君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農のお米づくり 2020年の稲作教室が始まりました。

2020年01月20日 | 自然農稲作教室2020年

2020年自然農稲作教室

第一回目は1/19(日)でした。

穏やかな天候に恵まれ

畝づくりの作業をいたしました。

 

 

今年からご参加の方々には

実習田をご案内して

耕さず 自然に沿ったお米づくり18年目の

ふかふかとした畝を感じていただきました。 

 

 

冬の草が元気に顔を出していますね。

 

昨年末にふりまいておいた藁をそっとよけると

耕さない田んぼに見られる亡骸の層があらわれます。

亡骸の層は、過去の豊かな営み、

そのいのちの歴史が重なったものです。

それらも実際に手にとってご覧いただきました。

 

 

お米を栽培している実習田の東隣に

休耕田があります。

  

 

こちらはご近所の方の田んぼで、

栽培をやめられて久しく

草刈りが大変なので使ってもらえないだろうか

と打診されていました。

 

耕さず、

草を生えるに任せて三年が経過した田で

自然農実習田のすぐ隣でもあり

「新たな田んぼの畝づくりを経験してみたい」

と言う声も聞いていましたので

今年から取り組ませていただくことにしました。

 

 

持ち主の方が、昨年、草を刈っておられたので

田んぼ全体の姿が一目でわかり

すぐに畝づくりの作業に取り掛かることができます。

 

まずは、ロープを周囲に張り

スコップ幅で溝を掘り、

畔の幅を広げる作業をいたしました。

 

溝を作るのが目的ですが、

同時に畔をしっかりとしたものにしました。

 

東と北は慣行農法の田んぼでもあり

できるだけ自然農田との境界は

しっかりとした畔にしておきたいと思います。

 

 

溝は深すぎず 浅すぎず・・・。

大切な水路となりますし、

畝の通気をよくするためのものでもあります。

 

 

畝づくりは、冬に行うのが理想的です。

 

草の勢いも静かな時期ですし

春から始まるお米づくりにむけて

冬は、

田んぼを整える準備期間でもあります。

 

 

 

スコップで堀り 

溝の底をさらったり整えるにはクワで・・。

 

 

周囲の溝堀が終わると 

中央に一本幅広の溝を作りました。

スコップ二幅分の広さです。

掘った土は 畝にばらまいて砕いておきます。

 

 

刈られた草は 均等に畝に戻す予定ですが

もう少し作業が続くので

次回までこのままにしておくことにいたします。

 

 

北面の畔幅が広がり 

溝も美しく仕上がっています。 

 

こちらは東の畔です。↓

直線で30mくらいでしょうか。

 

 

実習が終わり

南東から眺めてみました。

 

 

こちらは西の稲作実習田との境界の畔です。

夏になったら大豆の種を降ろす場所です。

 

 

次回二月には、さらに南北に四本の溝を作り

細長い六つの畝にする予定です。

 

 

お米を栽培する場合は

やや幅広ですが、このままでOKですね。

麦や野菜を育てる場合には溝を増やして 

もう少し高畝にして排水をはかります。

 

 

今、イメージしているのは畑にして

麦栽培を中心に取り組んでみようかと

思っています。

 

八木真由美

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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