バレンボイムの「モーツァルト ピアノ協奏曲全集」


 タワーレコード、HMVのクラシック部門でベストセラー第1位となっているバレンボイム指揮兼ピアノの「モーツァルトのピアノ協奏曲集」です。協奏曲27曲中、21曲を収録、CD9枚組のボックスになっています。人気の秘訣は、高水準の演奏もさることながら、その安さでしょう。3,990円、1枚あたり443円です(輸入盤)。私は9枚のうちの4枚を新譜の時に買っているので普通であればダブりが気になるところですが、この安さなので迷わずに購入してしまいました。

 特に好きだったのが、11番、12番、13番を収録している1枚。一時期、このCDを部屋だけでなくドライブ中のBGMでも聴き続けていたことがあります。軽くて、爽やかで、気持ちのいい単調さ。20番以降の有名曲も勿論いいのですが、こういうシンプルな音楽を聴くと、本当にモーツァルトっていいなと思えます。

 今回、初めて聴く演奏も多かったのですが、どの曲も粒の揃ったピアノの音、控えめでふくよかなベルリンフィルの音、外れはないというか、役者が揃えば外れようがないです。今後は、もうこのボックスがあれば十分と思える高水準の演奏でした。
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 写真はオーストラリアのグレートバリアリーフです。
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