろいろところに見に行った。でも、残念だが大阪ではこの映画を見ることはできなかった。
今更だが、ずっと見たかった映画だから嬉しい。(40年前ならもっと嬉しかっただろうが・・・)50年以上前の映画。当時タイトル . . . 本文を読む
なんだかわからないまま話は進み、最後まで来たのに、やはりよくわからないまま終わる。なのに、なんだか面白い。久しぶりに普通のはずなのに不思議な小説を読んだ気がする。まるで傾向の違う作品なのに2篇とも同じような冷たさと暖かさがある。
「君の六月は凍った。」というひと言から始まる。30年前の記憶をたどる。そこには同い年の女の子がいた。彼女はみんなから鼻つまみにされているが、彼は気になる。そんなふたりの . . . 本文を読む