うららかな陽ざしの暖かな日は
田んぼ日和です。
麦の周囲の草取りに
いそいそと出かけてきました。
今年は蒔き時が少し遅くなり
生育はゆっくりに思われます。
先月とそれほど変化がないようですが
霜が降りるこの時期は
いのちの営みはゆっくりゆっくり
これでいいのかなとも思います。
けれど畝の一部にばら蒔きしていた麦は
つやつやと元気に輝いています。
たくましいですね。
ばら蒔きの場合は草取りはせずに
収穫までそのままにしておきます。
↓
点蒔きした部分は
この冬に一回通り草取りをすませて
春まで見守ります。
次の写真は畑に点蒔きした大麦です。
冬の草草も元気ですね。
↓
昨年お米の収穫後にふりまいた
稲わらの下から元気いっぱいに
いのちを輝かせています。
稲作の畝ではこれらの冬の草草は
生えるに任せています。
今年も春を待つ実習田にて
一月から自然農稲作教室がはじまりました。
耕さず18年目をむかえ
豊かないのちの園となっています。
虫たち、小さな生きものたち
鳥たち 目に見えない微生物
年々少しずつ姿を変える豊かな草草とともに
自ずから然らしむる自然界生命界に
沿い 応じ 従い 任せる
そのような心で、そのような在り方で
お米 麦 大豆などを
大切に育ててゆきたいと思います。
自然農稲作教室
八木真由美