「幸味」(三沢市)

 
 

 知り合いから教えてもらった「幸味(ゆきみ)」のニラそばです。

 表面に熱々の油が浮いています。ニラともやしの旨みが利いていておいしい。少し辛めの醤油スープに細めの縮れ麺もいい。醤油、味噌、塩、鶏そばとメニューは豊富、ラーメン専門店からすると邪道なのかもしれませんが、こういう中華食堂風のラーメン店も好きです。






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津軽半島

 

 津軽の雪
  こな雪
  つぶ雪
  わた雪
  みず雪
  かた雪
  ざらめ雪
  こおり雪


 青森には横浜の自宅の書棚にあった太宰治の新潮文庫13冊を持ってきました。その中から「津軽」を再読してから津軽半島のドライブに向かいました。ただ、1日のドライブで津軽の何かを感じることができるわけではなく、とりあえず導入です。津軽の中心の一つである弘前もまだ訪問していません。下北半島と比べると津軽半島の方が、いろんな意味で豊かなイメージがあったのですが、田んぼが広がる一方で集落は点在するだけで想像以上に寂しい感じでした。





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竜飛崎

 
 
 

 まずは竜飛崎です。高台の突端にはあまり期待していなかったのですが、灯台、そしてレストハウスのある方の展望台と眺めのよいポイントがたくさんあり、絶景でした。歌でも有名なので一度は行っておきたかった。よかったです。

 日本で唯一の階段の国道というめずらしい山道もあります。





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高野崎

 
 

 竜飛崎の東に高野崎というもう一つの突端があります。岬の先に橋がかかっていてちょっと珍しい眺めのスポットです。





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「旅路」(外ヶ浜町)

 
 

 今回の主目的の一つであるうに丼で有名な外ヶ浜の「旅路」です。うに丼では、下北半島は佐井村の「ぬいどう食堂」、津軽半島は外ヶ浜の「旅路」が有名なようです。人気があり、6月上旬に週末に行こうと思っているのだが、うに丼は食べられるか問い合わせたところ、今年は予約が多く、当面一杯で、6月の23日、24日の週末なら少しは空きがあるとのことでした。23日で予約したところ、久しぶりに冷たい風の吹かない半袖でいい初夏の気持ちいい1日にあたりました。

 これまで食べたうに丼のほとんどは、丼の大きさが中でしたが、ここは普通の大きな丼ぶりです。この量の多さが人気なのだろうと思います。くどくなく淡白な甘さのうにです。先月、佐井村の仏が浦ドライブインで食べたうに丼は濃厚な甘さのうにでした。これは凄いと思ったものですが、どっちがいいのか。とうもろこし、いちご、トマトなど、いろんな食べ物で甘いものがもてはやされますが、果たして甘ければ、それがイコールおいしいのか、最近よく分からなくなってきました。

 いずれにしても2000円でこんなにおいしいうに丼が食べられるのは幸せです。佐井村もいいですが、外ヶ浜もいいです。






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小説「津軽」の像記念館(中泊町小泊)

 

 津軽半島の風土紀行文風小説の『津軽』は、太宰治が幼少期の自分を親身に世話してくれた女中のタケを30年ぶりに訪ねていくシーンで締められます。

 タケの娘さんの運動会の会場でなんとか再会を果たした太宰とタケさんとの様子が銅像になっています。太宰の書き物の中でも特に印象的な文章、シーンなのでこの銅像にはちょっとグッときます。運動場の脇に建つ記念館の中では実物の越野タケさんが太宰との思い出を語る映像を見ることができます。







 
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「斜陽館」(五所川原市金木町)

 
 


 小泊から十三湖の脇を通り、金木町の斜陽館を目指します。

 太宰の実家(津島家)の財力を感じさせる生家です。一つ一つの部屋が豪華で京都にある有名な寺を見学するようです。周囲は閉店した店舗の溢れた典型的な人口減少の街の様相なのですが、ここだけ過去の栄華を誇っているようです。


 斜陽館をあとにし、津軽半島ドライブの最後は、木造駅前の神武食堂で担々麺を食べようと楽しみにしていたのですが、「本日は運動会のため休み」との張り紙がありました。残念、また次回。


 400km弱、いろいろ回りましたが、津軽はまだよく分からない、当たり前です。もうちょっと訪れて知る必要があります。それでも、ドライブの途中で眺めた岩木山、岩木川は評判どおりきれいでした。


「さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」(『津軽』より)





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奥入瀬渓流

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 十和田湖の遊覧船には結婚した年に乗ったのですが、ずっと懸案になっていた奥入瀬渓流にようやく行けました。本当に素晴らしい自然、散策路でした。個人的青森県ランキングで恐山を抜いて1位です。三乱の流れ、石ヶ戸の瀬、阿修羅の流れ、雲井の滝、白布の滝など名前のついている場所もあるのですが、全てが見どころといっても大げさではありません。ビューポイントは無限です。歩いている時間すべてが気持ちよくて、幸せです。

 駐車場は3か所あるようですが、真ん中の石ヶ戸休憩所の駐車場が場所的に良さそうでした。そこからまず、三乱の流れを往復、そして十和田湖方面へ白銀の流れまで行って帰ってきました。気持ちいい散策路です。2時間ちょっとかかりました。







 



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「大昌園」(十和田市)

 
 
 

 B級グルメで少し知られるようになったバラ焼きは、もともとは三沢発、それを真似た十和田が大会で賞をとった。三沢の「赤のれん」という店をいつかと考えていたのですが、ちょっとタイミングが合わず、十和田で先に食べることになりました。

 いろいろと店がある中でまずは「大昌園」です。店内は解放的な焼肉屋です。バラ焼きは牛肉か豚肉とタマネギをニンニクのきいたタレで炒めて食べるくらいしか知りません。

 この店のタレはあまりニンニクがきいていない焼肉屋の甘めのタレです。焼肉とバラ焼きの違いがよく分からないのですが、すごくうまいです。孤独のグルメのバトル系食事のような雰囲気があります。キムチを入れてもおいしいと店内の食べ方に書いてあったので、追いキムチをしました。激うま。

 バラ焼きセット(800円)を頼んだのですが、午後3時までと言われ、時計をみると3時半でした。単品でバラ焼き(600円)、ライス小(150円)、ハクサイキムチ(200円)に消費税で1026円です。大満足です。










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「ヤマヨ」(十和田市)

 

 青森県には、ユニバースとマエダというスーパーがいたるところにあって必要なものは買えるのですが、地元の方から十和田のヤマヨがやばい、買いすぎてしまうという話しを聞いていました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 

 笑えます。面白いです。











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「魚竹」(築地)

 

 今月号のdancyuの表紙写真、巻頭特集が築地の「魚竹」の銀鮭にマグロの中落ちを付けた定食でした。

 住所は築地ですが、東銀座といってもいい場所にあった店。この写真にあるセットを銀座勤務時代、毎週のように食べました。本当に本当にうまかった。懐かしいです。






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仏沼(三沢市)

 
 
 
 
 

 ラムサール条約という湿地を守る団体に登録(日本は50か所、青森県ではここだけ)されている仏沼(ほとけぬま)です。野鳥の楽園とのことで散策にでかけました。大昔は海で、もともとは水田として開拓された後に放置された場所なので畦道が整備されています。他の湿原に行ったことはないのですが普通は自然を守るためにあまり道がなく木道などを一部設置しているくらいだと思うのですが、仏沼は過去の経緯から道があるので散歩しやすくなっています。

 気持ちいいウォーキングコースになっています。チュンチュン、チチチ、ジジジなど鳥の鳴き声を聞きながら歩きます。


 
 
 

 338号線から入ってすぐのところに駐車場があります。


 
 

 どう歩いてもいいのでしょうが、3つのコースが設定されています。今回は一番短い①三角池オオセッカコースにしました。曲がり角に看板があるので迷うことはありません。
 コースタイムは1時間となっていますが、普通に歩けば20分程度だと思います。ただ、何度も足を止めて、録音したり、双眼鏡で鳥をみたりしていたので1時間以上かかりました。


 
 

 ここはオオセッカの生息地として有名らしいです。ぐるっと回って最後の方、一番はじめの曲がり角の先の両脇のエリアでオオセッカらしい鳥がたくさん見られました。双眼鏡で眺めたり、実物を録画・録音できたのはこのエリアだけです。6~7月が繁殖期らしく、オオセッカらしい鳥が喉を震わせて大きな鳴き声を響かせていました。


 今回は見かけませんでしたが、数日前、場所の下見に来た時にはキツネとアライグマのような動物を見ました。









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「内山商店」(アウガ地下1F)

 
 
 
 

 青森県人は筋子が大好きと書いてありました。筋子とイクラの違いも知らなかったのですが(筋子は個々のイクラになる前のまだ繋がっている段階の卵)改めて食べてみたくなりました。おにぎり、巻物など食べ方はいろいろあるようですが、買うのなら青森市中心部のアウガというちょっと古い複合ビルの地下の食料店街にある「内山商店」が人気とありました。年末には2時間待ち(?)とか。

 100g、500円から700円まで。店の方にきくと形、見た目の違いで味は同じとのことです。どれにするか選んで、1500円くらいとか、2000円とかいって注文しています。私は600円のやつで2000円くらいでお願いしました。

 しょっぱくて濃厚でこれはやばいです。青森の日本酒はどれも美味しいのですが、つい飲みすぎてしまうので家ではふだん焼酎にしているのですが、これは日本酒だろうとカブセンターでじょっぱりの純米を買って帰りました。

 本当にやばいです。筋子を切り分けてそのまま食し、しょっぱくてべた付く口の中を日本酒で洗い流します。これは体に悪いです。でも、こんなにやばいくらいうまければもうどうでもいいです。





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「長尾中華そば」(西バイパス本店)

 
 
 
 

 楽しみにしていた本場青森の煮干しラーメン。地元の方に聞いてもやはり有名な長尾がいいというので青森市のカブセンターという巨大なショッピングエリアの一角にある本店に行ってきました。

 味は、昔ながらのあっさり、濃厚、中間のダブルスープなどがあり、濃厚が好きなのではと思ったのですが、初回なのでまずはあっさりにしました。

 麺は4種類から選ぶようですが、店の方があっさりなら縮れ麺がいいというのでそうしました。その名のとおりあっさり、だけど煮干しの旨み十分です。うまい。スープはすべて飲み干しました。せっかくなのでライスとおしんこも少しいただきました。

 朝7時オープンというのもいいです。もちろん、次回は濃厚スープです。





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青森県観光物産館アスパム

 
 
 
 

 りんごの箱を買いたくて、アスパムに寄りました。実際にりんごを入れる木箱はもっと大きいのですが、その木箱を作っている板柳町にある製造者が同じ材質で小物入れを作っているということでした。ただの木箱といえばそうなのですが、記念に購入しました。

 アスパムの脇に大きなテントがあり、何かと思って近寄るとねぶた祭りの山車を作っている場所でした。15~16あり、一部は中の様子が見れました。夏に家族と母親が青森にくる予定でねぶたもみようと思っています。8月が楽しみです。








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