大好きなクラシック音楽、本、美味しいお店、旅行などの記録です。
休日はソファの上でリラックス!
「吉野家 牛すき鍋膳」(日吉)
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私の中の最近の大ヒット、吉野家の牛すき鍋膳です。昨年登場したメニューですが、持ち帰りができないのでパスしていました。冬の定番として再登場した今期、初めて食べてみてびっくりです。やわらかい牛肉にいい按配の割り下、シャキッとした白菜に、豆腐、うどんとバランスよい食材。並のすき焼きではありません。
こんなレベルの高いものを630円で出されたら、すき焼き屋はかないません。
何度か大盛り(730円)を食べたのですが、今日は肉2倍盛(+300円)にしてみました。肉だらけ、うまい。最後の一口分は、卵の漬け汁も含めて、ご飯にかけ、紅ショウガを放り込み、吉野家風に締めました。
卵を追加して、これで990円です。満腹満足です。
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「宮武讃岐うどん」(ららぽーと豊洲)
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今日は、ららぽーと豊洲に入っているキッザニア東京に家族で出掛けました。子供向けの職業体験とエンターテインメントを融合した施設ということで、私はほとんど知識はなかったのですが、多くの友達家族が行っているらしく、子供達はとても楽しみにしていました。
ちょうど午後の部の開始の午後4時に到着したのですが、それなりの混雑で人気の店舗はもう予約できない状況でした。初めは、何でこんな施設で並ばなければいけないんだと意気消沈といった感じでしたが、結構考えられた職業体験の内容にだんだん興味が湧いてきました。私は息子と回ったのですが、RF1(サラダづくり)、消防署、ソフトクリームづくり、ヤマト運輸(宅急便)、総合警備保障と5つ体験できました。
内容もいいのですが、大人を夢中にさせる最大の理由は、子供が着る有名企業のユニフォームのコスプレです。なんともいえない可愛さがあって、(これは私だけではないと思いますが)撮影が止まりません。
そんな中、食事は一時退場して宮武で食べようと決めていました。香川県にある讃岐うどんの有名店。一度理由不明で突然閉店したのですが、香川県内で復活し、東京などにも支店を出したので、経営の主体があの麺を踏むオッチャンからどこかの企業に変わったんだろうなと思っていました。それでも、機会があれば一度食べてみたい。
ららぽーと豊洲に支店があるのですが、事前にネットで調べるとなんだかんだで評価が低い。これはダメなんだろうと覚悟のうえです。平日だからでしょうか、閑散とした1Fフードコートの中で、ここだけは結構並んでいます。
宮武は、ひやひや、ひやあつなど香川独特の呼称の元祖らしいですが、ここではその表記はありません。冷かけの大を注文しました。それにちくわ天とかしわ天です。香川県の宮武には1度か2度行ったと思うのですが、うどんよりもちくわ天が激ウマでさぬきを代表する天ぷらが旨い店の印象です。
提供するスタッフは外国の方ですが、見た目は、本場さぬきうどんです。混じり気ないスープの味を確認したかったので、ネギ、天かす、しょうがなどのトッピングはパスしました。
イリコ出汁のスープです。いやあ、久しぶり、胃腸に沁みます。麺は剛麺風ですが、いい食感です。宮武が剛麺系だったかもはや覚えていないのですが、これは讃岐うどんです。最後に香川県で食べたのは5年以上前なので、遠い記憶の味との比較なのですが、悪くないうどんだと思います。私はもっとむにゅうと柔らかい麺の方が好きなのですが、これもありです。
このうどんがあまり評価されていないのはどうしてでしょうか。
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ちくわ天は最高のものではないですが期待の水準のものです。香川では2つ目を取ることがあればゲソ天かタマゴ天でしたが、今回は気分でかしわ天にしてしまいました。肉汁がじゅわっと溢れて、すごくイケました。
博多/九州系の柔いうどんはたまに食べる機会があるのですが、本場讃岐うどんは久しぶりです。やっぱりいいなあと満足できました。
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「花山椒/青山椒」(三明物産)
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多くの男性同様にラーメン、カレー、餃子などと共に辛い麻婆豆腐が大好きです。
しかし、ラーメン、カレーのようには店で食べません。何故かというと家で満足度95%の麻婆豆腐を簡単に作れるからです。
レトルトのニッポンハムの陳さんの麻婆豆腐、これに絹豆腐一丁。用意する食材には、木綿豆腐と載っていますが、絶対に絹がいいです。
そして、本場の花山椒(しびれ)と青山椒(香り)。三明物産という会社が売っていて、1本1000円です。みなとみらいの陳麻婆豆腐で食べた時もテーブルにこれが置いてあったので、おそらく四川でも使われている本場ものではないでしょうか。実際に刺激的なしびれと香りです。
フライパンに油とゴマ油をひいて、後はレトルト具材と豆腐を1~2分合わせて熱を通すだけで出来上がり。そして、花山椒と青山椒。激ウマです。店で本格派を食べてもよいのですが、このレトルトの水準が高すぎて、ほとんど不要に近いです。
前の瓶が切れたので、通販で花山椒と青山椒を購入しました。
〔2015年11月13日〕
昨日見たテレビ番組で陳健一の長男が、おいしい麻婆豆腐の作り方の裏技として、絹豆腐を事前にグズグズ下茹ですると、水分が抜けて食材と絡み易いと紹介していました。それで作ったところ確かにいい感じでした。それにしても、やっぱり絹豆腐を使っているじゃないかと思いました。
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「車」(銀座一丁目店)
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普段は夜の居酒屋として利用する宮崎地鶏炭火焼の「車」です。大阪、京都、東京に16店舗あります。銀座一丁目店は、山形県のアンテナショップがあるビルの地下1階です。
夜のメニューとしてもおそらく看板のもも焼きを使った「名物もも炭火焼御前」(1000円)がうまいです。
焼き場で炎が高くあがり、熱々の鉄板に移されて、ジュージュー音をたてて提供されます。
歯ごたえがあるのか、かたいのか、微妙ですが、香ばしい炭の香りに、噛みしめるとジューシーな旨味が溢れます。味付けされていますが、3種類の塩につけて味の変化を楽しみます。
芋焼酎が欲しくなる夜のメニューですが、昼間から食べるのもいいです。
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カツカレーはちょっとお勧めできませんが、その他のメニューはどれもそこそこイケます。ただ、どうしてももも炭火焼のジュージューを思い出しながら、定番でもよかったかなあと思いながら食べることになります。
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せせりネギ塩丼も炭の香り、旨味、ネギのアクセントとバランスよく激ウマです。
ランチメニューはどれも1000円と少し高めですが、ポイントを5つためると次回無料なので、6回食べると833円になります。今日はポイントがたまった後なので、無料でいただきました。
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「伊勢廣」(銀座8丁目店)
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たまには旨い焼き鳥を昼から食べたい。
値段は高いけど、伊勢廣が別格の味です。京橋、銀座、新橋周辺に7店舗あり、味は基本同じですが、それぞれ特徴があります。
私が昼に食べに行くのは次の3店。多くのお客さんは、4本丼か5本丼を食べていますが、私は少し贅沢して6本定食を注文することが多いです。
・京橋本店(6本定食 2150円)
隣りの室で大量に下ごしらえしている鳥串を炭火・団扇でパタパタ焼いて、モクモクと煙が上がり、実にうまそうな雰囲気があります。店構えも老舗の味わい。常に5~10人程度並んでいて少し待ちます。焼き場の前のカウンター席になればよいのですが、左奥にある向かい合うカウンターのような席になると残念。これだけの値段を支払うんだから、周りを気にせずにゆっくりと食事したい。最近は避けがちです(複数だと2階のテーブル席のようですが私は経験ありません)。
・銀座5丁目店(5本定食 2625円)
銀座のド真ん中のビルの地下1階にあります。だからか値段が高い。昼の定食もどんぶりか5本定食だけです。ただし、昼でも1本(ささみ)、2本、2本と順番に出してくれます。夜の10本6000円コースも、客のお酒のペースをみて1本ずつ丁寧に出してくれます。客本位の姿勢がうれしいです。値段を別にすれば最高の店。値段が高いせいか空いています。
・銀座8丁目店(6本定食 1850円)
一番安い。2千円超えないので、比較的行き易いです。場所も分かりにくいせいかいつも空いているのですが、今日は満席で少し待ってもらっていました。(私は場所柄)少し歩くのですが、やはり値段が安いので、8丁目店に行くことが多くなります。
串は、半生に仕上げてわさびをのせるささみ、名物の葱巻、軟骨の食感楽しい団子の3本が他店との違いを感じる看板串。これに、もも肉、皮、砂肝、レバーなどで5~6本になります。私はやったことはありませんが、京橋本店では、砂肝なしで団子2本というような変更も受け付けていました(5丁目店、8丁目店では基本4~5本に砂肝は入っていません)。
銀座5丁目店と第一ホテル店とが別のホームページになっているので、暖簾分けなのかと思っていましたが、銀座5丁目店で訊くと、京橋が本店の同じ店ですとのことでした。
鶏肉の旨味十分ですが、どれも軽い仕上がりなので、ペロッと食べてしまいます。7本でも8本でもイケますが、昼なので腹八分でいい感じです。
なお、関係は分かりませんが、同じような大ぶりの焼き鳥を出す横浜の伊勢佐木町の「鳥伊勢」も最高の店です(ずっと関係があるのかと思っていましたが、今気付きましたが、伊勢佐木町の伊勢ですね)。
鳥伊勢や築地の鳥藤の鶏スープは激ウマなのに、伊勢廣の鶏スープはどの店も淡白で全然おいしく感じないのは謎というかご愛嬌です。塩を入れないとか手を加えないとか何か特別な拘りでもあるのでしょうか。
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ムーティ/シカゴ交響楽団「ヴェルディ オテロ」
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ムーティ指揮シカゴ交響楽団によるヴェルディのオペラ「オテロ」です。2011年にシカゴのオーケストラ・ホールとニューヨークのカーネギーホールで演奏会形式で上演した演奏のライブ録音です。
冒頭の合唱にあるようにVITTORIA! 新コンビによる大勝利、輝かしい演奏、録音です。とてもライブ録音とは思えない、オケの厚くダイナミックな響きがきっちりと捉えられています。SACDであることがどのくらい影響しているのか分からないのですが、ゾクゾクするようなハーモニーの細部までクリアに聴こえます。
若手の抜擢とベテランのバランスよい起用に定評のあるムーティなので歌い手たちも万全です。個々の歌手名は最近はよく分からないのですが、テノール、バリトン、ソプラノの甘く伸びやかな声の饗宴に酔いしれます。シカゴ・シンフォニー・コーラスも素晴らしいです。
ヴェルディ最晩年の傑作、有名ないくつかのアリアや合唱もあるが全編が聴きどころとよく言われますが、それがよく理解できる充実した演奏です。
オテロの録音は難しいのか、意外とディスクは少なく、カラヤン盤、レヴァイン盤、チョン・ミュンフン盤を思い出します。聴き比べる気力はないのですが、録音も含めるとナンバー1ディスクの登場といえると思います。
やっぱりムーティはやってくれます。スカラ座辞任後、どうなったんだろうと心配していましたが、まだまだ現代最高のマエストロです。
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ムーティ/シカゴ交響楽団「ベルリオーズ 幻想交響曲」
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秋になるとたまにはコンサートホールで音楽を聴きたいなあと公演予定を見てみます。今年のシーズンで行くのであれば、ムーティとシカゴ交響楽団の来日公演がいいなあなどとつらつら考えるのですが、踏み切れません。
何故かというと公演日である来年1月中旬に気分がクラシック音楽モードかどうか自信がないからです。
3年前、インバルと都響の新マーラーチクルス、1番から5番までの5公演セット券(横浜みなとみらいホール)をおそらく3万円くらいで購入したのですが、9月以降、音楽を聴きたい気分ではなく、結局、一度も行きませんでした。どれも名演だったようでディスク化もされています。しかも、4番のソプラノは大好きな森麻季で、今から考えると痛恨なのですが、当時の気分からはどうしようもありません。
先日、山野楽器に立ち寄り、クラシックの新譜コーナーを眺めていると、ムーティ指揮シカゴ交響楽団のベルリオーズ「幻想交響曲」のディスクがありました。ムーティの幻想ってなんじゃそりゃと、その時はそのまま帰ったのですが、久しぶりに大好きなマエストロの演奏を聴いてみたくなり、調べると、このコンビでの「オテロ」、「ヴェルディ・レクイエム」も発売されていました。折角なので3組とも聴いてみることにしました。
ムーティというと、2000年のミラノ・スカラ座との来日公演を観ました。その時の「リゴレット」と「運命の力」は私の僅かなクラシック音楽生鑑賞体験の中ではベストのものです。チケットは、確か5万9千円だったように覚えています。大変な金額ですが、当時独身最後の時期で自由に使えるお金があり、ムーティ指揮のヴェルディのオペラはミラノ現地でも入手困難と読んでいたので思い切りました。同時期にアバド指揮ベルリンフィルの「トリスタンとイゾルデ」もあり、こちらも思考停止してエイヤで買いました。
すると、なんと広島への転勤。結局、3公演とも新幹線代、ホテル代が追加となり、1回あたり10万円×3回というとんでもないことになりました。常識的金銭感覚をオーバーした出費に、間違ったことをしているのではないかと漠然とした不安に襲われましたが、今となってはいい思い出です。余談でした。
純音楽的なアプローチ、録音もよく弦がレガートで歌っているのが耳に心地よいです。ただ、あまりムーティらしくないというか特徴がないかなあと聴いていたところ、第4楽章、第5楽章ではムーティ節炸裂で、荒々しい追い込みが随所に聴かれて、これこれと満喫できました。
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「九州じゃんがら」(慶應連合三田会)
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慶應大学のOBのホームカミングデー、連合三田会です。私は慶應出身ではないのですが、出店や子供向けのイベントがあるので利用させていただいています。
ただ、今年はパスと思っていたのですが、妻が友達から誘われて息子と出掛けた後、娘が「お母さんまだ、お腹空いた」というので昼食の調達に出掛けました。
九州じゃんがらラーメンです。毎年出店していて、第二の故郷と貼ってあるので、創業者が慶應出身なのかもしれません。九州じゃんがらは結構好きで、銀座にも店があるのですが、何とカウンターなしの全てテーブル、しかもちょっと狭く、相席です。これじゃあ入れません。
持ち帰って、娘と家ラーメンです。
最後に行ったのは池袋店だったと思いますが、本当に久しぶり。どういう味だったか覚えてなく、東京アレンジの印象でしたが、意外と博多風でした。美味しかったです。
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「一風堂」(銀座)
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先週味をリニューアルさせた一風堂、今日は赤丸です。
バリカタで注文すると「麺が細くなっていますがよろしいですか」みたいなことを訊かれました。特に変わったようには思わなかったのですが、うーん、よく分かりません。
スープは、「きめ細かな作りに」との予備知識があったので・・・マイルドかつ濃くなったように感じました。それでも赤丸は赤丸、うまいです。
今回のリニューアルは、これが変わった!と言い切れないモヤモヤ感は残りますが、一風堂の白丸と赤丸がうまいことには変わりません。惚れ直しました。
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カーレド・ホッセイニ「千の輝く太陽」(土屋政雄訳)
2015年10月22日 / 本
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アフガニスタン出身でニューヨーク在住のカーレド・ホッセイニの小説です。大好きな土屋政雄翻訳の本を探している中で見つけて電子購入し、小説なのかノンフィクションなのかも知らずに読み始めました。
先日新聞にアメリカがアフガニスタンへの攻撃を始めてから15年、アメリカの戦争の期間としてはベトナムを抜いて最長になったとありました。
アフガニスタンは1973年に王制を廃止。その後混乱が続き、1979年にはソ連が侵攻します(著者は1980年に米国に亡命)。結局、撤退したのが10年後の1989年。ようやく独立国家として平定するかと思いきや、民族間紛争が激化。しかも大国が提供した武器が大量に残された中での部族どうしの争いは悲惨を極め、多くの市民が巻き込まれて犠牲となります。そして、憎しみ合いの中からタリバンやアルカイダが誕生する。
救世主と思われたタリバンも原理主義的な思想で市民を支配、大仏の破壊などで世界中から批判を浴びます。
混乱が続く中、2001年に同時多発テロが発生し、主犯と目されたアルカイダ、ビンラディンが潜むアフガニスタンへは現在までアメリカによる爆撃が続いています。
40年以上も紛争が続く国家の悲劇です。
沢木耕太郎の「深夜特急」を数年おきに読み直すのですが、今年の夏、電子書籍版では初めて読んで、改めてワクワクするような旅を堪能しました。
その中で、アフガニスタンは、ヒッピーの聖地の一つとしての首都カブールと、美しいシルクロードとが描かれます。本に年代の記載はないのですが、1970年代の前半らしいので、もう少し遅かったらこの旅・この本は生まれなかったことになります。
いつか行ってみたい外国はいくつもありますが、イスラエルやアフガニスタンへ行くことは、私の時代にはもう無理なのかもしれません。
こういう時代背景の中でのアフガニスタン、ヘラートとカブールでの物語。二人の女性が激動の中を力強く生きていく。美しい国土、家族の死、子供、忍耐、理不尽、ささやかだけど確かな幸せ、父の懺悔、マリアム。とにかく面白く、そして感動的。心が何度も揺さぶられます。
中東を舞台とした現代小説を読むのは初めてだと思いますが、その異文化の香りも楽しく、一方で逆境に歯を食いしばって生きる人間の営み、泥臭い崇高さは万国共通です。
余韻の長い読後感、最高の小説を読んだ充実感があります。この小説にめぐり合わせてくれた翻訳の土屋政雄氏にまたまた感謝です。
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「デリー」(東京ミッドタウン)
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デリーでどうしても一度食べてみたかった2番目に辛いメニュー「インドカレー」です。カシミールカレーのインパクトが強すぎて、湯島、銀座、六本木とこれまで10回以上食べていますが、カシミール以外のメニューを頼んだことがありません。
レトルトでは3~4回食べたことはあるのですが、一度、ホンモノをと思っていました。
注文して本を読みながら待っていると、いい匂いが漂ってきて唾が口の中に溢れます。
さっぱりしています。あれ辛くないが第一印象です。レトルトではそこそこ辛かったですが、そんなに辛くない。サラサラですがスパイスの旨さはあります。食べ進めると、顔に汗が吹き出てきて、目もバッチリ、視力がよくなったように感じます。香辛料が脳天に回っています。
うまいです。カシミールの存在感が強すぎて、インドカレーの次回があるかどうか確信できませんが、これはこれで十分にうまいカレーです。
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辛味たまねぎもたっぷりと。いつもはカシミールの辛さから甘く感じるのですが、本来の辛さを味わえました。
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メニューも豊富です。ドライカレーにも惹かれます。
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通路の片隅を区切ったような店の作りになっています。
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「一風堂」(銀座)
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先週木曜日の昼にふらっと一風堂に行くと、「10/16(金)から、白丸、赤丸の味が変わります」との告知ポスターがあり、びっくりです。とりあえず、最後(?)の白丸旧味を美味しくいただきました。
ネットで調べると金土曜日は無料の振る舞いラーメンが提供されるとありました。
翌日、食べるつもりはなかったのですが、どういう状況か見学に行くと、100人以上もしかすると150人以上の折り重なった行列です。普段食べているサラリーマン、観光客とは違う風景。無料とはいえラーメン1杯に2時間も3時間も並ぶかなと驚きです。
で、明けた今週、月曜日は別の予定があったのですが、今週食べられる状況かどうかの視察。すると店の前には3人。いつもと同じ状況にほっとしました(店としてはどうなんでしょうか)。
そして本日昼決行。5人待っていましたが5~10分程度で入店できました。まずは基本の白丸(790円)、バリカタ、Aセット(100円)です。ラーメンは10円値上がりしていました。
パッと見はスープの量がちょっと少なくなったような印象ですが、実際にそうなのかは分かりません。
味は、スープがマイルドにまとまったような気がしました。もともと中洲の豚骨ラーメンに比べると濃い味の博多ラーメンなのですが、それが更に進化したか。ただ、味のベースはこれまでの白丸のままで大きくは変わりません。味が変わったことを知らなければ、おそらく私は気付いていません(辛味をバクバク食べて舌が痺れていますし…)。
それでも、大好きな一風堂のラーメンであることに変わりはありません。うまかです。
前菜で取り放題のピリ辛もやし、からし高菜をつまみ、セットのミニ餃子にゆず胡椒をぬってサクッといただいてから、メインディッシュの白丸です。机上のゴマをたっぷり回しかけてから気合いを入れて啜ります。たまにからし高菜をたっぷり乗っけた白ご飯をかっ込む。大満足の昼の食事タイムです。
それにしても無料の取り放題メニューとAセットの充実ぶりです。たまに他のラーメン屋も試しますが、安いほうでも普通に半ライス50円、ライス100円するので、一風堂との差を感じます。
支払時にスタッフに「そんなに変わらないですね」と訊くと、「きめ細かな作りに」とのことでした。次回は赤丸です。
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「篝」(ラゾーナ川崎)
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銀座にある本店では長い長い行列の「篝(かがり)」です。和風ラーメンの本格派ですが、なぜかラゾーナ川崎のフードコートに出店しました。夜8時すぎでしたが並んでいる人はなくすぐに注文できます。
看板メニューの「鶏白湯SOBA」(880円/銀座店より70円安い)にしました。フードコートなので、出来たらブーブー鳴るヤツを渡されます。
ポタージュといわれるトロリとした黄色い鶏スープです。うーん、うまい。人気も納得の味。おそらくどこかで食べたことのあるスープなのですが思い出せません。
ちゅるちゅるの麺もスープと一体となってズルズルいただけます。どこの部位か分かりませんが、さっぱりした鶏の白肉などの食材もスープによく絡む。
満足の一杯です。ここであれば、待ち時間なしなので他の美味しそうなメニューも試せそうです。
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「GAMBA ガンバと仲間たち」
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大好きなガンバの冒険の映画化です。ドラえもんスタンドバイミーのチームの新作なんだそうで、金曜日の夕刊で初めて知りました。超びっくりうれしい。早速、土曜日の初回で観ようかと思ったのですが、念の為、子供たちに確認すると当然行きたいとのことで、行事のない本日午前中になりました。
ガンバの冒険は、テレビ放送の時の印象が強く、忘れられなくて、随分年月が経過した後に、原作の「冒険者たち」を読み、DVDセットを購入して全26話を懐かしく楽しみました。「しっぽをたてろ!ホホホ ホホホ」。
関心どころは、各キャラクターの描き直しです。一番は怖い怖い白イタチの「ノロイ」、そして、ガンバを始めとしたねずみ達です。イカサマ、忠太、学者、ボーボなどなどキャラの立ったメンバー揃い。おそらく絶対に面白い。こんなにワクワクのリメークはそう滅多にあるものではありません。公式サイトの予告編を見たい誘惑を振り切って、予備知識なしで当日です。
子供達と行くときは、センター北駅のイオンシネマです。
爽快感たっぷりの上質なアニメ映画です。リアルな作画は、この数年のアニメ映画の中では最も面白かった「ナット・ジョブ」に似ています(ベイマックス、インサイドヘッドは期待外れ・・・ディズニー低迷中)。あちらはリス、こちらはネズミです。
基本的な設定はテレビ版と同じなのですが、テレビ版から酔っぱらいのシジンがいなくなって、マンプクが入っています。ガンバの相棒はボーボではなく、マンプクに入れ替わっています。
容貌は一新、特に学者の変身は笑えます。面影があるのはボーボくらいです。ノロイも変わりましたが滅茶苦茶に怖いところは同じでさすがにこのアニメの肝心要のツボをよく分かっています。
日本でこんなにレベルの高いアニメが制作されるとは、うれしく誇らしくなります。
とにかく面白いのですが、あっという間、帰宅して調べたら92分でした。通常の映画であれば、ダラダラ2時間20分とか長くしないで、昔の映画のように1時間30分で十分だよといつも思っているのですが、これは2時間くらいはやってほしかったです。ただ、92分だからこそのスピード感があり、2時間以上だとまた印象が違ったのかもしれません。
ガンバと仲間たちは最高です。
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「JIN」(センター北)
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センター北駅の青森煮干し中華そば「JIN」です。
前回は基本メニューの煮干しラーメンでしたが、今回は「極煮干しラーメン」(820円)にしました。
煮干しのコクが口の中に沁みます。うまいです。スープは、濃厚というか動物系と合わせているようで、とろっとしています。基本の煮干しラーメンは醤油スープだったのでこれは別ものスープです。
ちょっと載ったタマネギ、棒状のシナチクもいいアクセントになっています。満足の一杯です。
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