「小諸そば」(築地店)

  

 先日、久しぶりに「はしご」でパイコーサンホンを食べて思い出したのですが、銀座勤務時代、パイコーサンホンを知った後、約3か月間は毎日食べ続けたのですが、さすがに少し飽きて、その後は、週3、週2、週1と頻度は減っていきました。

 はしごではない日はどこで食べていたかというと、東銀座周辺の「魚竹」、「一風堂」あるいは「小諸そば」でした。飲食店の超激戦区の銀座は他のエリアではランチタイムは行列のできる店でもあまり待たずに入店できました。今から考えると気分次第であの4店の中からどこにするか決めていたのは何とも幸せなことでした。

 小諸そば歌舞伎店は、はしごの道挟んで隣りにあったのですが、「二枚冷やしたぬき」(370円)にハマりました。喉ごしのいいしなやかなそばに適度なトッピング、コスパ抜群でした。

 今日、築地に買い物にいった際、小諸そばで懐かしの二枚冷やしたぬきです。卓上ケースのねぎをたっぷり乗せて、七味をふりかけいただきます。美味かった。小諸そば、最高です。




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「じょんならん」(白楽)

  
  
  
  

 年末なのでもう一店、やっぱり聖地じょんならんでしょう。今日こそは未食の釜揚げです。ということでいつもどおり10時50分に家を出発しよう、でも念の為、まだ年末の休みに入っていないことをグーグルマップで確認したところ、なんと「閉業」の字が・・・うそでしょう。

 調べると12月10日に閉店していました。大将が腰を痛めていてもううどんを踏めないこと、募集しても人が集まらないことなどが書いてありました。店で張り紙の告知がされたのが11月21日のようです。急すぎる。知りませんでした。

 知る限り、首都圏で讃岐うどんに近いとか似ているではなくて、そのものズバリ本物を提供する唯一の店でした。だから香川同様に天ぷらも激うま。たまには美味い天ぷらでも食べたいなあと思うと、3千円ならあの店、6千円ならあの店、1万円ならと思いを巡らすのですが、でも、じょんならんで食べられると思うと専門店に行くのがバカらしくなりました。あの穴子天、ちくわ天です。

 スマホの写真を遡ると11月3日が最後でした。その時の写真をアップしているのですが、1か月後に閉店するとは・・・まさかです。

 じゃあ私達うどん好きは今後どうすればいいんでしょうか。以前なら本場香川のカトキチで代用できたのですが愕然とするくらいに食感が変わってしまいました。丸亀製麺も悪くはないけど本場香川そのものではないです。まさか、じょんならんが無くなるなんて。

 大将、これまで本当にありがとうございました。残念ながら釜揚げ、そして夜に寄って天ぷらをつまんで最後にうどんで締めるという極上の宴会を体験できませんでした。
 あの爽やかな若い男性スタッフ、天ぷら揚げの名手はどうするんでしょうか。アスカさん、大将から愛情ある厳しい指導がバンバン飛んでいましたがカウンターに座る我々はみんな応援していました。じょんならんの味がどこかで引き継がれるとうれしいのですが。

 最後にもう一度食べたかったけど食べられませんでした。たった20日間の引退興行なんて潔すぎです。




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「萬里」(野毛)

  

 くまざわ書店(ランドマークプラザ)と有隣堂(センター南駅)の手描きポップ推薦文庫本の快進撃が自分の中で続いています。

 どの本も面白く、再訪して見逃していた推薦本を買い増ししています。今日はランドマークプラザに向かいました。

 本を買った後は、桜木町・野毛の「萬里」で肉団子です。通常メニューでは12個ですが、ここは小皿(半分)メニューがあるので、一人でもOKです。タレもありますが、塩がいい。かりっと肉の旨味が凝縮しています。

 くまざわ書店で本を買って、萬里でビールと肉団子の塩。幸せです。




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「ほさかや」(自由が丘)

  
  

 昨日はちょっと早い仕事納め、久しぶりに自由が丘で金田を目指したのですが満席。

 で、ほさかやです。雰囲気も味もいいのですが、長居する店ではないのでビールにお酒1杯か2杯でさくっと切り上げます。

 この通りは、金田、ほさかやなどいろいろあり楽しいです。




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「丸仙」(武蔵小杉)

  

 先週末は年末に最後にもう一杯の丸仙で支那そば、ねぎトッピングです。11時に入店すると暫く見なかった旦那さんがいて嬉しくなりました。一巡目の注文を整理して、若旦那が麺茹でを始めるといなくなりましたが、まだお元気そうでした。いつまでもご活躍をお祈りします。

 若い頃はがっつりのネギ味噌が絶対でしたが、最近は支那そばのさっぱりがいいです。ただ、直前に和えるたっぷりのねぎチャーシューも捨てがたく、支那+ねぎを注文してしまいます。

 太麺味噌か細麺醤油かはありますが25年近く食べ続けているラーメンです。




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「はしご」(銀座)

  

 銀座勤務の4年間、マガジンハウスのはす向かいにあるこの店にいったい何回通ったか。200杯まではいってないけど繰り返し食べたパイコーサンホン麺、中辛です。

 年末にどうしても食べたくなり久しぶりの銀座です。やっぱり激うま。むせるのをこらえながら至福の時間です。




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白石一文「神秘」

 

 先日、みなとみらいで用事があった際、久しぶりにランドマークプラザ5階にある「くまざわ書店」に寄りました。ここは以前、手描きポップで推薦してある小説を手に取っていた懐かしい本屋です。

 本屋さん、本好きの熱い想いがたっぷりと綴られた手描きポップ、文庫コーナーにまだありました。仕事終わりの高揚感もあり、とりあえず手描きものは全てを会計に持っていってしまいました。

 そして、最近はまっている激安スーパー「ロピア」のセンター南店に行った際、駅隣接の「有隣堂」にもありました手描きポップ。こちらも全てお買い上げ。その結果、部屋に日本の小説を中心に15冊の文庫本が積み上がりました。

 さてどれから読むか。15冊の中でこれまで本の題名をどこかで見た記憶があるのは、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」だけです。まずはこれにしました。いやあ、滅茶苦茶に面白かったです。最後は、ビートルズのアビーロードやポール・マッカートニーのライブ盤で「ゴールデンスランバー」やメドレーを聴きながら、しみじみと興奮しながら読み終えました。これはくまざわ書店の推薦本です。さすが、熊沢さん。

 次はどうするか。小説は読むと決めた後はなるべく予備知識なしに読んで展開に驚きたいので、購入後は帯などは全て外してしまいます。そうすると本屋でちらっとポップを読んだことは忘れているので、一体、どういう本なのか全く分かりません。むしろ題名だけでは読みたくない、面白くなさそうな本ばかりです。

 唯一、上下2冊に分かれていて一番ページ数の多い白石一文の「神秘」にしました。神秘なんて題名の小説は、手描きポップで知らなければ絶対に読まないと思います。

 ちょっと言葉にならないくらい胸に沁みる本です。主人公は54歳、私ももう老齢の入り口なのでかなり共感、感情移入して読めました。面白くて、哲学的で、ワクワクして、神秘的で驚きです。こんなに真面目に丁寧に読んだ本は久しぶりです。最近は時間優先で面白くない部分はかなり乱暴に斜め読みで飛ばすのですが、最初から最後まで、何度かは少し戻ってじっくり読みました。
 あやうくこんなに面白い本を読まずに死ぬところでした。こちらは有隣堂の推薦本、ユウリンさん、ありがとうございます。

 本を読む喜び、幸せ。アマゾンも便利なのですが、こういう本屋に行きたいです。単なるアマゾンのための陳列店ではない本好きによる本好きのための本屋さん。
 これから何か月か、年末年始を挟んで楽しい時間を過ごせそうです。3冊目は、容疑者X依頼久しぶりとなる東野圭吾の「聖女の救済」を今日から読み始めました。まだ50ページちょっとですが、有難いことに幸せな時間は続きます。


(後日分かったこと これらの手描きポップは書店のオリジナルではなく、出版社提供(?)の宣伝グッズでした。)



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