エドガー・ケーシーがフルトランスの状態で質問に答える形での治療に対して、人はそのような能力があるのだとごく自然に納得が入ります。なぜなら、ミルトン・エリクソンの催眠療法を学んで以来、また、宇宙存在バシャールのチャネリングを目の当たりにして、自分自身の潜在意識に尋ねる経験を通してもそれがリアルな現実のこととなっています。紙がセピア色になった古い書籍を図書館で借りて読み進めることも、実に興味深く、楽しいです。地球の医学として完成されている古方漢方の傷寒論・金匱要略の著者である張仲景も医者ではなかったと聞きます。現代を生きる私たちからみると、なんと偉大な人たちなのでしょうね。
エドガー・ケーシー 健康ハンドブック
『一生を健康に保つ秘訣』より抜粋
すべての健康、あらゆる種類の治癒力とは、内なるバイブレーション波動を変えることである。すなわち身体の生きた組織の中にある聖なるものを創造的なエネルギーへと同調させることである。それだけが治癒となる。生きている細胞の諸力の原子構造を、その霊的資質に同調させることによって治癒しているのである。
つまり『考えるがごとくに人は在り』と言われるごとく、その心、その身体、その魂は同類を求めて広がってゆく。
正しく生き、賢く食べ、あまり悩まず、人生に明るい見通しを持ち続けたならば、人は120歳か121歳まで生きられるだろう。
病気は肉体以外の影響が強い。「腸を流れている血液と同じ血液が脳を流れ、同じように、悩んだり心配したり恐れている脳を流れている血液が腸に流れているのだよ。つまり精神的緊張は肉体をも蝕むのだ。」
誰しも、胃や肝臓を患わずに隣人を嫌うことはできません。消化力をめちゃめちゃにし、心臓を不調にせずに隣人に嫉妬したり怒りの矢を向けたりすることはできません。
腹を立ててはいけません。身体を呪ってはいけません。そういうことは、良くない食べ物を食べてできるよりずっとたくさんの毒をつくります。
もしあなたが働き過ぎだ、と考えるなら、それはたいん重荷なのです。けれども、いい機会だと思ってせっせと働くのなら、決して身体に重荷にはなりません。
あなた方は祈るべきときに、なぜ嘆くのですか。
すべての治癒は内なる聖なるものからやってくる・・・。だから身体または心的病を癒そうと思うならば態度を変える必要があり、生命の諸力が破壊的でなく建設的になるようにする必要がある。憎しみ、悪意、嫉妬はそれだけで人の心、魂、身体の中に毒を作ります。
あらゆるものを感じることのできる身体が、現代では軽視され、無視され、誤用されていることに私は驚くのだ。それに比べ、太古のギリシャ人は身体に敬意をしめし、崇拝し、毎日、身体に責任をもって生活していたようである。身体を通してはじめて身体でない部分、つまり私たちに大きな喜びをもたらし、私たちを人間として存在たらしめる心や霊性とが十分機能することができるのだ。
歩いているときでも、静かに立っている時でも、横になっているときでもいいですから、三0秒から一分の間、静かに瞑想しなさい。そうすれば元気になります。静まった自己に向かって元気さが流れ出してくるのが肉体的にも分かるようになるでしょう。
発行 1993年8月10日
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