「秋田比内地鶏や」(秋田駅)




 所用があり秋田です。駅ビル内のダイニングで比内地鶏の親子丼。炭火焼きの香りのついたコリコリ食感の鶏肉と旨みの強い卵。美味しい。2000円と少し高めの贅沢なランチとなりました。

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川上未映子『夏物語』




 川上未映子による快心作です。日本人作家の純文学系長編をこんなに楽しく読み終えたのはいつ以来なのかよく思い出せません。エンターテイメントであれば長いのもありますが、シリアスな内容なのに関西弁調の文体でテンポよく読ませ、庶民の貧しさ泣き笑いも挟んで飽きさせません。

 第一部は芥川賞をとった『乳と卵』のほぼ再掲らしく200ページ、第二部がその8〜9年後の後日談450ページでこの物語のメインになっています。生きること、生まれてくること、精子提供などをテーマに迷いながら精一杯生きる主人公とユニークな脇役らが織りなす真面目だけど時に笑ってしまう切ない人生。読み手によっていろんな感情が溢れ出す作品だと思います。世界の多くの国で翻訳されているのも納得です。

 個人的には、ニルヴァーナのカム・アズ・ユー・アーやビーチボーイズの素敵じゃないかが挿入されていたのは泣けました。先日読んだ桐野夏生の抱く女もそうでした。村上春樹の専売特許ではないので同時代で聴いている音楽をBGMでもっと文中に使って欲しいです。

 読んでおいてよかった。川上未映子いいです。

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「丸仙」(武蔵小杉)






 うんざりする猛暑が終わったようでホッとしています。何もする気が起こらず、休みの日はダラダラと朝から飲んでと自堕落な生活を送っていましたが、今朝は久しぶりにコーヒーを淹れて本を読んで雑誌に目を通してクラシック音楽を聴いてとまともな日常を取り戻せました。

 昼からは武蔵小杉に出かけてコーヒー豆を買って丸仙で支那そばを食べました。とても美味しかったけど、少食になってしまった胃腸には量が多すぎました(はじめからビールも飲まず、ネギのトッピングなんてしなければよいのですが・・・)。
 8〜9年前に適度な体重から13kg近く太ってしまい(おそらく幸せな銀座勤務の4年間のため)、これはダメだと昼食を抑えて、抜くか、りんごか、おにぎり1個かと減量して無事成功。1日に食べる量の減った体調はスッキリすこぶる快調なのですが、昼にまともに食べられなくなるという食べ歩きが趣味の筈の身には悩ましい状態になってしまいました。

 今日は帰りに福美でキムチを買うはずがお腹がパンパンで寄り道は無理でした。いっそのこと、ベジタリアンにでもなった方がいいのかななどと考えながら電車に向かいました。




 結局、再び武蔵小杉に行って、福美でチャンジャとイカの軟骨のキムチを買ってしまいました。

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「大輝家」(日吉)






 クリーミーなスープがとても美味しいです。

 以前はどうしてラーメンに海苔、ほうれん草が入っているのか意味が分かりませんでしたが慣れたら理屈抜きで楽しいです。生まれて初めての海苔増しです。

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「せいの農園」(弘前)




 青森勤務の時にりんごの美味しさにようやく目覚めました。たまたま近くの生協で買った「もりのかがやき」という品種でした。身が締まっていてシャキシャキジューシー、りんごってこんなに美味しいんだ。
 秋深まって、主役の「シナノゴールド」、そして「サンふじ」が登場します。毎日りんごの幸せな季節です。ふじの販売は3月下旬が最後でそれを4月に食べて終わり。5〜8月が本格的なりんご不在の時期になります。
 そして9月に入って、せいの農園から早生種「さんさ」発売開始のメールが入ります。
 今年の弘前は過去最高の39度を記録し雨も少ない難しい気候だったそうですが、さんさのイメージどおりむしろ例年より出来のよい印象です。シャキッとしていて甘さ控えめジューシー(美味しいりんごの表現は似通ってしまいます)、美味しい。5〜8月の不在期明けなので余計に美味しく感じるところもあります。

 せいの農園には一度しか行きませんでしたが、また行く機会があるといいです。





(キズものだと思いますが現地販売のものは安かったです。)



(岩木山)


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「がっとん」(日吉)




 自宅から店まで歩いて10分、茹で上がるような暑さで辛いですが到着。豚骨スープ、細麺、美味しいです。少食の私でもサービスの替玉、食べられます。

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