君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

ライアとわたし

2013年03月22日 | ライアのひびき レッスンで想うことなど

こんにちは、岡山の八木真由美です。

ライアの魅力と出会いについて 

書いてみます。

 

ライアはひざにのせて奏でる小さな竪琴です。

リラともよばれています。

透明感にあふれるリラのお花が光にゆれている、

そのような感じでしょうか。

 

 

出会いは1997年の初夏でした。

その頃、四歳になる末娘に、

心にやさしく語りかけるような楽器をさがしていました。

そして可愛らしいペンタトニックのキンダーライアを贈りました。

が、どうやら夢中になったのはわたしの方で・・・、

まもなくコロイソプラノライア35弦を手にして、

幸せいっぱい・・・、やさしく弦にふれ 

その清らかなひびきに 心をときめかせていました。

 

 

 

はじめての弦楽器、

調弦をするのも まるではじめてです。

触れる時はやさしく丁寧に、

まるで赤ちゃんをだっこするようです。

それは今もおなじ

ケースからとりだすときの感触は昔のままで、

ひざに抱くとやさしい気持ちがふんわりとするのです。

 

光る透明な音色

静けさを生むひびき

風にそよぐメロディー

月の光と語らう夜にも

小鳥たちのあいさつにこたえる時にも・・

いつもかたわらにライア。

 

その魅力とともに18年がめぐりましたが、

「ずっとずっと大好き」っていうのは・・

こういうことなんだな、と思っています。

 

不思議なことに同じ頃、(90年代後半)

地元倉敷の親しい友人二人が まるで申し合わせたように、

全く同じコロイライアを手にされたことを知りました。

 

『三人で奏でてくださいね~。』と天使たちに言われているようで、

自然に練習が始まりました。

 

奏でたい気持ちのままに、

しだいに曲のレパートリーも増えてきます。

練習はとても楽しいもので、

ヒーリングになるくらい気持ちがいいのでした。

衣装も天使のようなふんわりとした真っ白いものを揃えました。

 

練習を始めて三ヶ月ほど経ったころから・・

幼稚園、病院、教会、カフェ、学校

感謝祭、TVの生放送、クリスマスパーティー・・・、

初心者のわたしたちはたくさんの機会を与えていただき

その度にどきどきしながらも楽しく演奏させていただいてきました。

 

ライアという楽器をまだまだご存知ない方がほとんどでしたので、

ご紹介をするお役目のような・・そのような時期でした。

 

楽しいグループ演奏を2~3年経験させていただいた後

それぞれに活動の場が変化していったのをきっかけに

私は一人で演奏をさせていただくことが増えてきました。

 

三人で奏でていた時には 楽しいばかりでしたが、

一人の演奏は胸がどきどき、最初の頃は手足がふるえるほどの緊張です。

しっかりとその時空間に存在し 

表現することを喜ぶ・・・その境地に至るには 

体験を重ねるしかありません。

 

なかでもたくさんの方々の前で 

定期的に演奏をさせていただく機会をいただいていた頃・・、

ライアの音がポロンと始まると、

みなさんがす~っと気持ちをあわせてくださり、

その静かな音色とともに 静寂につつまれる・・・

そのような体験をいただいてきました。

 

演奏者も聴き手も、その小さな光に 

そっと耳を澄まし 意識をむけて、

ともに奏でているような すてきな空間でした。

 

宇宙は、すべて一体のいとなみのなかで織り成されているのだなぁ、と

 体感させていただく時空間でもありました。

そのような場をいただき、音を奏でる者として

育てていただいてきたのだ・・・と思っています。

 

ふだんは、

月夜に窓辺で、

庭の小鳥たちと、

緑の風に吹かれて、

陽だまりのリビングで、

音という光に出会っています。

 

ここのところ一人で演奏をすることが中心になっていましたが、

ライアに心惹かれる方からのご希望もあり、

練習の場をひらいています。

20代の頃、音楽(オルガン講師)の仕事をしていましたので、

なつかしい感覚が呼び覚まされますが、

音を奏でることの素晴らしさや 

たくさんの感動の経験を重ねてきた今、

もっと深く共に感じながらのレッスンにしてゆけるのではと思っています。

 

 

 

ライア教室の詳細はこちらをご覧くださいませ。

 

 

 

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