「タワレコ女子ジャズ部のお料理レシピみたいな音楽案内」

              

 タイトルに惹かれて購入した一冊です。タワーレコードに勤務する女性社員(部署はバラバラ)でジャズ部に加入しているメンバーが推薦盤を紹介するというものです。女性にはとっつきにくいジャズを販促するプロジェクトチーム、さてそのセンスやいかに。

 200枚近いアルバムが紹介されているのですが、ほとんど知らないディスクです。聴いたことがあったのは4~5枚だけ。その他の大半のアルバムは聴いたことがないだけではなくて、そもそもの存在を知らなかったものばかりです。必ずしもジャズではなくてボサノバ、シャンソン、イージーリスニングなどなど多様なジャンルのワールドミュージックの中からの選択のようです。おそらく聴きやすくてお洒落な音楽アルバム。

 この手の推薦本は有名なディスクを中心に紹介されることが多いので、この構成は意外でした。ジャズの代名詞であるビル・エヴァンスは5枚ですが、マイルス・デイビスは1枚だけ。ジョン・コルトレーンなどサッスク奏者のものはゼロのようです。

 既成概念にとらわれないゼロからのピックアップだったのでしょうか。なかなかやるなあという印象です。ただ、ほとんどのディスクを聴いたことがないので、これらの推薦が真っ当なのか、センスの良いチョイスなのかが分かりません。想像すらできません。かといってこれらのディスクを今更聴いていくお金も時間もありません。

 推薦の言葉が思い入れ強くコンパクトにまとめられているので、気になったものから少しずつ聴いてみようと思います。とりあえず3枚です(うち2枚がビル・エヴァンスというのも好み・選択がえらく保守的ですが・・・)。どれもこれまで聴いてきた音楽とはちょっと違っていて面白かったです。



            

『日常から離れて自分時間を過ごしませんか?』 トミー・ゲレロ「ソウル・フード・タケリア」


            

『陶酔ってこのことです。』  ビル・エヴァンス「フロム・レフト・トゥ・ライト」


            

『79分の幸せとは・・・。』  ビル・エヴァンス「ザ・ビル・エヴァンス・アルバム」


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「桂花」(新宿ふあんてん)

          

 伊勢丹メンズで買いたいものがあり久しぶりの新宿です。買い物後は何を食べようか。今回は下調べをして、ある店でゆっくりランチをいただこうと考えていたのですが、満席で待つ気分でもなかったので、また「桂花」です。

 いつもの「五香肉(ウーシャンロー)定食」(950円)です。この豚の肩ロース肉の香り揚げは本当に美味しい。クセになる味と食感です。やはりこの新宿店のものがイケます、渋谷店の五香肉は揚げ方が固いです。桂花ラーメンも昔のようにもう少しクサくてもいいのですが、これはこれでさっぱりと美味しくいただけます。

 ご飯と漬物もついてお腹一杯、大満足です。

          


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