8月上旬 条間の夏草刈も最終の頃。
7月中旬からの晴天続きで、
田んぼの溝もすっかり乾き、
畑のようになっています。
草刈りの作業は楽にできる状態ですが、
「雨」を待ち望む思いが日に日にふくらみます。
稲たちに、ごめんなさい~、
と言いたい気持ちです。
でも、お天気ばかりはしかたがないのです。
けれども、よく見ると、
稲たちはしっかりと根を張り、
たくましく分けつをしています。
自然農ならではの力づよい営みです。
まぶしい日差しを燦々と受けて、
畔では小豆も育っています。
乾燥して土が白くなった頃に、
種を降ろしましたが、元気です。
よく見ると、葉を立てて陽ざしを逃がしている感じ。 ↑
待望の水が、8/12に入りました。
しみじみとうれしいです。
わたしの心も身体もほっと一息。
田んぼのいのちたちと、
一体なんだなぁ、と感じます。
よかったね。気持ちいいね。
さらなる成長にむけて営み盛んに・・。
夕暮れ、穏やかな気持ちで、
田んぼ全体をながめる幸せなひと時。
昨日、今日8/16 大粒の雨が天から降りそそぎ
さらに嬉しい8月中旬です。
実際、あまりの晴天続きの頃は、
雨の降り方を思い出せないほどでしたから・・。
夕立があると「奇跡」なのでは、と思うほど。
自然なことなのに・・・ね。
小豆ものびのびと葉を広げ、 ↑
すこやかに育っています。
畔の黒大豆も、こんなに育ちました。
うれしいです。
さぁ、八月も半ばを過ぎると、
稲は子どもづくりの営みとして、
幼穂形成期へと入ります。
茎が丸くしっかりとする中で、
幼い穂が育ち始めます。
その頃になりますと、
根から養分をすいあげていますので、
田んぼに入ることはいたしません。
根を損ねないように・・です。
これから先の夏草たちは、
生える(伸びる)に任せておきますよ。
8/16 自然農実習田 全体の様子。
次回の稲作教室は9月・・・・、
お米の開花交配の頃になります。
楽しみな秋のおとずれです。