山本屋総本家(名古屋)


 名古屋名物の味噌煮込みうどんの老舗。いろいろとあるが、やはりここが美味いという情報を読んでいたので、万博の帰りに駅ビルに入っている支店に寄りました。金曜日の17:00過ぎという時間帯でしたが満席で、店の前の椅子でしばらく待ちました。うどん屋ですが店内は老舗の雰囲気、スタッフも行列に手馴れた対応です。期待は膨らみます。

 メニューは、普通の味噌煮込みうどん(5~6種類の具入り)に卵、鶏肉を追加するかどうかの選択です。我々は両方入れる「親子入り(?)」という1,450円くらいのものを注文しました。スープをすするとコクのある濃厚な赤味噌系でとてもおいしく感じます。ところ
が・・・麺がカタい。カタくて、ボソッと切れます。驚きました。これは一体どういうことなんだろうか。つやつやしていて、もちっとしていて、咽喉ごしがよくて、腰のある讃岐うどんの対極にあるような食べ物です。勿論我々の麺だけおかしかった訳ではありません。隣りのお客さんも片方が「硬い麺で驚くかも」ということを話しています。
 日本各地には、地元でしか好まれない食べ物が存在しますが、それの一種なのか。それとも、この硬い麺は癖になる食べ物なのか(名古屋出身の同僚に確認したところこの硬い麺でないとダメなんだそうです)。初めて食べた我々には今のところ分かりません。

 今回、初めて名古屋入りした妻は、これだと余りにも名古屋の印象が悪いので、櫃まぶしか何かを食べ直そうかと提案してきましたが、少食の我々に連食は無理です。今回はたまたま相性が悪かったという整理で、名古屋を後にしました。新幹線35分で京都に到着です。

 散々なスタートとなりましたが、トータルではとても素晴らしい旅行となりました。次回以降が京都編です。
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愛知万博


 愛知万博に行ってきました。

 名古屋駅近くの名鉄バスセンターからのシャトルバス(往復1,500円、35分)に乗り、11:30頃に東口ゲートに到着。

 ペットボトルを取り上げられ入場し、しばらくボードを歩いていくと、長い行列が現れます。トヨタ館の午後の整理券配付への行列です。我々は事前予約券を取れませんでしたし、長時間並ぶつもりもないので企業パビリオンは全てパスです。

 そこで、アジア・中東地域の各国のパビリオンから見ていきました・・・。各国のパビリオンは、各国の写真、民族衣装、簡易住居などが展示してありますが、メインは土産品屋と食堂です。中学・高校の文化祭を思わせました。結局、今回、入館したのは、アジア・中東地域のパビリオン6~7館、マンモスの牙の化石館、エジプト館、アフリカ館程度です。

 30分以上並ぶのが嫌だったので断念したのが、大地の塔(60分)、ドイツ館(50分)、イタリア館(30分)などなど。それに予約券を持っていたけど、時間に5分遅れで入館を断られたNEDOパビリオン。要するにほとんどのパビリオンには入館していません。

 したがって、本当につまらなかったです。万博を楽しもうという気合なしに、一度万博に行ってみたい程度で出向いた我々も悪いですが、ほとんどの入場者が観れないパビリオンで人集めをする万博サイドも大いに非ありと言いたいです。入場料だけは4,600円とDL、USJ並ですが、内容からして入場料無料が妥当な線です。15:30頃に会場を後にしました。
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想い出の写真(御柱祭)


 ようやく仕事を片付けられたので、これから京都・愛知万博の3泊4日の旅行に行ってきます。いろいろと写真を撮ってきて順次アップしようと思います。

 本日の写真は、昨年、長野県に見に行った8年に1回開催される奇祭「御柱祭」の様子です。上に人が乗った大木を斜面に転がすもので死人が出ることもあるそうです。確か「上諏訪」、「下諏訪」のものがあり、私は「上諏訪」のほうを見ました。思っていたほど、木の落ちるスピードが早くなく、少々期待外れでしたが、ものすごい人だかりと迫力でした。次回は、原始的に(?)丸太を豪快に落とすという「下諏訪」のほうに行って見たいと思いました。
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レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ(青山)


 現在、複数のグルメ情報本で銀座「ロオジエ」と並んで東京トップクラスのフレンチだと評価されている「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」。妻の誕生日祝いでランチに行ってきました。

 ランチのコースは、4,725円、7,350円、12,600円とありますが、ネット上で7,350円のコースは「おいしいけど期待していたほどではない。改めてディナーで試したい。」というコメントおよび写真を見て、どうせなら1回目で感動したいと少々高くてもアラカルトで2品食べることにしました。事前に店のホームページでアラカルト・メニューをチェックしましたが、なんと美味しそうなこと。正直、全て食べてみたいという料理名が並んでいました。

 地下鉄青山一丁目駅を降りて3分。ソニービルの横、白い近代建築風のビルの1階の入口にスタッフが立って待っています。
 12:10分と言われたので12:00入店組の次なのかと思っていましたが、我々が初めの客でした。マダムとスタッフ5~6名、そして成澤シェフが出迎えてくれます。久しぶりの仰々しい歓待に少し緊張。
 光のよく入る明るい部屋に席は30人分くらいでしょうか、黒革のリラックスできる椅子でとてもいい感じです。

 飲み物の注文を訊かれてから、3つのコースとアラカルトのメニューが出されます。一応、コースメニューの内容を確認、いろいろと食べられそうなのでこっちでもよいかと思いましたが、当初予定どおりアラカルトにします。ホームページに掲載されているメニューとは16~17品中、5~6品が違うものに入れ替わっていました。

 「イベリコ豚を食べたい」と妻と相談していたところ、スタッフから「イベルコ豚は量があるのでお二人でシェアしてちょうどいいくらいです。あと前菜を1品ずついかがでしょうか。」とアドバイスがあったので、妻がネットで名物と読んでいた「フォアグラとイチゴ」を、私は「九州・玄界産クエのオレンジ風味」を頼みました。この3品ともシェアしてサーブしてもらうことにしました。

 まず、オリーブが出されます。コース料理の中にもパスタが入っていたので、フレンチに捉われなということでしょうか。硬いことを言わないイイトコどりは大好きです。そして、コース料理の一番初めに出てくるちょっとした一品(口始めというのでしょうか?)であるパンとクラッカーの上にハムやプチトマトなどが乗ったものが出されます。そして、パンがサーブされます。焼き立てでバターもとてもいい味で、後に期待を持たせるスターターになっています。

 「フォアグラとイチゴ」(3,990円)。成澤シェフのスペシャリテは、肉・魚とフルーツをコンビネーションさせた料理のようで、いろんな情報でもそれがとても美味しそうに紹介されています。
 この料理は滅茶苦茶おいしくて名物という情報と、イチゴは季節外れでそんなに美味しくないという情報を読んでいたのですが、フォアグラを食べたかったので注文しました。
 美味しいですが、前評判から期待する「こんな美味いもの食ったことない」レベルではありません。フォアグラは、四谷のフレンチ「北島亭」で食べたときにこんなに美味いものなのか!要するに大トロ、特上ロースと同列の食べ物なんだと開眼させられました。この店のフォアグラもとても質のいいフォアグラだとは思うのですが、北島亭で食べたアブラがノッたものではなく、さっぱり系。あくまでサラダの具としてミックスさせているので、そんなに驚きはないのが正直なところです。

 「九州・玄海産クエのオレンジ風味~ルージュ&ブラン~」(4,410円)。魚とフルーツを合わせる料理を食べたくて注文しました。クエの上にグラタン風に焼いたもの、下に茹でたほうれん草が敷かれています。とてもおいしいですが、オレンジがどこに使われているのか分かりません。そんなに魚とフルーツのミックスのよさは感じられず、他店のシェフでも作れるのではないかという料理ではありました。

 「100%のイベリコ豚・わさび」(8,820円)。これは期待どおりでした。おいしい豚に唸っていると、スタッフから「もっと、わさびをたっぷり塗ってください」とアドバイスがありました。たっぷり塗っても全くツンとはこない美味しいわさびです。添えられていたホワイトアスパラもおいしくて、「あー美味い、幸せ」です。前菜として注文しようかどうか迷った「ホワイトアスパラのグラティネ」は、6,500円くらいと高かったので断念しましたが、1本でも十分堪能できました。

 ここまで食べて思ったのが、この店は素材のよさで勝負しているのかなあということです。和食では素材に拘る、素材で勝負するというのは王道ですが、フレンチ、イタリアン、中華などでは味付け、スープのよさなどが競われて、素材のよさを強調することはあまりないような気がします。フレンチとしてどう評価してよいか分かりませんが、全てとても美味しい、ただ、たまたま今回は時期が悪かったんじゃないか、寒い時期のほうがよかったんじゃないかという和食で感じるような印象を持ちました。

 以上、期待が大きすぎたので辛口の評価となりましたが、満足度は85%くらいとかなり高めで、美味しいことに間違いありません。
 最後のデザートも秀逸です。2,100円の価値があるかどうかは人にもよると思いますが、チョコレートのデザートもストロベリー系のデザートもおいしかったです。その後にワゴンでサービスされるプチフールも10種類くらい、どれもおいしくて甘いもの好きの女性にはたまらないと思います。

 ワインは、シャンパンで「ヴーブクリコ・イエローラベル」(1,575円)、白で「シャサーニュ・モンラッシュ」(1,890円)、赤で「ジュブレ・シャンベルタン」(1,890円)をいただきました。それぞれ3種類のグラスワインがメニューには用意されていましたが、一番高い(好きな)ワインを注文しました。いずれも高レベルのグラスワイン。懐具合により頼むかどうか分からなくても、このくらいの水準のワインを店では用意してほしいと思えるおいしさでした。

 料金は、サービス料10%込みで32,500円。食べているときには、4万円はしたかなあと思っていたので、意外と安く感じました。因みに、初めの一口料理とコースのデザート、エスプレッソのおかわりは値段にカウントされていませんでした。

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ムーティ指揮/ミラノ・スカラ座「モーツァルト コシ・ファン・トゥッテ」


 先日、バイロイト音楽祭で「コシ・ファン・トゥッテ」の指揮をする夢を見ました。オーケストラの反応が悪いので、手振り身振りを大袈裟にしているところで目が覚めました。うなされて起きる悪夢を見ることが多い中でとても気持ちが良かったです。潜在意識の中に最近よくDVDで観ているムーティの姿がすり込まれていたのかもしれません。

 そこで、いつかは投稿しようと考えていたムーティ指揮の「モーツァルト コシ・ファン・トゥッテ」のDVDを繰り上げてご紹介したいと思います。

 「コシ・ファン・トゥッテ」は、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョバンニ」、「魔笛」と並ぶモーツァルトの傑作オペラですが、訳題「女はみんなこうした(浮気する)もの」という喜劇風の男女の色恋話しをストーリーに随所に2~6人の美しい重唱が散りばめられており、モーツァルトのオペラの中でもとてもチャーミングで楽しい旋律美に酔うことができます。

 ムーティは、ミラノ・スカラ座の音楽監督ということで、オペラならヴェルディを中心としたイタリアものを得意としていますが、この「コシ・ファン・トゥッテ」も頻繁に取り上げる自信作のようです。CDでも、旋律の歌わせ方がうまくてオーケストラの音がよいレヴァイン/ウィーンフィル盤と並んでムーティ/ウィーンフィル盤を好んで聴いていました。

 このライブ映像では、フィオルディリージ役のダニエラ・デッシーが美しくて魅力的です。この公演当時(1989年)あたりから、オペラ歌手は昔のように超重量級ではダメで、容姿も重要と言われだしたのではないかと思います(最近はそんなことはない?)。立派な体型ではなく、舞台映えがよくて、勿論歌もうまいソリスト。ダニエラ・デッシーはそういった美人ソプラノの代表格の一人だったと思います。これなら映像付きで観たいです。
 全体的にムーティの統率力のよさも光りますが、なんといってもモーツァルトの音楽、オペラの楽しさが際立つ映像になっています。私は最近、オペラを3時間以上かけて見続ける気力、時間がありません。そこでBGMのように流しておいて、好きなシーンだけ集中して観ることが多いのですが、このDVDもそういうバックグラウンド映像に適した爽やかな音楽と映像になっています。ハンペの演出もカラヤンの「ドン・ジョバンニ」といいオーソドックスだけどシャレていて好きです。

 ところで、ムーティは、ミラノ・スカラ座の日本公演で「リゴレット」と「運命の力」を観ました。チケットはどちらも5万5千円くらいだったと思います。財布の余力の問題とともに金銭価値観の上限を突き抜ける値段でしたが、生涯に一度、現地ミラノに行ってもムーティ指揮の公演のチケットは入手困難と聞いていたこともあり、独身時代最後の想い出として大出費しました。
 聴きなれていたグイグイ引っ張る推進力のある音楽作りというよりバランスの良い演奏内容だったと思いますが、音楽の初めから最後まで、舞台、美術などの隅々まで完成度が高く、これぞ総合芸術、本物は違うなと唸ったのを覚えています。
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〔番外編〕パチスロ反省記(北斗の拳&主役は銭形)


 パチンコやパチスロなど決して勝てる訳のないギャンブルを趣味とすることを内心軽蔑していたのに、この2週間嵌ってしまいました。本日はその反省記です。
 私は海外のラスベガスやテニアンでスロットマシンやテーブルゲームといったギャンブルを楽しむことはあっても国内でのパチンコ、パチスロに手を出すことはありませんでした。もともとゲームには殆ど興味がなく、手先が不器用なのにパチンコに向くとは思えなかったこと、また、パチスロでは最近ギャンブル性が高く、6万円突っ込んで10万円勝つという世界だとテレビで見ていたので、お小遣い制の自分には原資からしてどうにもならないと思っていたからです。

〔5/4(祝)〕

 ところが、5/4(祝)に自由が丘の「べこや」の近くにあるパチスロ店に暇だったのか、時間潰しだったのかふらっと入り、ルパン3世もののパチスロ「主役は銭形」という機種に2千円を入れて始めました。すると、回転するリールの上部にある映像画面で銭形警部が歩いているだけで変化のない状態が続いた後、銭形警部の動きがだんだん多くなり、あれっと思ったら、ボーナスゲームのリーチに入りました(この状態についてはテレビで芸能人のパチンコ対決ものを見たことがあったので状況は分かりました)。しかし、それは外れになり、やっぱりダメかと思っていたところ、また動きがあり、よく分かりませんでしたが、画面に「ボーナス確定」という表示が出ました。よし!と思い、続けるのですが、ボーナスゲームに入りません。おかしいなあと思っていたところ、2台隣りに座っていた方が「止めましょうか?」と言ってくれたので、お願いしたところ、赤の7を3つ並べてくれ、それでボーナスゲームが始まりました。台がピカピカと光り、ルパン3世のテーマ曲が流れて、画像でボーナスゲームのナビゲーションが始まります(周りの方の大当たり状況を見聞きしていたのでなんとなくついていけました)。不二子の声で「順押しよ」と声がかかると左から3つボタンを押し、銭形警部から「逆押しだ」と声がかかると右から3つボタンを押します。これが15ゲーム×3セットくらい続き、最終的には711枚も出ました(後で知りましたがこれが「銭形」の上限)。暫くして止めてコインを自動カウント機に入れると675枚。どきどきしながらレシートを持って、店外の交換所に行くと、これではダメだからレジで何かに変えてきてくれとのこと。レジに行くと、小さなフロッピーディスクのようなものを数枚くれて、これを持っていくと13,500円になりました。1枚20円の等価交換のようです。

〔5/5(祝)〕

 翌日、再び自由が丘に行こうと駅まで行ったのですが、面倒になって地元のパチスロ店に。初めて「北斗の拳」という機種に座ってみました。ここでも2千円を入れて始めたところ、訳がわからないうちに「バトルボーナス確定」という表示が出ました。自分では777を揃えられないので、「目押しの苦手な方はお申し出下さい」と貼り紙があったので、おそらくこの場面での事を言ってるんだろうなと店員さんを呼んで、「押してもらえますか」というと、なんなく押して777を揃えてくれてボーナスゲームが始まりました。このボーナスゲームは前半後半に分かれていて、前半で画面に出てくる悪者3人に番号が1,2,3と振ってあるのでその順番どおりにボタンを押して倒したりしていると、後半のケンシロウとラオウの対決シーンに入ります。画像のナビゲーションに従い、「右だ」と言われると右からボタンを押し、「左よ」と言われると左からボタンを押します。そのボーナスゲーム1回で120枚くらい(?)のコインが出ますが、それが3回くらい続いて終了しました。その後も1~2回ボーナスゲームに入るたびに店員さんに777を目押ししてもらい、楽しみました。長居はせずにそこそこで引き上げたところ10,500円になりました。

〔5/6(金)〕

 調子に乗って、仕事の後、地元のパチスロ店に寄って、また「北斗の拳」に座りました。暫くプレイしていると、ボーナスゲームに入ったのですが、これが延々と続きます。一体いつまで続くのかと思っていたところ、結局、10回~11回、1,350枚くらいでやっと終わりました。後で知ったのですが、この「北斗の拳」が人気なのはボーナスゲームの上限枚数が通常の機種では銭形711枚などと決まっているのに、ボーナスゲームが何回続くか分からないからだそうです。私の最高はこの日の1,350枚ですが、2,000枚を超えている台を見たこともあります。10数回以上ボーナスゲームが継続すると、テレビアニメの主題歌である「YOUはショック」という歌が流れ出すのですが、皆さん、これを夢見て回しているようです。しかし当然、その逆に大金をつぎ込んでやっとボーナスゲームに入ったのに1~2回で終了ということもあります。
 その後も何回かボーナスゲームに入り、暫くしてから終了。なんと31,500円になりました。これで3日間、約5万円のプラス。興奮するし、お小遣いは増えるし、これは楽しいぞと思ったのですが・・・。

〔5/7(土)~5/13(金)〕

 波はありましたがジリ貧傾向。今となっては詳細は覚えていませんが、トータルで5~6万円負けたのだと思います。パチスロ機器の画面で、登場人物がいろんな行動を示すのですが、それの意味を知らないうちは、2~3千円と決めた金額がなくなれば止められていたのですが、ネット上で、それぞれの動きの意味など(ボーナスゲームに入る期待度の上下)を知るようになると、なかなか止められなくなります。特にボーナスゲームに入る可能性が最大になる場面(「北斗の拳」ではラオウステージ、「主役は銭形」では銭形の自転車での追跡中など)になるともう勝ったも同然で1,000円札を追加してゲームを続けるのですが、これでボーナスゲームに入らないと本当にがっくりきます。それまでに7~8千円つぎ込んでいるともうヤケクソで1万円まで使うなんてことになってしまいます。
 ラスベガスなど外国のスロットマシンでは画像のない普通のリールが回るだけのスロットマシンがメイン(5セント台など少額機で映像付きもある)なので、ツイてないなと思えるとキッパリ止めることは可能です。しかし、この日本のストーリー性のある画像付きのスロットは当たると滅茶苦茶おもしろいですが、負ける時はズルズルと続けてしまい大きく負けることになります。

〔5/14(土)〕

 ゴルフから気分よく戻った時点で財布の中には27,000円。負けがこんでいますが自然と足がホールに向かいます。もうこの時点でこの週末でお金がなくなることはもう分かっていますがもう惰性です。「北斗の拳」と「主役は銭形」に17,000円投入して終了。

〔5/15(日)〕

 もう最後、これでお終いにしようと思いつつホールに向かいました。北斗で5千円、銭形で2千円負けて、最後の3千円は北斗です。1,500円程度消化したところで、レイが登場しました(期待度かなり上昇)。あれと思っていたところ、残り1,000円で最も期待度の高いラオウステージに入りました。これはまいったなあ。小当たりで繋いだのですが、結局、玉切れ。お金とコインがなくなりました。どうしようか、台をキープしてもらってお金をおろしに行こうか迷いましたが、ここ2回連続でラオウステージでの不発が続いていたし、もうこれまでと決めて今日は始めたんだからと、泣く泣く席を立ちました。隣りの席の人はえ?止めちゃうのというリアクション。そこに店に入ったばかりの女性が座って始めました。いきなりラオウステージだったので驚いたと思います。頼む、外れろと・・・4~5回回したところで黒馬が現れ、その上にはラオウが乗っていました・・・「バトルボーナス確定」。呆然と後方から眺めていました。そしてボーナスゲーム2回で終了。このまま終われ、と・・・リンの「ケーン、助けてー」というリスタートの声。その後も続き、ボーナスゲームの5回目が始まったところでホールを後にしました・・・。
 なんとツキがないというかマヌケというか・・・悲しい、泣きたい。神様がもう止めておけと言ってるのだろうか。

 帰宅して、妻にこれまでの顛末を白状しました。案の定、「ばかじゃないの、勝てるわけないじゃない、もう止めてよ。ブログに反省文書いたら。」というわけで、本日は久しぶりにホールに寄ることなく帰宅し、反省文をしたためております。


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クライバー指揮「プッチーニ ラ・ボエーム」


 昨日は約半年振りにゴルフに行ってきました。パブリックの川崎国際生田GC。全く練習していなかったのに、49、53の102。恥ずかしながらゴルフを始めてウン年、初めてハーフ50を切ることができました。トータル100近くということは殆どのホールをボギーかダブルボギー平均でまわることですが、この位でまとまると本当にゴルフは楽しいです。


 で、本題です。最も好きなオペラは何かと訊かれたら、ヴェルディ「リゴレット」、モーツァルト「ドン・ジョバンニ」、「コシ・ファン・トゥッテ」、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」のどれかと今なら答えると思います。
 それでは、これまで観た聴いたオペラの中で最も感激した、印象に残るオペラのシーンは何かと訊かれたら、実演に触れたオペラ公演も忘れられない思い出ですが、それ以上に「これは凄い!」と思えるのが、1979年のクライバー指揮、ミラノ・スカラ座の「プッチーニ ラ・ボエーム」の映像にあります。

 これまで何十回と繰り返し見たのが、このDVDではトラック4にある「冷たい手を」のパバロッティの絶唱です。人間の体を楽器として使うとここまで音が出るんだという驚きと感動。文字どおりパバロッティの声に圧倒されます。観客の凄まじいブラボーも納得できます。ちょっとでも音を外したり調子が悪いとブーイングを浴びせられて降板にまで追い込まれることもあるというミラノ・スカラ座という場での真剣勝負だからこういう壮絶な絶唱が生まれるのでしょうか。言葉で表現できるものではないので、関心のある方には見ていただきたいとしか伝えようがありません。ヨーロッパなどオペラの地元で人々が何故、オペラが好きで、わざわざ劇場まで足を運ぶのかが分かると思います。

 ヒロイン役のコトルバスも本当に素晴らしいです。DVDのトラック5の「私の名はミミ」の歌唱は、パバロッティの歌とは違う胸を締め付けるような感動があります。こういう繊細で力強いソプラノが最近はいなくなりました。その他の出演者(トラック11のルチア・ポップによる「ムゼッタのワルツ」など)、演出のゼッフィレッリ(有名な第2幕の段差群集など)も高水準。
 そして、天才カリスマ指揮者、クライバーの音楽作りも流れて弾むようなテンポよさ、強弱、緩急をうまくつけた表現にいつものように酔わされます。ご紹介したトラックだけでなく全編が見所となっています。

 この映像は以前、輸入ビデオで販売されていたものが、最近、DVD化されました。画質は非常に悪く(ダビングを繰り返したテープのよう)輸入盤で当然字幕も出ませんので、「ラ・ボエーム」というオペラを見てみたいという初心者向けの映像ではありません。クライバー指揮の元で、パバロッティとコトルバスという稀有の歌手の全盛期の絶唱を聴いてみたい、体感してみたい方のための特別映像です。それでも2,790円と安いので、比較的手軽に購入することができます。

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アバド指揮「マーラー交響曲第2番<復活>」


 最近のクラシック音楽のCDは、クラシック不景気による影響かライブ録音が多くなっていますが(スタジオ録音より安上がり?)、その場合、暫くすると映像版(DVD)も発売されることがあります。

 アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団による「マーラー交響曲第2番<復活>」もCDで発売された時、ショップの推薦度も高かったので、買いたくなりましたが、特別なオーケストラによる期間限定の演奏会のライブだったので、これは映像で発売されるんじゃないかと一旦我慢したところ、案の定、DVDが発売されたので、早速、購入しました。

 私のように音楽演奏の基礎を知らない素人愛聴者にとって、映像を見ることは、普段耳から聞いている演奏内容をはるかに超える情報量を得ることができます。スピーカーからは聞き取れない音を目で確認することが出来るのは新鮮な発見があるとともに楽しい勉強になります。

 このライブ映像では、ベルリンフィルを中心としたスーパーオーケストラということで、コンサートマスター(バイオリンのトップで演奏者全体のリーダー)のブラッヒャー、フルートのパユ、オーボエのマイヤー、クラリネットのマイヤーなど有名ソリストの演奏シーンも楽しめます。
 中でも、この映像での最大の発見は、第5楽章で合唱が静かに始まるシーンで、作曲者の指示により(知りませんでした)、合唱団は着席のままで歌い始めます。そして、盛り上がるところで立ち上がって歌い出します。この視覚での効果が劇的で、ああ、こういう曲だったのかという驚きがありました。

 この「オルフェオン・ドノスティアルラ合唱団」は、スペインのサン・セバスチャンで設立された有名なアマチュアの合唱団らしく(現在はプロ?)、視覚による印象の強さもあると思いますが、腹の底から出てくる地声というか、原始的な音声のコーラスが敬虔な祈りの歌詞、音楽とマッチしていてとても感動的です。

 聴きなれたマーラーの復活ですが、このようなスーパーオーケストラと素晴らしい合唱団から発せられる音楽はとても新鮮に聞こえます。映像付きの演奏が全て素晴らしい訳ではありませんが、このような高水準のライブであれば、音だけでなく映像も含めて楽しみたいものです。

 たまたま、このDVDを観た時に、先日、メモを書いた「日はまた昇る」を読んでいて、この小説でもサン・セバスチャンがパリとパンプローナに次ぐ脇役の街として登場します。小説でのイメージとこの合唱団の歌唱とが相俟って、いつの日かサン・セバスチャンに旅行して教会で賛美歌でも聞けたらいいなと思いました。

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アン・タイラー「アクシデンタル・ツーリスト」(偶然の旅行者)


 大好きなアン・タイラーの代表作です。
 「アクシデンタル・ツーリスト」とは、ビジネスマンの急な出張などで知らない都市に滞在することになった人が、普段どおりの牛乳、パンを飲食したり、日常的なサービスを受けるための旅行ガイドブック。嫌々観光都市に滞在する人のためのガイドブックという発想が新鮮で本当にあるといいなと思えます。主人公はその調査員兼執筆者。繊細で几帳面でまさにこのガイドブックを必要とするような堅物です。それが子供の不慮の死をきっかけに妻や周りとの人間関係がぎくしゃくしてきて・・・そこに現れた変人風のドッグトレーナーの女。

 アン・タイラーは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、アメリカでは全ての作品がベストセラーとなる人気女性作家です。ドラマチックな展開は何もなく、どの家庭でも起こるようなちょっとした事件とどこにでもいるような登場人物とその人間関係の綾だけでグイグイ読ませます。人間のことを深く知っているからこそのストーリーテリング。あまり知られていない一方で日本にも熱狂的なファンがいるようです。翻訳・出版されている作品はどれも面白いですが、特に「アクシデンタル・ツーリスト」、「歳月の梯子」、「ブリージング・レッスン」がお奨めです。

 と、ここまで紹介しておきながら、残念なことに「アクシデンタル・ツーリスト」は現在、在庫切れ状態で店頭で購入することはできません。以前は単行本として刊行されていて、直に早川文庫から再発売されるものと思い続けてもう何年経つのでしょうか。アン・タイラーの新作は文春文庫から刊行され続けているのに、代表作の一作が市場にないというのは寂しい限りです。早く何とかしてほしいものです。

 本日の副題は、本の映画化についてです。人それぞれだと思いますが、私には大好きな本の映画化は特に楽しみなことではありません。何故かというとほとんどのケースで映画がその原作の魅力を伝えていることは極めて少ないからです。そもそもの駄作あるいは内容は良いけど原作の魅力の半分も伝えていないということが大半です。

 それでも原作が傑作、映画も傑作という例がたまにあります。私にとっての代表例がウィリアム・スタイロン原作の「ソフィーの選択」です。アラン・J・パクラ監督、メリル・ストリーブ主演で映画化され、アカデミー賞の主演女優賞も受賞しました。この映画の良さは、結局、原作の良さに尽きると思うのですが、主役の一人、スティンゴの描写を大幅にカットして、ソフィーとネイサンに焦点を絞り込んだことが成功の理由の一つだと思います。原作、映画ともに魅力的かつ重量級のテーマを含んでいます。改めて取り上げたいと思いますが、一読、鑑賞をお奨めします。

 翻って、「アクシデンタル・ツーリスト」の映画化である「偶然の旅行者」はどうか。これも失敗作です。お奨めできません。しかし、ウィリアム・ハート、キャサリン・ターナー、ジーナ・デイビス(アカデミー賞受賞)と主演3人が魅力的でワンシーン、ワンシーンは原作の雰囲気をうまく伝えていると思います。しかし、全体の構成というか繋がりがいまいちで、これじゃあ登場人物の言動の本当の理由が分からないだろうなあという印象です。
 おそらく、製作者も公開後そう思ったのかもしれません。このDVDにはおまけとして未公開シーンが18シーン(約40分)も付いているのですが、このカットされたシーンがとてもよい映像ばかりです。このカットされたシーンを全て含めて完成させたらどんなによかったかという印象です。興行の関係で約2時間という上映時間とせざるを得なかったのでしょうか。そうでなければ、ここまで未公開シーンを公開することもないでしょう。「地獄の黙示録 特別完全版」(問題作が大傑作に生まれ変わっています。まだご覧になっていなければ是非!)のように未公開シーンの付加による作品の再編集を望みたいです。そうすれば、原作、映画の相乗効果で生涯忘れられない作品の一つになるに違いありません。

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べこや(自由が丘)


 今日の昼は自由が丘の「べこや」に焼肉を食べに行きました。
 5~6年前はよく雑誌で紹介されていたのですが、最近はご無沙汰という感じです。といっても、この店の肉の質が落ちたわけではありません。相変わらず上ハラミである「特選べこ焼」は旨いです。店頭に2,500円の食べ放題の垂れ幕を掲げているのでほとんどのお客さんは食べ放題コースを選んでいますが、私は特選べこ焼を食べたいのでいつもアラカルト(?)で頼んでいます。

 ハラミというと今ではどの焼肉屋のメニューにも載っている部位になりましたが、以前は必ずしもそうではありませんでした。私がその旨さを知ったのは中目黒の「虎の穴」です。棒状の1人限定1本(500円)のハラミ。店員さんのアドバイスを受けながら何度も焼き面を変えて長時間かけてじっくりと焼き上げて食べるハラミは激ウマでした。じっくり焼く焼肉なんてあるんだと驚いたのを覚えています。記憶が定かではないのですが以前は15分以上焼いていたと思うのですが、先日移転した店に久しぶりに行ったら店員さんから5分くらいでもう食べてよいと許可がおりました。少し変わったのかもしれません。

 虎の穴で覚えた後は、ハラミはじっくり焼いて食べるようになりました。表面が黒く焦げてから更に時間をかけ、中心に若干赤みが残る程度まで焼いてようやくいただきます。このようにじっくり焼くためにはステーキのように分厚い肉でないとできません。「べこや」のハラミには厚みがあり、肉の繊維の噛み応えと旨みがあります。
 東横線沿線には、「しづる」(中目黒)、「びーふてい」(中目黒)、「漢江」(自由が丘)などの焼肉店の列強がひしめいていますが、昼からやっているという手軽さと「特選べこ焼」の旨さから私は「べこや」に行くことが多いです。

 今日は、「特選べこ焼」(1,680円)、「熟成漬込みハラミ」(1,050円)、石焼ビビンバ(1,260円)に生ビール(525円)を頼みました。肝心の「特選べこ焼」が、いつもと違いよたっとしていて形もよくなく映りが悪いですが味は相変わらずよかったです。「熟成ハラミ」は初めて注文しましたが、すき焼きのように溶き卵につけて食べるものでまあまあ美味しかったです。

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想い出の写真(テニアン)


 サイパンの南、セスナ機で5分のところにある「テニアン島」のタガビーチです。とても綺麗な海でシュノーケリングをするとたくさんの魚を見ることができます。岩の先からの飛び込み遊びも楽しいです。


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想い出の写真(デスバレー)


 アメリカのカリフォルニア州にある「デスバレー」です。昔、アメリカ横断ウルトラクイズで質問をばら撒いてそれを拾ってきてから答えるなんてことが行われていた場所です。要するにとにかく広い白い砂漠なのですが、非日常的な景色も多く結構楽しめます。昨年の大雨、洪水かなにかで道路が破壊され立ち入り禁止になっていましたが、最近、一部の地域には入園できるようなったようです。
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想い出の写真(スロットマシン)


 ラスベガスのカジノでは、ブラックジャック、ルーレット、クラップスなどのテーブルゲームも楽しいですが、スロットマシンのハラハラドキドキ感はたまりません。特に「ホイール・オブ・フォーチュン」という一番有名なスロットマシンが好きです。写真は、5ドル台でボーナスゲームに入り、見事1195ドルをヒットしたところです。この瞬間を求めて続けるのですが…最近は全く出なくなりました。
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想い出の写真(ラスベガス)


 ラスベガスが大好きです。カジノ、ショー、観光、グルメ…なんでもありの超エンターテインメントシティ。でも、カジノで遊ぶ軍資金がだんだん増えてしまう怖い街でもあります。気軽に行けるけど、なかなか行けない。次回はいつになることやら。写真はエクスカリバーホテルです。
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想い出の写真(ダイヤモンドヘッド)


 ハワイ観光のお約束。ダイヤモンドヘッド頂上からのワイキキビーチ方面の眺めです。ダイヤモンドヘッド観光は登山だとは聞いていましたが、本当に登りはきつかったです。それでも頂上からの眺めは本当にきれいでした。
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