大好きなクラシック音楽、本、美味しいお店、旅行などの記録です。
休日はソファの上でリラックス!
石塚真一「ブルージャイアント」
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ジャズ漫画のブルージャイアント、日本編10巻、ヨーロッパ編11巻、そして継続中のアメリカ編8巻と29巻一気です。当たり前ですが漫画なので一切音なしですがこのライブ感、音圧は凄いです。
これまではどちらかというとアマチュアとの対決だったのが、少しずつ本場ニューヨークに近づいています。さぁどうなるか。完結まではあと5年くらいかかるでしょうか。
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安倍夜郎『たそがれ優作』
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大好きな羽海野チカの将棋漫画「3月のライオン」ですが最近数巻はノレなくなってきました。自分にはちょっと少女漫画すぎます。
また、山本文緒で知った「さよならカラスまたきてね」も久しぶりの快作かとワクワクしましたが、2巻に入るとマンネリというか引き伸ばしというか飽きてしまいました。漫画の2巻目の壁は厚く高く、3巻目を読みたくなる漫画はなかなかありません。
そんな中、とにかく面白い鉄板の「深夜食堂」も最新刊27巻はアレ?という印象でヤバいんじゃないかと心配していましたが、新しいシリーズっぽい「たそがれ優作」が滅茶苦茶に面白いです。4ページのショートショート。作者の引き出しは無尽蔵です。2巻以降も、もちろん深夜食堂も期待したいです。
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「深夜食堂」(25巻)
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バラバラとはこれまで何度も読み返してはいましたが改めて1巻から最新の25巻まで全巻を通して読み直しました。
2006年からの16年、351夜凄すぎます。全くマンネリ感なし、ずっと面白いです。
これまで漫画の最高峰(一番好きなの)は羽海野チカのハチミツとクローバーかなと思っていましたが、深夜食堂がベストであることをしみじみと実感しました。
本屋の漫画コーナーで一番嬉しいこと、最新刊26巻の登場を待ち望んでいます。
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26巻出ていました。駅ビルの天一書房が撤退して丸善がオープンするまでの間の発刊だったので気付きませんでした。これで365夜。
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久住昌之/谷口ジロー『孤独のグルメ2』
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部屋の掃除をすると奥の方から漫画が出てきて、「深夜食堂」、「鬼滅の刃」を1巻から読み直しています。
孤独のグルメも楽しんで2巻に入ったところ、あれ!?これ初めてだ。読むための折り目も付いていない新刊本でした。2015年に続編が発売されてすぐ買ったはずなので7年以上眠らせていました。その時、何かを優先してそのまま忘れてしまったようです。
大いに楽しめました。あまりドラマが起こらない日常感がいいです。18年ぶりなのにスタンス、作画ともに変わらない。ただテレビドラマのヒットの影響か、1巻に比べるとかなり当たりの店が多いです。そこまで美食ではないけど、まずまずじゃないかと自分を納得させる展開もらしくて好きです。
鳥取市役所、東大の食堂が特に面白い。久しぶりに慶応大学の食堂に行ってみたくなりましたが(コロナ以降はもう立ち入れないかも)、実際行っても結局食べないのですが。
大手町のガード下ラーメン屋だけ行ったことありました。
日本には面白くておいしい食堂が沢山あって幸せです。五郎さん、久住さんのようにもっと新しい店を開拓、勝負したいけど、ハズレも多くてどうしても馴染みの店の繰り返しになってしまいます。
(過去の記録からどうも一度読んでいたみたいですが全く記憶なしだったのでそのままにします。)
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丸岡九蔵『陋巷酒家(うらまちさかば)』
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すごく読みたい本がありamazonで買おうとしたところ、kindleの読み放題に登録されていて・・・試しに始めてしまいました。
しかし、その本を読み終えた後は次がない。新しい本、特に文学の新刊本は皆無に近いのでこれじゃあダメです。1ヵ月の無料の後、1ヵ月だけ1000円払って解約です。ただ、この短期間の読み放題で知った「うらまちさかば」が滅茶苦茶楽しい。他愛ない立ち飲み居酒屋でのショート漫画集なのですが、多彩なキャラクターの常連客たちの酔いどれ小話に癒されます。時代背景だけは地球で起きた最終戦争後の少し遠い未来なんだけど、地下街のディープな酒屋の雰囲気だけは昭和というのが可笑しい。最新の6巻からは読み放題でなく有料ですがこれからも「深夜食堂」同様に定期購読確定です。
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西炯子「初恋の世界」(月刊フラワーズ)
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西炯子の新連載。おもしろい。私はアラフォー女子ではありませんが、自分も一緒になって噛みしめるセリフがいくつかあって、読むのに時間がかかりました。舞台は今は東京ですが、鹿児島になりそうです。今後の展開に期待大です。
久しぶりのフラワーズ。来月号には海街diaryの新作が載ります。
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西炯子「カツカレーの日 2」
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西炯子の「カツカレーの日」の第2巻で最終巻。おそらく不人気で打ち切りになった作品の不本意な結末を読むのはどうかとも思ったのですが、好きな作家の最新作なので一応です。
意外と捻った展開にアレアレと引き込まれ、最後は幸せな気分で読み終えました。少々過激な自暴自棄な振る舞いと本物の愛を追求する真面目な自分との間の葛藤は西炯子らしいお約束です。
楽しめました。急転直下の無理なまとめかと想像していたのですが、これは始めから短編の予定、もともとこういうストーリーだったのではと思わせます。
第1巻は、現代のネット世界から見ればちょっと首を傾げたくなる設定や、娚の一生、姉の結婚の後継作品としての期待の大きさからどうなんだろうという心配はありましたが、終わってみれば、これはこれでよくまとまった佳作です。
帯の裏には、『西炯子の新連載 「初恋の世界」 娚の一生、姉の結婚に続く、アラフォー恋愛ストーリー フラワーズ3月号 1月28日頃発売よりスタート!!』とありました。こちらが本当の後継作品ですよというような宣伝です。それでは、期待します。
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安倍夜郎「深夜食堂」(1~15)
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定期的に読み返している安倍夜郎の「深夜食堂」です。
年末年始の休みは短いし、特に行くところはないし、テレビも紅白だけはこの数年録画してまで何度か見ているのですが、箱根駅伝に興味がなくなったので、結構することがなく時間を持て余します。
そこで映画などにも行ったのですが、深夜食堂をじっくり読める(味わえる)のがうれしい。
ハチミツとクローバー、3月のライオン、西炯子の作品などはどこかのタイミングで処分することになると思いますが、この深夜食堂だけは電子書籍ではなく、このサイズで読みたい。最後まで手元に残す漫画だと思います。
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東村アキコ「東京タラレバ娘 4」
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漫画はいろいろと目を通してきて、本当はもっと多くの新刊を待ちたいところですが、最近は4人の作者に落ち着いています。
安倍夜郎 深夜食堂は鉄板の面白さ。
羽海野チカ 3月のライオンの新刊が待ち遠しいです。
西炯子 残念ながら最新作カツカレーの日は早々に打ち切りになりました。
東村アキコ ギャグもの、シリアスものどれも絶品。ヒモザイルという作品が休載に追い込まれて話題になりました。読んでいないので分かりませんが、この東京タラレバ娘で女子をメッタ斬りにした勢いで、男共をブッタ斬ったのではないかと想像します。読みたかった。これからも気にせずにブイブイ言わせてもらいたいです。
この東京タラレバ娘も4巻目に突入です。第3巻で、あれもう落ち着くのかな、終わるのかなとも感じましたが、再び盛り返してきました。長期連載になることを期待しています。
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久住昌之/谷口ジロー「孤独のグルメ2」
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名作「孤独のグルメ」、テレビドラマの大ヒットで子供が親を超えた勢いですが、20年ぶりのまさかの続編登場です。独特のスタイル、空気感そのままの13話。誰もが繰り返してきた一人で食べること、その自由で豊かな時間の断片がこの漫画に描かれています。
日曜日発売なんて本当にあるんだろうかと思っていたのですがちゃんと積まれていました。いろいろと食べたくなる本です。
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羽海野チカ「3月のライオン 11」
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昨日、新聞に全面広告を打った「3月のライオン」の最新11巻です。
将棋のドラマと川本家とのドラマとが交錯するのですが、本巻は、川本家との物語中心です。これはこれで羽海野ファンとしては楽しめるのですが、将棋好きとしては少し寂しい展開でした。
ポスターにあるように「駒音が、心に響く物語。」、将棋ドラマをもう少し多めに読みたいです。ただ、人間ドラマとしては前巻後半からずっと重要なシーンの連続で早くも佳境を迎えています。
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明日は「孤独のグルメ2」、30日に「深夜食堂15」と期待作の発売が続きます。漫画のシルバーウィークです。
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西炯子「カツカレーの日」(月刊フラワーズ)
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男性読者もキュン死させる西炯子の「娚の一生」、「姉の結婚」に続く月刊フラワーズもの新連載「カツカレーの日」です。単行本の第1巻を読めるのはずっと先なので待つしかないのですがとりあえず初めだけ読んでおこうと、月刊フラワーズの1月号を購入したのですが、2月号、3月号と続けて購入してしまいました。内容の面白さもさることながら、500ページ近い分厚い漫画雑誌にもかかわらず570円と安いこともあります。このまま定期購読していくかもしれません。
主人公は、35歳、アラフォーときて、今回は28歳と少し若くなりました。仮想設定街も鹿児島、長崎の九州シリーズから東京(阿佐ヶ谷)へ。まだ3回なのでこれからですが、お相手は「娚の一生」のような中年男性のようです。そして、ムフフものの仕掛けがあって、近いうちのどこかで出会いそうです。来月号が待ち遠しいです。
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ところで、この月刊フラワーズにはその他気になる連載もあります。まず小玉ユキの「月影ベイベ」。なかなか切ないです。既に4巻まで出ているようですが、いきなり佳境から読み始めることになりました。前作の「坂道のアポロン」も途中まで読んでいたはずですが、全巻読んでいない理由を思い出せません。
また3月号には不定期連載の吉田秋生の「海街ダイアリー」の最新作が載っていました。「海街ダイアリー」は何といっても第1巻の第1話(「蝉時雨のやむ頃」)が素晴らしく感動的なのですが、その後はしばらく停滞気味だったので、4巻くらいまで購入した後、一旦、売ってしまいました。ところが最近になってまた面白くなってきて、再度6巻まで揃え直していたところです。
映画化されて6月に公開されます。当然、第1話中心の内容だと思うので鉄板のストーリー、是枝監督とくれば楽しみではあるのですが、長女役の綾瀬はるか、次女役の長澤まさみが、漫画でのイメージと異なるだけにどう仕上がっているのか興味深いところです。というより話題優先のミスキャストだろうと思っているので、それを是枝監督が裏切ってくれるかどうか…。四姉妹の配役の悩ましさという点では現代の細雪でしょうか。
今週末に公開の「娚の一生」と合わせて(こちらも映像化は難しそうなだけに余計に楽しみなのですが…)、久しぶりに必ず観るつもりの日本映画が続けて公開となります。
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羽海野チカ「3月のライオン 10」
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待ちに待った羽海野チカ「3月のライオン」第10巻です。作者の病気、入院で連載が中断されていたそうで、前巻が昨年の9月刊行だったので1年2ヵ月ぶりとなります。先日、「おさらい読本」に続き、1~9巻を再読したので準備万端です。
冒頭に高校生になりショートカットで大人っぽくなったひなちゃんが登場します。思い出したのが、前作「ハチミツとクローバー」(全10巻)で主人公はぐちゃんの描き方が突然大人風に変わり(第7巻)、その他諸々も含めてラストに向けてぐっと盛り上がり始めます。あれ?もしかして何か始まりのサインかとはっとしました(ただ、後で読み返して思い出したのですが、ひなちゃんが髪を切ったのは前巻でした)。
区切りの第10巻、そろそろこれまでに伏線配置されてきた登場人物が絡み合い、経過が少しずつ煮詰り、謎が解き明かされ始め、細い流れが大きな川に合流していくのかと思いきや、まだまだいろんな過去、人間関係が新たに提示されました。この物語はどこまで大きくなるのか、どこに向かうのかまだ不明です。
というより、桐山零と川本家以外については、断片のまま進んでいくのかもしれません。まだまだ先がありそうなのですが、一方ですでに佳境に入っているのかもしれません(序盤のつもりが既に終盤の入り口で、まさに現代の将棋らしい?)。最終的な全体像のなかで、今、どこなのかが分からない、そんな印象を持ちながら「前進の第10巻」(帯)を読み終えました。
ただ、作者のみぞ知るこれからの本筋、ラストのイメージがなければ描けない非常に重要なシーンが最後にありました。おまけ漫画で分かるように体調面でまだ辛いようですが、それにも拘わらず、ピシッと踏み込んだ、作者渾身の1枚です。
ライオンのように闘うのは、A級順位戦最終戦を目指す桐山零、三月町に住む川本一家、それに作者の羽海野チカです。
お楽しみはまだまだ続きそうですが、どこまでいくか。予想で25巻くらいまでではないでしょうか。ただ、2007年の開始からここまで7年間要しているので、残り15巻、これまでのペースだとあと10年はかかります。まず、自分は生きているだろうかと考えてしまいました。
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西炯子「姉の結婚 八」
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「3月のライオン」と並んで新刊を楽しみにしていた西炯子(にしけいこ)の「姉の結婚」、第8巻で最終巻となりました。
前作の「娚の一生」の続編にあたるようなアラフォー女性の恋愛物語。都会で不倫に溺れて傷付いた主人公が故郷に帰ってくる。もう恋なんてしないと思っていたのに、魅力的な男性が現れて・・・。舞台を仮想鹿児島から仮想長崎に移して、穏やかな田舎の空気感・街並み、素朴な人間達の中で、傷心が少しずつ癒されていく。
ベースとなる設定は似ていても「姉の結婚」は前作の健全な倫理感から一歩踏み込んで、ドロドロの人間関係に突入するのかと前半ドキドキしました。しかし、途中からは恋から少し距離を置いて、地道な努力が報われだした専門分野、地元への貢献などに自分の居場所を見つけるようになる。
あれ?どうなるんだろうと読み進めましたが、意外とさっぱりとフィナーレとなりました。若干、期待がすかされた印象は残りましたが、主役級のキャラの強さに地方都市特有の緩さが相俟って楽しめました。
最後は少し回りくどい感じもしましたが、さわやかなハッピーエンドでおしまいです。
西炯子の作品には成年女性(?)を主役に据えるものと可愛らしい少女を物語の主人公とするものがありますが、私はさすがに少女系には付いていけないので、これからも成年女子ものを手掛けてほしいです。次作を楽しみにしています。
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「3月のライオン おさらい読本 初級編」(羽海野チカ)
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新刊を楽しみにしている羽海野チカの「3月のライオン」。普段この手のファンブックは購入しないのですが、作者が体調不良で暫く休んでいると読んでいたので、第10巻は当分先だろうと心の渇望を癒すために手に取りました。
「3月のライオン」は大好きという割には、実は内容をほとんど覚えていなくて、ひなたがいじめと闘ったエピソードくらいしか印象に残っていません。つまり、9巻まできましたが、これまでは登場人物の紹介程度で、本筋はこれからなんだと思います。前作の「ハチミツとクローバー」は10巻でしたが、一体、どこまで続くのか。想像もできません。
で、このファンブックですが、登場人物の深掘りや名シーンの回顧も楽しめましたが、印象的だったのは羽海野チカの作品にかける思い、人物像です。特に印象に残った3つです。
一つ目は、担当友田氏と将棋監修の先崎九段の対談で、第4巻での将棋シーンを描くために元となった郷田九段と三浦九段のJTシリーズでの対戦の棋譜を羽海野チカと友田氏で50回近く並べたとありました。
二つ目は、3人の男性漫画家が羽海野チカを語るというコーナー。「羽海野先生に会って、一番ビビったのは、“リアルはぐちゃん”だなってことだったね。多分、はぐちゃんって羽海野先生自身のことだったんだよ、きっと。」
三つ目は、羽海野チカ先生Q&Aで、零くんやひなちゃんと同じ年代だった頃、どんな人だったかの質問に対して、「内気すぎて人と話せず、ひたすら毎日図書館に通い本を読み、ひたすら毎日絵を描いて、どうやったら自分のような人間が、大人になっても生きていくことができるのかを必死に毎日考えていました。」
並大抵の努力でないことは想像していましたが、遥かに上です。文字どおり全身全霊でよい作品を生み出すことに集中している姿勢に感動しました。
影響を受けやすい私は、来週の会社同僚との飲み会の場所を‘聖地’である月島にしてしまいました。もんじゃではなく、焼肉ですが、流れ次第では、紹介されている「もんじゃ太郎」に行ってみようと思います。
ところで、この本のアマゾンのカスタマーレビューをみると、上から5人とも、アイドルのグラビア不要、これさえなければよかったのにとありました。SKEの松井玲奈なのですが、このグラビアでのインタビューで、羽海野チカのファンと答えて(控えめに書かれて)いますが、以前、「ぴあ」に掲載されたインタビューで、Q「無人島に一冊だけ家にあるマンガを持っていくとしたら?」A「ハチミツとクローバーの最終巻。」と回答していて、松井玲奈は羽海野チカの大ファンなのです。
漫画雑誌の巻頭グラビアでのAKBグループだらけにうんざりされている方も多いと思いますが、この本での起用は、そういうことからなのだと思います。
調べたら羽海野チカは復帰して連載を再開していて第10巻は来月末に発売予定です。9巻まで読み返して備えようと思います。
〔備忘録〕
楽しみにしている新作の年内の発売予定です。
10/23(木) 「黄昏流星群」48巻
10/30(木) 「百合子のひとりめし」
11/10(月) 「姉の結婚」8巻(最終巻)
11/28(金) 「3月のライオン」10巻
12/ 3(水) AC/DC「ロックオアバスト」
12/17(水) 「孤独のグルメ シーズン4」DVD
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