「宇都宮みんみん」(ホテル アール・メッツ店)

          


 宇都宮に出掛ける機会があり、帰りにみんみんで餃子です。


 前回は、10年近く前、妻の両親を日光に案内した帰り道だったと思います。混雑する本店で焼き、水、揚げをひたすら食べたような記憶です。


 久しぶりの宇都宮なので他の候補店もあったのですが、結局、みんみんにしました。駅ビルの店舗が場所的にも行き易いと読んだので用事を済ませた16時すぎに到着です。


 さすがにこの時間だと空いています。焼き2、揚げ1、ライスを注文しました。


 キツネ色の焦げ具合がいい感じです。皮も具もオーソドックスなうまい餃子です。餡の野菜メインが好みの感じ。久しぶりのみんみんは想像以上に普通な味わいで、王将の餃子に似てるかなあという印象です。王将も大好きなので、やっぱり美味いのですが、王道を行く普通の餃子だなあという感想でした。




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「トラットリア ラ ココリコ」(銀座)

          


 ベルビア館の8階にある「トラットリア ラ ココリコ」、名物の鶏の丸焼きのような料理に惹かれて入店しました。


 ランチはハーフだと1500円、1/4だと1200円です。大山鶏を使ったロティサリーチキンだそうです。ただ、客の多くがこの名物料理を食べているわけではなく、大半を占める若い女性客は通常のイタリアン店同様にパスタ料理を注文していました。


 私は初めてで、せっかくなので名物のハーフ1500円を注文しました。始めに結構なボリュームの前菜のプレート。そしてメインの登場です。塩だけで焼いているのでお好みでスパイス類をお使いくださいと説明がありました。


 奇を衒わないストレートな鶏の丸焼きです。皮の焦げ具合、肉の火の通し具体も十分で問題ありません。女性は避けるのでしょうが、私は気にせずに手で持って齧り付いたり、削いだり、切ったりで、奮闘して鶏肉を味わいます。暫くはそのままで、途中からレモンやスパイスも使ってアクセント付けていただきます。
 がっつりいただいて、最後は、味付けライスと合わせて仕上げました。うまい、そして満腹になります。女性はハーフでは多いかもしれません。1/4で注文している方はいました。


 飲み物とデザートで締めます。メインの鶏料理は無国籍ストレートですが、全体ではイタリアン。そういう意味では、最後がいつか思い出せないくらい久しぶりのイタリアン料理でした。
 とても満足できたのですが、ビルを出たときから、口の周りにニンニクの香りがかなり強く漂いました。味音痴なのでどの料理でニンニクが使われていたのか分からなかったのですが、気付かない程度であれば、ここまでニンニクを使用しなくてもよいのではないかと思いました(例えば、ニンニクを使用したすごく香りのいいパスタに満足したのであれば、それは仕方ないと納得できるのですが・・・)。


 男性は私を入れて3名だけ、その他は圧倒的に女性客です。ベルビア館レストランフロアーはレベルが高いです。




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「筑紫樓」(恵比寿)

          


 「橘田いずみのザ・餃子」で「私のイチオシ餃子 ベスト5」として挙げられていた筑紫樓の「海老入り水餃子」(800円)です。永久不変な日本一、たれが史上最強においしい!と紹介されていました。


 「筑紫樓」では有名な「ふかひれの煮込みつゆそば」(1800円)が好きで、随分前からたまの贅沢でいただいていたのですが、1~2年くらい前にか、それ程美味しく感じなかったことがあり、間が空いていました。


 初めて食べる海老入り水餃子です。てっきり海老が丸ごと入ったシンプルなものかと想像していたら、海老を粗く砕いてそれに野菜を少し入れて餡にしてあるものです。海老のぷりっとした食感がさっぱりと美味しいです。これはイケます。好みなので、日本一とまでは思いませんが上質な水餃子です。
 以前食べた焼売も絶品だったのを覚えています。点心ものの質が高いです。



          


 前菜として水餃子を食べた後、メインの煮込みつゆそばをいただいたのですが、やはり印象が違います。初めて食べた時から、こんな美味いものがあるのかと感激して啜っていたのですが、美味しいけれどそこまでの味とは感じなくなりました。味が変わったのか、味覚が変わったのか、よく分からないのですが、個人的には絶対に注文するメニューではないかもしれません。


 そういう意味では、これからは興味のある別の料理を注文できます。焼売も水餃子も絶品で、四川料理もうまそうなので、また違った楽しみ方をしようと思います。




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カール=ハインツ・シュッツ「モーツァルト フルート四重奏曲集」

            


 日経新聞の夕刊で紹介されていたディスクです。モーツァルトのフルート四重奏曲集では通常反応しないのですが、現在のウィーンフィルの首席であることに加え、日本の村松フルート製作所の楽器を使用しているという内容に興味を覚えました。しかも、調べたところ共演者のヴァイオリンのアルベナ・ダナイローヴァは同じウィーンフィルの団員で史上初の女性コンサートマスターとのこと。女性団員が入ったことまでは知っていましたが、女性コンサートマスターとは。2011年かららしいので、ここ数年間はニューイヤーコンサート含めて映像で見ていないということです。最近のニューイヤーコンサートの指揮者はメスト、ヤンソンス、バレンボイムにメータでした、ちょっと惹かれないです。

 村松フルート製作所は、埼玉県所沢にある製作所のようです。値段表があったので幾らくらいするのか眺めたところ、シュッツが使用している24金のものは本体価格が900万円、オプションがいろいろあるようなので1200万円とか1500万円でしょうか、世界的な奏者なので別仕様でもっと高額なのかもしれません。高いといえば高いですが、ヴァイオリンはものによっては億の単位なのでどうなんでしょうか。因みに一番安いもので本体25万円くらいでした。
 本ディスクの説明書で、ウィーンフィルのフルート奏者は全員日本製を使用しているとありました。ガイヤの夜明けではないですが、意外な分野で世界に誇るべき日本の技術がありました。

 モーツァルトのフルート四重奏曲集のディスクは、ベルリンフィル首席のパユのものを持っているのですが、正直、そんなに聴くディスクではないです。クラリネットやホルンのための曲に比べると残念ながら天国的な旋律には恵まれていない。久しぶりにパユ盤を聴くと輝かしい上品な旋律でいいなあと思いました。

 初めて聴くカール=ハインツ・シュッツのフルートの音、もしかしたらウィーンフィルということで、パユのものとは違う素朴な音なのではないかとイメージしていたのですが、ほとんど印象は違いません。華やかで艶のある優しいフルートのサウンドです。当然、録音の技術が違うので聞こえ方に違いはありますが、素人の私には演奏の違いは分からない水準です。詰まらないということではなく、パユの演奏とほとんど印象が変わらないくらい超高水準の演奏です。

 第4番とオーボエ四重奏曲のフルート版が親しみやすい旋律でよく聴こえました。

 改めていうまでもなくオーケストラにおいてフルートは最重要パートの一つです。世界最高レベルのウィーンフィルで日本製のフルートが鳴り響いていることは本当に誇らしいことです。




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ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ「モーツァルト 交響曲第39番」

            


 ブリュッヘンと18世紀オーケストラのモーツァルト最後の3つの交響曲集、2010年のロッテルダムでのライブ、約30年ぶりに再録音盤登場です。

 3曲ともに素晴らしい演奏ですが、特に39番が好きです。

 冒頭のたっぷりと低く大きく響くティンパニの連打と粒のそろった弦の絡み合い。そして、これ以上ない超スローで旋律を奏でるフルートを聴いていると、どこか別の世界へ連れて行かれるようで引き込まれます。恐るべきブリュッヘン、そしてモーツァルトの凄さです。
 この2分半を聴くだけで素晴らしい演奏であることが確信できます。

 リズムを強く刻んで語る表現と勇壮な旋律美とを高次元で融合したスケールの大きい光り輝くようなモーツァルトです。聴き慣れた音楽なのですが、ところどころにこれまで聴いたことのない歌い回し、リズム処理、合奏があり驚かせてくれます。

 昨年亡くなった巨匠の75歳での演奏会ですが、同じ解釈の繰り返しとはしない若々しい探究心には感動です。




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「せいもん払い」(祇園)

          


 博多出張、宿泊は「ドーミーイン博多祇園」とくると、「せいもん払い」で食べてから、「ナンバーワン」で締めたい。


 漁師料理の店とあります。旬の魚を中心に肉料理、郷土料理などなど豊富なメニューの中から食べたいものを注文してくださいという勢いのある店です。奥の小上がり、個室なども含めると150席近くあるようですが、カウンターの雰囲気がいい感じです。


 予約は18時30分までなのでそれ以降は、受付の紙に名前を書いて待つシステムです。今回は、夜の20時すぎに到着、ちょうど入れ替わり時間帯ですぐにカウンターに通されました。


          


 この店で本当に困るのは注文です。印刷された分厚い定番メニューの他に、今日のお奨め風の赤い紙が3枚で裏表で6面。黒板もあります。いろんなメニューがあって、どれを頼むべきか分かりません。初めは、やっぱり今日のお奨め風を中心に眺めるのですが、じっくり見ると、定番メニューの中にも魅力的なこの店のお薦めメニューが目白押しです。


 しかも、値段設定も600円~800円のリーズナズルなものから、3000~4000円のお高いもの(でも美味そうなメニュー)、そして、随所に「量売り」の表示もあります。どれも美味そう、その中からどれを選んで組み合わせればいいのかさっぱり分からない。正直、イライラするくらいです。
 また、店員さんに例えば「しめ鯖アブリ刺しと胡麻サバ、どちらがお勧めですか」と聞いても、「それはお客様がどちらを食べたいかです。しめ鯖は・・・料理で、胡麻サバは・・・・料理です」という、至極真っ当なでも判断の助けにならない回答です。
 更には、カウンター席なら、目の前に置かれている食材をどうしてくれという注文もあります。


・〆サバのアブリ刺し
・自家製ちぎり揚げ
・地鶏の炭火焼
・穴子天
・らっきょう
・イカの薄作り(量売り)
・ノドグロの塩焼(量売り)


 なんとか注文した料理、どれも絶品、美味い。知人と2人で「外れがないね」と唸りながらいただきました。その中から敢えて次回も絶対を選ぶなら自家製ちぎり揚げ(いわゆるさつま揚げ)です。大分のとり天風にポン酢風タレかマヨネーズに浸けて食べるスタイルなのですがタマリません。


 やはり値段高く感じる店ではあるのですが、リーズナブルなメニューも数多くあるのでうまく利用することも可能です。実際、普通の若いカップル客も多いです(東京でこういう店があれば、若いカップルは絶対にいません)。ただ、一番多い客層は社用族だと思います。安く済ませることもできますし、おそろしく高くすることもできます。


 当然、お酒も揃っていて、香りのいい日本酒をワイングラスで出すスタイルがいいです。また、知人は鹿児島の希少焼酎である村尾、魔王がグラス700円で売られているのに感激していました。


 値段は、一部うろ覚え、量売りなどは想像ですが、〆サバ1400、ちぎり揚げ800、地鶏800、穴子天900、らっきょう600、イカ刺し2500、ノドグロ4000、お通し500×2、生ビール600×2、鍋島900、村尾700×2、魔王700で16200円、消費税で17500円。実際は17800円だったので、こんな値段設定でしょうか。


          


 締めの食事にも惹かれるのですが、いつも少しだけお腹を残して移動。ナンバーワンでラーメンです。スープうまか。せっかくなのでやはり食べておきたいです。




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クライバー指揮/フィレンツェ五月祭管「ヴェルディ トラヴィアータ」

          


 カルロス・クライバー指揮、フィレンツェ五月祭管弦楽団と合唱団のヴェルディ「トラヴィアータ(椿姫)」。1984年12月20日のライブです。渋谷のタワーレコードで推薦されていました。手書きポップでも突然発売された驚きの未発表音源とありました。

 クライバーの椿姫といえば、コトルバスやバイエルン国立歌劇場との1977年のスタジオ録音が有名ですが、ライブは特別なクライバーです。試聴したところ、音もよく、劇場での生々しい雰囲気も良さそうで購入しました。

 冒頭の悲しみを封じ込めたような序曲の繊細な響きはスタジオ録音と似通っていますが、その後の演奏は、ライブだけあって劇的な激しいリズム処理で、徐々に盛り上がっていきます。

 木管をはじめとしてオケの音色もドイツオケと比べて明るい響きです。合唱も厚みがあって劇場で鑑賞しているような生々しさがあります。
 また、拍手が止まないのに次の音楽を始めるので、音が聞こえないところがあります。クライバーらしい畳み掛けに興奮します。

 ヴィオレッタのガスディアは迫真の歌唱、音楽だけでも十分に悲劇を感じられます。アルフレードのドヴォルスキーの艶のある美声も素晴らしいです。ジェルモンのザンカナーロも安定感ある歌い回しと役者が揃っています。

 前半は、やっぱりオペラは歌だな、美声に聴き惚れる音楽なんだと思い聴いていたのですが、途中からクライバー節全開で歌とオケとが一体となった熱い熱い演奏です。さすがです。これがクライバーです。




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「橘田いずみのザ・餃子」

                


 餃子ファンブックなら「橘田いずみのザ・餃子」が面白いです。全国のお奨め店紹介、宇都宮の餃子店、手作りレシピなどなど。見るからに美味しそうな餃子がたくさん紹介されています。著者はアニメの声優が本業という橘田いずみです。


 その中に、「市販品ならこの2つが断然おすすめです」というページがあり、「皮にこだわった生餃子」(丸洋食品)と「手羽ぎょうざ」(サン印向山食品)が紹介されています。
 丸洋食品の「皮にこだわった生餃子」は、オリンピックなど大手スーパーで販売と付記されているので、探してみたのですが、生活圏に食品を売っているオリンピックがありません。そこで他を調べたところ、「西友」で扱っていました。
 近隣の西友である武蔵新城店に出掛けて「生餃子」を買って試してみました。普通の餃子なのですが確かに皮が本格派で美味しいです。その時、何個買ったのか忘れましたが、全て焼いて家族で食べてしまいました。


 昨日、気分は餃子モードでまたあの餃子が食べたい、でも武蔵新城まで買い物に行くのも面倒だなあとネットで検索したところ、西友のネットスーパー便で注文すれば自宅に届くことが分かりました。そういうサービスがあることは知っていましたが、そこまでは不要と考えていたのですが、こういうどうしても欲しい商品がある時は便利です。


 さっそく西友のサイトで登録しネット買い物を始めます。5千円以上だと送料無料なので、やはり5千円以上です。「生餃子」は6個入りで81円なので、10パックでも810円です。全然足りない。ビール、焼酎、肉、お菓子など、普通にスーパーで売っているものはほとんど登録されているので、バラバラと購入し5千円以上にしました。価格も詳しく比較した訳ではないのですが安そうです(アメリカの安売りウォルマート傘下ですし)。購入・決済に進むとお届け時間帯の基本は、翌日の午前10時~12時と表示されたのでそれで注文です。時間、住所にもよるのでしょうが当日配送も出来るようです。


 日常食料品のネット注文・自宅配送という新たな経験をしました。少しワクワクです。


 そして届いた餃子です。さっそく今晩いただきます。


          


 焼餃子も普通に美味しいですが、水餃子でもイケます。




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「喜楽」(渋谷)

          


 タワーレコード本店で探したいCDがあり、久しぶりの渋谷です。副都心線と繋がってから降りたのは2度目だと思うのですが、渋谷駅はこんなに地下になったのかと改めて驚きました。ハチ公前遠いです。これだと感覚的には新宿三丁目の方が街に近い印象です。


 買い物が終わり、道玄坂の「喜楽」です。おそらく日本で一番おいしいと思っている中華麺。


 1階のカウンターが満席で2階に初めて通されたのですが、テーブルの相席です。贅沢いいますがテーブルの相席なら食べたくなく、一旦降りて、店の外で待ちました。すぐ傍のカレーのムルギーにしようかとも思ったのですがやはり食べたくて待ちます。1階のカウンターのお客さんが出たところで再入場です。人気店での店が求める効率性と客が求める快適さとの間に微妙な意識違いがたまにあります。


 もやし麺(800円)を注文です。厨房の中は、ぶつぶつ呟くように接客する鍋担当のおじさんは変わらずですが、麺を担当していた胸をはだけた小柄なおじさんはいなくなり、少し若い男性に変わっていました。


 まずスープを一口。焦しネギの浮いた滋味深い醤油スープ。胃腸に沁みます。中太の麺もスープに合う。これです。変わらぬ味。そしてシャキシャキのもやし炒め。うまい。夢中でいただきました。




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「えびすの安兵衛」(恵比寿)

          


 高知にある巨大屋台の東京支店「えびすの安兵衛」です。大好きな餃子メインの屋台風なちょっとでもガッツリでもどっちでもOKな店なのですが、恵比寿駅から少し歩くので(といっても地下鉄降りてから10分くらいですが)、いつも億劫になって断念するのですが、3連休前だし、今行かないと結局1年間行かずじまいにもなりかねないので、思い切りました。


 行っておいてよかった。うまかった。それと恵比寿の街の雰囲気いいです。落ち着いていてしっくり合うような気がします。


 焼餃子(420円)2人前に、ちくきゅう(350円)を注文しました。焼餃子にはにんにく有・無と選べますが週末なので有にしました。ただ、ここの餃子は無でも十分にうまいというか味の違いは(私には)ほとんど感じられません。また、自家製チャーシュー盛りもイケるのですが、後半の餃子に集中するために、前菜は1品にしておきました。


          


 ちくきゅうをつまみに生ビールを飲んで、焼き上がりを待ちます。このちくきゅうがシンプルだけど見た目も食感も最高です。


 待つこと暫し、キツネ色に揚げ焼かれたか、焼き揚げられたかの餃子です。外はカリッとしているのですが、野菜中心の具がしっとりとしていて激ウマです。


 もう2人前もチャーシュー盛りもいけましたが、次に備えて余力を残して気分よくごちそうさまです。思い切って(大袈裟ですが)歩いてきてよかった、十分報われました。




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慶應義塾大学コレギウム・ムジクム演奏会「モーツァルトとプラハ」

          


 慶應コレギウム・ムジクム・オーケストラと合唱団の協生館・藤原記念ホールでの無料の定期演奏会(?)です。

 今回は、オペラ「ドンジョバンニ」からの数曲と後半「プラハ」交響曲です。最も好きなオペラと最も好きなシンフォニーをコンパクトに聴かせてくれるとなれば期待は膨らみます。

 ホールは、1階は8~9割埋まり、2階に10人ちょっとくらいの入りです。


 18:30~19:05

 モーツァルト 歌劇「ドン・ジョバンニ」より

 序曲
 アリア カタログの歌
 二重唱「お手をどうぞ」
 ドンナ・アンナのアリア
 合唱「乙女よ恋をするなら若いうち」

 モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」より

 第3幕フィナーレ内の合唱

 <休憩>

 19:20~20:00

 モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」

 ドン・ジョバンニの序曲、「お手をどうぞ」、「乙女よ恋をするなら」は、モーツァルト好きなら、どんな演奏であろうと楽しめるし、質の高いオケ、ソリストのものとなればまさに至福の時間になります。

 ドン・ジョバンニには数多の名演がありますが、ドキュメント映像の影響も強くて、どうしても1987年、1988年のザルツブルク音楽祭でのカラヤンの上演、録音を思い出してしまいます。

 今日も序曲の始めの音が鳴った時、頭の中にカラヤンの映像がフラッシュバックされました。当然、ウィーンフィルの強靭な音とは違うのですが、慶應コレギウム・ムジクム・オーケストラも柔らかくてきびきびした響きです。

 学生オケなのでメンバーは入れ替わっている筈ですが、バイオリンの合奏、音の魅力は聴くごとに向上しているように感じます。今回は特によかったです。

 バリトンの西村圭市は安定感のある美しい声で安心して聴けました。素晴らしかったです。毒気のある低音が加わればもっと上の水準です。ソプラノの松下聡子も良かったと思います。もう少し声量、チャーミングさを求められたかもしれませんがここでは十分です。

 弦の他ではオーボエ、フルート、ティンパもよかったです。ただ、毎回ですが、金管はアマチュアオケでは難しいようです。音が割れたり、不安定なところもありました。初めて見たバロック・トランペットの奏者2人は大変そうでした。

 全般的には本当に素晴らしかった。演奏の質は後半が良かったのかもしれませんが、個人的な好みで前半の方が楽しめました。
 プラハの第1楽章終了後の拍手は熱演への拍手として、第2楽章終了後の拍手はアレ?と感じましたが、決まりはないと思います。

 いつもながら若い演奏者の力をうまくまとめた指揮の石井明氏の統率が素晴らしかったです。



          




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「ウェンディーズ」(六本木)

          


 数年前に日本に再上陸したハンバーガーチェーンのウェンディーズです。


 店舗を絞って本格派風の演出をしていますが、モスバーガーに慣れた日本人には、このバーガー、ポテト類は高品質には感じられません。


 ただ、チリがうまい。トマトと豆とひき肉などが入ったごった煮。辛いソースも混ぜて楽しみます。本場がメキシコなのか、アメリカ南部なのか分かりませんが、ディープな味付けなのに口に合います。
 日本人なので、どうしてもセットで頼んでしまいますが、外人率高い店内では、好きなものを単品で注文したりしています。


 次回は、チリのLサイズだけでよさそうです。



          




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「涵梅舫」 (銀座)

          


 ベルビア8階にある中華料理「涵梅舫(カンメイホウ)」です。以前、一風堂系の「五行」があった場所で、その後、タイ料理屋になった筈ですが、また変わりました。それ程有名ではないファッションビルの上層階に入っている飲食店は固定客頼みなので厳しいです。


 ここのマーボー豆腐が美味しいとどこかで読んでいたのですが、最近、四川風や陳麻婆の本格派を名乗る麻婆豆腐が巷に溢れていて珍しくないので敢えて行きませんでした。


 今日は周囲のお好み店がどこも満席で消去法で出向いたのですが、これが正解でした。


 刺激的で複雑な香りです。これまで食べてきたタイプともちょっと違って個性があります。いい感じ。そして火傷しような激熱、滑らかな絹どうふ、まさに痺れるような旨さです。ひき肉の弾力のある食感が楽しい。


 夢中になっていただきました。ご飯とは後半まで別々に食べて、最後のちょっとだけマーボー乗せご飯にして締めました。


 前菜(小さな3品)、デザートとで1080円。これは最も好きな麻婆豆腐の一つです。ただ、心配なのは・・・広い店内にお客さんが私以外に2組しかいません。これは苦しい。ベルビア7階、8階にはいい店が多いので(昨日の昼は博多ほたるでもつ鍋セットをいただきました。1000円継続中。滅茶苦茶コスパ高いです)、もう少しの賑わいを期待したいです。


(食べログを見ると、伝説の赤坂の名店の復活とあります。本当なんでしょうか。マーボー豆腐しか食べていませんが、これだけなら、そうなのかもとは思えます。)




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「CoCo壱番屋」(元住吉)

          


 買い物ついでにココイチの綱島店に行ったのですが店がありません。念の為、通りを行き来してみましたが確かにないです。


 しかし、お正月休みはもう勢いでココイチで締めようと決めていたので、元住吉まで移動です。途中、野方ホープは営業を開始していて、カウンター後ろの席にかなりの人が座って待っていました。やはり人気のようです。


 気になっていた最後のメニューである「濃厚甘くて辛いカレー」です。HPによると「玉ねぎの旨みたっぷり!関西発祥の特別なカレー」とあります。


 これを1辛で追加スープ、クリームコロッケをトッピングです。


 実際に目にすると濃厚さが分かります。ドロッとしています。甘みがあって後から辛さが来ます。濃くてうまい。ただ、食べながら思い出したのですが、これは私はあまり好きでない煮詰まったカレーと紙一重です。後半は満腹感が強くなってきます。でも、これもいけます。


 普通のポークカレー、スープカレーと比べるとさすがに優先順位は落ちますが、濃厚気分の時のバリエーションです。今年は、ココイチでスタートダッシュを切りました。




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「CoCo壱番屋」(学芸大学)

          

 妻の最近の正月の楽しみとなった1月2日のデパートの初売り、今年も朝早くから横浜に出掛けて、両手一杯に袋を下げてホクホクで帰ってきました。


 いいモノが値札よりかなり安くてとにかくいいからと私も勧められて、本日、初めてバーゲンに行ってきました。向かうは新宿伊勢丹です。特に買いたいものはなかったのですが、現物を目にするとまた違うかもしれません。
 しかし、店内回りましたが催し物コーナーで何か売っている以外、各店舗では値段が下がっている表示を見ることはありませんでした。高級店で簡単に値下げする訳ないだろうということでしょうか。欲しいものもなく手ぶらで撤退です。


 帰りにココイチでスープカレーです。2月末までの期間限定メニューです。元住吉店は駅から少し歩くので、駅から近い学芸大学店にしました。


 スープカレー、1辛でクリームコロッケを追加です。スープカレーは、追加ルーは出来ませんでした。
 好みのタイプのスープ、うまいです。コロッケは、スープではなく、ライスの上にのってきました。揚げたてのコロッケはこれだけでも最高で、いいアクセントになります。今年は快調にココイチを飛ばしています。




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