1967年
広島カープは十二日、広島市基町の球団事務所で井上弘昭外野手=電電近畿=ら三人の入団を発表した。井上外野手は広島がドラフト会議でトップにリストアップした期待の打てる外野手。パワーと長打力が魅力で、ノンプロ時代の最高打率は昭和四十年の3割7分、電電近畿の四番打者で、本塁打は五か年の通算三十本。昨年は社会人野球のベストナインに選ばれた。また同年、東映がドラフトの第二位に指名するなど、早くからスカウトに注目されていた逸材。入団発表三人のうち、出席者は井上一人だけだったが「プロ野球はあまり見たことがない。レギュラーをめざしてがんばるだけです」と話していた。
入団三選手の略歴次のとおり
井上弘昭外野手(23)=176㌢、78㌔、右投げ右打ち、北陽高ー電電近畿。
片岡一美捕手(18)=173㌢、70㌔、岡山関西高、右投げ右打ち、関西高一年生の秋レギュラーで打率は3割1分、本塁打一本。二年生の三月に家庭の事情で退部した。
西山敏明捕手(20)=176㌢、75㌔、津山商ー駒大中退、右投げ右打ち、高校時代は四番で中堅手。一昨年巨人がリストアップしていたもので、ことしの秋季練習でテストの結果、採用が決まった。
広島カープは十二日、広島市基町の球団事務所で井上弘昭外野手=電電近畿=ら三人の入団を発表した。井上外野手は広島がドラフト会議でトップにリストアップした期待の打てる外野手。パワーと長打力が魅力で、ノンプロ時代の最高打率は昭和四十年の3割7分、電電近畿の四番打者で、本塁打は五か年の通算三十本。昨年は社会人野球のベストナインに選ばれた。また同年、東映がドラフトの第二位に指名するなど、早くからスカウトに注目されていた逸材。入団発表三人のうち、出席者は井上一人だけだったが「プロ野球はあまり見たことがない。レギュラーをめざしてがんばるだけです」と話していた。
入団三選手の略歴次のとおり
井上弘昭外野手(23)=176㌢、78㌔、右投げ右打ち、北陽高ー電電近畿。
片岡一美捕手(18)=173㌢、70㌔、岡山関西高、右投げ右打ち、関西高一年生の秋レギュラーで打率は3割1分、本塁打一本。二年生の三月に家庭の事情で退部した。
西山敏明捕手(20)=176㌢、75㌔、津山商ー駒大中退、右投げ右打ち、高校時代は四番で中堅手。一昨年巨人がリストアップしていたもので、ことしの秋季練習でテストの結果、採用が決まった。