「肉のキタムラ」(妙蓮寺)

          

 焼肉が大好きです。若い時は美味しい焼肉屋巡りもしました。鹿浜の「スタミナ苑」へは6~7回行きましたが最も待ってもまだ20分くらいでした。特選ロースという名のステーキにはタマゲタものです。その他京浜地区では水道橋の「京城」、中目黒の「びーふてい」にも仲間とよく行きました。広島では出始めの豚トロとホルモンの美味しさを知りました。油の旨みを知って痺れた。

 結婚してからも焼肉店探求は続きましたが、岡山で生活していた頃から焼肉屋ではなくていい肉を売っている肉屋を探して自宅焼肉することに開眼しました。リーズナブルでより旨い。岡山でも凄くいい肉屋があり、そこを知った後は焼肉屋には一度も行きませんでした。土曜・日曜日を焼肉デーとする週末は幸せです。

 横浜では以前アップしましたが(2009年2月15日)、妙蓮寺に「肉のキタムラ」があります。焼肉用の肉を買ったのは今回初めてなのですが最高!でした。
 先週は閉店間際だったので店長に推薦されるままに100g1,000円の「山形牛霜降トロカルビ」でした(営業は通常20時まで、ただ週末は特売で品切れとなるので土曜日は19時頃に閉店、日曜日休み)。
 今週は少し余裕を持って行ったところ、総称山形牛の「特上霜降カルビ牛」、100g1,130円を買いました。生産者は佐藤さん、A4等級のメス牛と書いてありました。これに自家製ウィンナーをいくつか買います。我が家は少食なので肉の量は2日分で500gで十分です。肉、ウィンナーで6000円ちょっとかかるので高いといえば高いのですが1日分3,000円であれば焼肉屋に食べに行くのに比べるとすごく安いです。

 とりあえず一番高い肉から入りましたが、もう少し安い肉でも美味しそうです。岡山の肉屋は900円で最高レベル、500円でも十分でした。都会なので少し高いのは仕方ないですがいろいろと試してみようと思います。


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「日吉大勝軒」(日吉)

          

 現在、日吉には美味しいつけ麺を食べさせるラーメン屋が3軒あります。「あびすけ」、「どん」、「日吉大勝軒」です。

 「あびすけ」はつけ麺ブームの初期に開店したつけ麺専門店、固めの極太麺を魚介系スープで食べます。以前は麺の状態が食べる毎に異なり、首を傾げることもあったので次第に足が遠のいていました。今回、久しぶりに訪問したところ、温かい麺は茹で時間3分、冷たい麺は茹で時間9分と張り紙がありました。システマチックになったのかちょうどよい固さと麺の喉ごしが絶妙でした。これは旨い。

 「どん」は二郎インスパイア系と紹介されています。私はうどんとラーメンの中間のような二郎の麺が苦手なのですが、インスパイア系と称される店は麺がラーメンに近いことが多く比較的口に合います。おなじみのお好みでの量増減、固め軟らかめ、野菜やニンニクの追加サービスなどがあります。二郎につけ麺があるのか分からないのですが、この店には醤油スープ、味噌スープとあり、どちらも食べましたが美味しいです。麺固めを注文するお客さんが多いですが、私は軟らかめがちょうどいいです。ニンニク入れてがっつり食べる気分の時はよいですが、そうでないと店内がニンニク臭くてちょっとと感じてしまいます。

 そして、「日吉大勝軒」です。中央通りと普通部通りをつなぐ小路、以前よく通っていた立ち飲み屋の後にラーメン屋が出来て、更にその後にオープンしています。私は大勝軒で食べたことはないのですが、永福町系と書いてありました。
 まず中華麺を食べましたが、店内に2人前と張り紙のある麺300gに大きな器にたっぷりのスープ、1.5~2人前くらいの量のラーメンです。コクのある濃厚醤油スープに熱々の油で表面をとじていてとても美味しいです。気に入りました。ただ、いくらなんでも量が多いかも。この量が大勝軒の特徴なのかもしれませんが女性は平らげるのが大変そうでした。私も空腹時でないと無理です。
 寒くなってくればまた中華麺にしますが当分はつけ麺の「せいろ」です。同じ300gだと思いますが、せいろだとペロッと食べられます。野菜せいろも良かったですが、今回は肉せいろにしてみました。麺は特徴なし極めて普通なのですがスープが何といっても美味しいです。

 「あびすけ」と「日吉大勝軒」とで甲乙付け難いのですが、麺ならあびすけ、スープなら大勝軒。あびすけの魚介系スープが若干くどくて食後、当分いいやと思うので、今は日吉大勝軒が一番のお気に入りです(と書いた直後から「あびすけ」の方がいいような気もします。両方いいラーメン屋です)。



〔2010.9.12〕

          

 ワンタン麺です。相変わらずスープが旨いです。ワンタンもいいアクセントになります。やっぱり麺が少し多いかな。次回以降は麺少なめにします。



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「オブライエンズ・アイリッシュパブ」(日吉)

          

 2~3年前に日吉で帰りに一杯というと立ち飲みの「寅さん分店(?)」(今は日吉大勝軒)と松屋の前にあった九州系のツマミを出す立ち飲み屋(今はさぬきうどん屋)だったのですが、学生向けとサラリーマン文化の間でまだ立ち飲みが定着しなかったのか消えることになりました。大好きな店だっただけに本当に残念です。

 その代わりというかアイリッシュパブがその後オープンしたのは嬉しい限りです。一店は慶応大学の新しい学生会館・研究棟のような協生館の1階にある「HUB」です。これはチェーン店のようですが広いし気軽にビール、つまみを食べられて快適です。特に料理は本格的で安くて美味しい!こんないいパブが日本にも展開していたなんて驚きです。

 もう一店は普通部通りからちょっと脇に入ったところにある「オブライエンズ・アイリッシュパブ」です。HUBがチェーン店なのに対して脱サラオーナーの個人経営の店です。

 HUBの良さはビール、料理の美味しさに加えて、慶応の学生・関係者を始めとした客が多くてパブらしくガヤガヤしていることです。ただ、ギネスの次の一杯がハブエールという独特のコクのあるビールで、一般的なアイリッシュパブのビールではありません。
 その点、オブライエンズにはキルケニーがあり、ギネスと合わせて2杯満喫できます。比較的客少なめ、こじんまりとしていて窮屈感が少しありますがまあ許容範囲です。

 久しぶりにアイリッシュパブでギネス他を飲んでいますが、改めてビールは泡だと感激しています。ビールはアイルランド、ロンドンが絶対。ギネス、キルケニーを飲むと、日本のビールが冷たい飲み物+α程度であまり美味しく感じられなくなってしまいます。

 当分はHUBかオブライエンズでおいしいアイリッシュビールを堪能しようと思います。


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「丸亀製麺」(トレッサ横浜)

          

 今週はトレッサ横浜に出掛けました。トヨタが開発、運営するショッピングモールで綱島、大倉山の近くにあります。ららぽーと程の交通渋滞はなくスムーズに駐車できました。規模はほどほどで若者(流行ファッション)より家族(おしゃれな100均風)を重視したような店舗構成になっていました。我々にはこちらの方がしっくり、また来ようと思わせます。

 昼食はここでもフードコートです。私は岡山にもあった「丸亀製麺」を選択しました。岡山の大型店で食べていたときは麺の捌きも本格的でてっきり香川・丸亀発かと思っていたら、この丸亀製麺は神戸に本社のある会社が経営している全国チェーンのようです(東京26店、神奈川10店)。十分なレベルと思っていましたが他の選択肢もあったので岡山ではたまに程度でした。

 冷たいかけうどん大です。フードコートの中なので製法を簡略化しているのかと思いきや同じようなオペレーションでした。天ぷらも必死に作業して揚げたて提供していたので変わらないなあと期待です。

 岡山で食べていたときの印象は冷水で締めすぎて好みより少し硬い(その分喉ごしはよいのですが)くらいでしたが程よい弾力があってよかったです。出汁は香川特有のイリコ風味が弱いような…東京風にアレンジでしょうか。それでも十分なレベルで満足できました。やっぱり美味しい。



          

 天ぷらも定番のちくわと卵にかき揚げも欲張りました。揚げ立てなので美味しくない筈がありません。京浜地区でも讃岐うどんが食べられます。次回はぶっかけ、釜揚げなども試してみようと思います。


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「梅蘭」(ららぽーと横浜)

          

 日曜日はららぽーと横浜に行ってきました。最後の1kmを切ってからの渋滞が凄かったですが何とか到着できました。
 まあ普通のショッピングセンターというか、もちろん規模は大きくて東急ハンズがあったりと特徴はあるのですが、わざわざまた行こうとは思えないです。

 その中でこれはいいなあと思えたのが「フォーシュン」という名のフードコートで、比較的高級な店舗が10店ほど並んでいて、それを集合券買所で注文してピピと鳴るのを席で待つシステムです。全ての店のメニューから食べたいものを家族一人ひとりが選べて無駄な行列もなしです。

 私は中華街にある「梅蘭」のやきそばを食べました。餡かけヤキソバの表面を卵でとじていて、表面を割ると中からとろっと餡が出てくるというものです。固ヤキソバと普通のヤキソバを両方味わえて、食感が楽しいです。中華街で行列が出来るというのも分かるような。このヤキソバはまた食べてみたいです。


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カラヤン/ベルリンフィル「ブラームス 交響曲第1番」(1963年)

          

 クラシック音楽を大音響で聴けるようになったことで1枚。録音の優秀盤は数多あり、いろいろと聴き直しているのですが、単に録音だけでなく演奏も含めて凄いと思わせるのは何といってもカラヤン指揮ウィーンフィルの「ワーグナー・ライブ・イン・ザルツブルグ」です。これは以前ご紹介したので次点の中の1枚となると1963年録音のカラヤン指揮ベルリンフィルハーモニーのブラームス交響曲第1番です。聴いていて吹き飛ばされそうになるド迫力の壮演です。

 ご存知のとおり(といっても最近はそうでもないかもしれませんが)、ブラームス1番はカラヤンの十八番で正式録音3回にライブ演奏も多く収録されています。一言でいうと冒頭のティンパニと弦楽の合奏から非常にスケールの大きな演奏でこの広がりは他の名指揮者からは聴かれないものです。

 この演奏はそれらの中でも一番古く、カラヤン/ベルリンフィルの組み合わせの第1回目のものです。演奏の広がりに加えて緊張感、分厚さが凄くて本当に音圧というのか音の洪水に圧倒されます。これが演奏によるものなのか録音によるものなのか私にはよく分からないのですが、単なる録音だけでない重厚なドイツらしいベルリンフィルらしい音楽を浴びせかけてくれます。オーボエ、フルート、クラリネットも名手達が天国的な響きを聴かせます。
 こういう演奏、音楽を生で聴けたなら人生が変わるほどの感動を得られるのではないかと思います。その擬似体験がこのディスクで可能です。私はハイドンの主題による変奏曲とのカップリングで1000円のディスクを持っています。現在どういう形で販売されているのか分かりませんが、いずれにしても頒価だと思うのでお持ちでなければ是非。


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ウェルザー=メスト/クリーヴランド管「ワーグナー管弦楽曲他」

          

 自宅に戻り、狭いですが書斎(というかスペース)で比較的大音響の音楽を鳴らせる環境になりました。ダンボールの中に眠っていたCDも全て引っ張り出して並べてちょこちょこと聴いています。

 2年数ヵ月ぶりの横浜の街ですが、想像していたほど変わっていなかったです。横浜駅周辺も何回か歩きました。横浜そごうの地下やクィーンズ伊勢丹などで高いですが美味しいものがズラリと並んでいるのを見てああ都会だなあと実感しました。地方都市は少々高くてもいいものをと思ってもそれを売っているところがありません。
 モアーズの「タワーレコード」と横浜ビブレの「HMV」もそのままでほっとしました。ただ、音楽ショップを取り巻く環境は相当悪化しているようです。先日、新聞でHMVの買収をTSUTAYAが諦めたと報道されていました。値段が折り合わなかったのとHMVの赤字店が相当数あった為とありました。旗艦店の渋谷店も閉鎖するそうです。
 いくら便利とはいえ著作権無視の違法ダウンロードで音楽業界が衰退して好きな音楽(業界)の水準が下がれば元も子もありません。業界の自助努力も必要ですが対策が必要です。

 久しぶりなので何枚かCDを購入しました。ポリーニの「ショパン・リサイタル」、アーノンクールの「ポギーとべス」、そしてフランツ・ウェルザー=メストとクリーブランド管弦楽団のワーグナーコンサートです。

・歌劇『リエンツィ』~序曲
・楽劇『トリスタンとイゾルデ』~「前奏曲と愛の死」
・楽劇『ローエングリン』~第1幕前奏曲
・楽劇『ローエングリン』~第3幕前奏曲
・歌曲集『ヴェーゼンドンクの5つの詩』(ソプラノ:ミーシャ・ブルガーゴーズマン)
・楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』~第1幕前奏曲
・楽劇『ワルキューレ』~「ワルキューレの騎行」

 ワーグナーはやはり大音響で鳴らしたいです。ロマンチックなメロディ、豪勢なオーケストレーションに陶酔です。ローエングリン、トリスタン、マイスタージンガーであればこのような序曲、前奏曲集でなくて全曲盤を直接聴くのですが、聴き処は「リエンツィ序曲」です。私はこの音楽が大好きでクナッパーツブッシュやシノーポリの演奏を愛聴しているのですが、メストもなかなかいいです。前半はワーグナーらしくたっぷりと鳴らしますがアップテンポの部分に入ると自由というかしなやかにリズム処理をしています。全般的に純音楽的ですがテンポにメリハリを効かすのがウェルザー=メスト風でしょうか。
 ブルガーゴーズマンもワーグナーソプラノとして十分な力強い美声を聞かせてくれていますが、どうせなら「愛の死」を歌って欲しかった。クリーブランド管もヨーロッパのオーケストラを思わせる(こういう例えは良くないのかもしれませんが)機能美で全く遜色ありません。

 ところで、タワーレコードの試聴コーナーにウェルザー=メスト指揮/ウィーンフィルのシェーンブルン宮殿/夏の夜のコンサート2010というCDがありました。「宇宙」をテーマにしたらしくて何とウィーンフィルがスターウォーズのテーマ曲やダースベーダーのマーチを演奏しています。気楽な野外コンサートならではでしょうが意外で楽しかったです。迷ったうえ購入しませんでしたが、やっぱり買いだったかな。


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井上雄彦「バガボンド 33巻」

          

 横浜市への引越しにあたり書籍を整理しました。小説、漫画、ガイド本、専門書など。大事に保存していたものも妻からのプレッシャーもあり思い切って処分しました。もう死ぬまでに再読しないだろうもの、いつか子供が読んでくれたらと思っていたものもリサイクルです。3回に分けてブックオフに持ち込んだところ400冊くらいで27,000円になりました。

 それでも何冊かは手許に残しました。本は未読と飲食店情報関係、漫画はまだ再読しそうなものです。漫画では「バガボンド」、「リアル」、「ハチミツとクローバー」、「3月のライオン」、「ふたつのスピカ」、「深夜食堂」だけをキープしました。

 やはり「バガボンド」は傑作です。最新の33巻では又八が語り部となって巌流島での小次郎との決闘に向かう武蔵を回想します。このシリーズは、途中で一時方向性がよく分からなくなりましたがようやく終結部に入ってきました。それでもまだ終わるまでに1年以上(?)要するのでしょうか。武蔵が最後にどういう剣捌きを魅せるのか見物です。


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